珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

genmiさんを迎えて

2020-11-21 14:47:24 | オフ会
14日の土曜日、genmiさんを迎えてオフ会を行いました。genmiさんとお会いするのは、コロナが日本でも広がりを見せていた2月末に訪問して以来となります。genmiさんのご来訪は、これで2回目です。前回は2017年の10月でしたから、約3年ぶりとなります。この3年の間に、二人ともMFPCのユーザーになりました。当方のシステムは、他の面でも大きく様変わりしました。プリアンプの導入、絨毯の撤去、機器の配置換など音に効く変化点が多かったので、genmiさんの印象が楽しみでもあり、恐くもあったわけです。

最寄り駅で待ち合わせ、ランチに壺中天へ向かいました。6月のオフ会でMFさんとご一緒して以来、今年2度目です。さまぁ~ずの番組以降、焼きそばやさん(想夫恋)は込み合っているのでオフ会では使いづらくなりました。genmiさんはチャーハン、私は台湾風の日替わりランチをオーダーしました。


このところ横浜方面は好天続きで、この日も見事な青空が広がっていました。ちょうど街の紅葉も見頃で、genmiさん、街並みを気に入っていただいたようです。横浜の田舎のような場所なので、緑だけは豊富にあります。住んでいる街を褒めていただくと、それはそれで嬉しいものです。


この日はMFPCの再生がメインで、残った時間でアナログを聴いていただきました。以前はCDケースの現物も持ち出していましたが、探すのが結構大変なので、コントロールPCの画面を操作兼楽曲提示用に使います。ここはリビングルームではないので、大きいディスプレイを置くことはできません。


genmiさんからは、選曲をお任せいただきました。どのジャンルも聴いていただける方なので、ジャズ、クラシックから入りポップスまで一通り聴いていただきました。普段通りということで女性ヴォーカルが9割くらいだったでしょうか。オフ会では珍しくサザンもかけてみました。これが前半戦です。休憩の後は、定番の遠藤響子の「ここにいる」 を含めて、genmiさんの持ち込み音源を聴きました。ビージーズのライブが特に気に入りました。最後は、「別れのサンバ」など70年代の邦楽をアナログで。例によってあっと言う間の4時間でした。

3年前にも厚めの中低音を特徴として挙げられていましたが、今回は低音が締まったこと、高音とのバランスがとれていること、音の見通しがよくなったことを指摘いただだき、正直ホッとした次第です。特段の注文がつかずに多様な楽曲を楽しめているご様子でした。ある意味当方が目指している姿でもありましたので、嬉しかったです。3年前の訪問時にgenmiさんに指摘いただいた絨毯の件、時間がかかりましたがようやくの宿題提出となりました。加えて、プリアンプやMFPCの貢献もあったのではないかと思われます。

genmiさんとはMFPCだけでなく、Octave使いという点でも共通しています。Octaveが新しいプリメインアンプV70 Class A を出したことをランチの際に知りました。genmiさんがお使いのV70 SEとは別コンセプトのアンプです。私自身、アンプには一段落感がある上に、今年はオーディオショウも無く、Octaveの動向には疎かったです。某所で開かれた試聴会では、新アンプだけでなくフラッグシップ機のV80SEも聴かれたそうです。今後のgenmiさんの路線にどう影響するのか、気になるところです。

最後に感想戦を行い、音楽やオーディオ、さらにはオーディオ仲間の話をさせていただきました。コロナ禍の合間を縫って、何とか相互交流が実現できてよかったです。また時間を置いたところで、サウンド交流をさせて下さい。
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新しいHUBを試す

2020-11-15 16:49:49 | オーディオ
2月以降、遠方への出張を控えていましたが、先週、久しぶりに中京・関西方面に出張する機会がありました。新幹線は従来の7~8割程度の混雑具合でした。大抵の仕事は在宅でできることを実感していますが、中には現場に行かないと始まらない仕事もあります。コロナ収束後は、在宅と出張が残り、横浜や東京への会議目的の出社は減っていくことでしょう。早朝、ホテルから眺めた姫路城です。やはり現物を目の当たりにすると、西へ来たことを実感します。出張中の関西は方面はかなりの冷え込みとなりました。


さて、オーディオシステムで使用しているHUBの話です。MFさんからエレコム製のプラスチック筐体のHUB、EHC-F05PA-B(左)をご紹介いただきました。拙宅では音の良いHUBとして評判の高い、PLANEX製のFX-08miniを使用しています。一気に入れ替えずに、聴き比べをするつもりで購入しまいた。実は届いてすぐに接続したのですが、間違って12V出力のUSBケーブルを刺してしまい、お釈迦にしてしまいました。MFPCがいつまで経っても立ち上がらなかったので、HUBを確認したところ、何やら焦げ臭いにおいが・・・。


