珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

アナログ盤探し

2022-11-27 23:11:41 | オーディオ
サッカーのW杯盛り上げっていますね。私も23日のドイツ戦はリアルタイムで大いに応援させていただきました。通常6~7月にかけて行われるW杯が、年末のこの時期に行われている違和感はありますが、いざ始まると4年に一度の大舞台に惹きつけられてしまいます。以前、W杯の思い出を記事にしました。時代時代のシーンが思い出されるという点では、音楽と同じです。withコロナのワールドカップは、果たして誰のどんな大会になるのでしょうか?日本の健闘と、記憶に残る名勝負に期待したいものです。

最近入手したアナログ盤です。先日チューバホーンさんのお宅で「ホテル・カリフォルニア」のCD聴き比べを行いました。新規に入手された盤が良かったので、メルカリでそれと思しき盤を購入したのですが、