HUB自体は安かったので、再度アマゾンでポチり、仕切り直しとなりました。まだ使い始めて間もないですが、耳タコ音源で、音の鮮度が上がっている印象を受けました。HUBで音が変わることはネットワークオーディオの世界では知られていますが、MFPCも同様だということです。EHC-F05PA-Bは通信速度が100Mbpsと遅いことが特徴ですが、その点はFX-08miniも同様です。プラスチック筐体⇔金属筐体の違い、ポートのアクセスランプの有無、消費電力の違いが影響しているのかも知れません。

変えた直後は実力以上に音が良く聴こえてしまいます。年内までは、FX-08miniと行ったり来たりしながら、音の特徴を把握することにします。FX-08miniは生産終了となっており、良い情報をいただきました。
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chibiさん、相互訪問

2020-11-08 17:06:19 | オフ会
いよいよ11月に入り、今年も残り2か月を切りました。早いですね。さて10月31日、比較的近所にお住いのchibiさんと相互オフ会をさせていただきました。chibiさんとは、昨年6月の相互交流以来となります。前回同様にダブルヘッダーでした。同じ音源を別々のシステムで聴くので、システムの特徴も掴みやすくなります。前半がchibiさんのお宅、後半拙宅の流れでした。午前中に部屋の掃除、MFPCでの音出しを済ませて、chibiさんのお住いの方面へ向かいました。この日、夜は結構冷えたのですが、日中は穏やかな陽気でした。


最寄り駅で待ち合わせて、さっそくお部屋に向かいました。chibiさんのシステムは、リビングと隣り合わせのお部屋に展開されています。下流のシステム構成、配置は大きく変わっていないようでした。以前のオフ会ではTVに毛布がかけられていましたが、今回はPCを操作する際のモニターとして使用しました。


前回からの変化点は、最上流がLINN のKLIMAX DS からトラウトマン大佐さん製作によるPCへ変わったことです。下段の黒い筐体がPCです。サウンドカードでDA変換し、アナログ出力をNaguraの真空管式のプリアンプへ送ります。サウンドカードというと、どうしても初期のPCオーディオのイメージがありますが、先入観で音が決まるわけではありません。電磁波対策をはじめ、このPCには大佐さんの拘りが詰まっています。最上流では他にクロックがあります。ハイレゾと通常のCD音源では手動でクロック設定を変える必要があります、


最下流はキソアコースティックのSP、HB-X1 とスーパツィータのKITHIT HIT-ST2 です。HB-X1はユニットのネジを弄り過ぎたとはchibiさんが言われていましたが、特に気になるような点はありませんでした。前回もHB-X1 は内振りでしたので、これがchibiさんにはしっくり来るのでしょうね。
  

再生はPC上のソフト「JRiver Media Center」で行います。私の記憶では、オフ会で聴くのは初めてかも知れません。楽曲はアルバムアートからも選べますし、フォルダ構成を追うことでも選べます。パっと見た感じ、Roonよりも音源の検索はし易そうでした。


私が以前に持ち込んだ音源もありましたし、各所のオフ会で使われた音源もいくつか散見されました。この辺りはベルウッドさんの雰囲気がします(笑)。この他にFM音源や、アナログレコードの録音音源、各種のライブ音源など大佐さんのお薦め音源も入っていました。


午後1時~3時まで、やや慌ただしくもありましたが、ジャンルを跨いで聴かせていただきました。非常に音がスムーズで自然に聴こえました。前回の聴かせていただいたDSとの差異を実感しました。PC単体にすることにより、ネットワーク系の影響を受けにくくなったことが効いているのでしょうか?勿論、大佐さんのチューニングは大前提かと思います。ピリスやポゴレリッチのピアノの音が伸びやかでした。音場の形成は、奥行きよりは、前に出す感じです。これは前回同様で、ライブ重視のchibiさんの音作りです。

前半戦終了後、約1時間の移動を経て、拙宅オフを2時間ほど行いました。前回からの変化点は、①MFPCの導入、②絨毯撤去、③部屋のクロス張替え、④機器配置替えとなります。随分と弄りました。まずは当方の選曲でジャズ多めに、ジャンルを跨いで聴いていただきました。続いてchibiさんの持ち込み音源(前半戦で聴いた曲)をかけました。MFPCにより音が澄んで綺麗になったとのご感想です。一方で、「音の方向性は変わりませんね」とも。MFPC自体に味付けはなく、やはり鳴らす人次第で出音は決まるということ、かと思います。

オフ会終了後、長津田駅近くの居酒屋で軽めの感想戦を行いました。お互いのオーディオ構想など語りながら、今年数少ない飲み会を楽しませていただきました。chibiさん、相互交流ありがとうございました。また定点観測、お願いします。あと、とんかつも是非(笑)。
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紅葉の甲武信ヶ岳

2020-11-01 20:12:27 | その他
10月24日~25日、奥秩父の甲武信ヶ岳に登ってきました。男性3名、女性1名のパーティーでした。甲武信ヶ岳は日本百名山にも選ばれていますが、なかなか登る機会がありませんでした。漸く念願が叶いました。この山域は千曲川の水源地としても知られていますが、他に荒川、富士川の水源も近いです。両日とも好天に恵まれた上、紅葉も見頃でした。朝の氷点下は想定内でしたが、痺れる寒さに冬近しを感じました。昨年の天狗山同様に、須玉インターから川上村を経由して、登山口を目指しました。

登山口の毛木平に車を止めて、1泊2日の山旅スタートです。絶好の登山日和で、駐車場はほぼ満車でした。秩父多摩甲斐国立公園とありますが、ここは長野県です。


しばらく千曲川沿いに進みます。さほど勾配がきつくないので、いいペースで登りました。かなり上流に来ても、なかなか水の勢いが弱まる気配がしませんでした。



そうこう歩いているうちに、水源地に到着です。ここで銘々、源流の水を汲んだり飲んだりしました。まろやかな水です。この水で飲むお茶、美味しいそうです。


源流を離れると一気に急登となりました。甲武信ヶ岳のピークを越して、この日の宿である甲武信小屋に到着です。コロナ禍で予約を制限しているようでしたが、かなりの登山客が泊まっていました。NHK BS「にっぽん百名山」で甲武信ヶ岳を案内した山田さんが、たまたま宿泊されていて、夕食後に皆さんで録画映像を見ました。鉄瓶で沸かした湯で飲む焼酎で、体も温まりました。水は笛吹川(富士川)の源流からポンプで汲み上げています。夕食/朝食の白ごはんが妙に美味しく、水の力を実感しました。


翌朝、凍てつく寒さの中、6時半に小屋を出発して、甲武信ヶ岳に再登頂です。前日は雲で見れなかった富士山の雄姿を拝めました。やっぱり北方から眺める富士、いいですねぇ。


甲武信ヶ岳の山頂に到着です。ちなみに、ここは山梨県、埼玉県、長野県の県境にあります。甲武信とは、甲州、武蔵、信州の頭をとって付けられた山名です。埼玉県と長野県が接しているイメージは持ちにくいですね。


金峰山・瑞牆山の向こうに南アルプスの山々が広がっています。北岳をはじめ白峰三山には雪が積もっています。右側には甲斐駒ヶ岳、一部仙丈ケ岳も見えます。


八ヶ岳が真正面に見えます。諏訪側から見ることが多いので、裏から見るのは新鮮です。


浅間山です。こちらも冠雪しています。軽井沢や小諸は雲海の下です。


甲武信ヶ岳から先は、長野県と埼玉県の県境を進み、十文字峠を経由して毛木平を目指しました。コース中の最高峰、三宝山から見た甲武信ヶ岳と富士山のツーショットです。


青空の青と紅葉の赤、それに苔の緑を目に焼き付けながらの登山となりました。奥に見えているのは関東平野越しの筑波山と思われます。



両神山をはじめとする奥秩父の山々の向こうは、高崎、前橋方面です。更には赤城山や武尊山が見えているはずです。


十文字峠から毛木平へ一気に下ります。木々を見上げるとこんなシーンばかりでした。見飽きませんね。山の麓が紅葉のピークで、山そのものは既に冬支度といった風情でした。


再び沢と出会いました。こちらは支流ですが、千曲川へ注ぐことに変わりはありません。



毛木平へ降りてきました。黄色に染まっているのは、ダケカンバによるものと、山小屋で教えていただきました。


10月のこの時期は移動性高気圧に覆われると、登山には好適になります。2014年の氷ノ山、あるいは八方尾根が思い出されます。今回の甲武信ヶ岳もそれに並ぶ思い出を残してくれそうです。最後に小海町の八峰の湯に寄って汗を流した後、東京へ戻りました。コロナ渦中にあるとは思えない、中央高速道路の大渋滞には閉口しましたが・・・。
コメント (6)
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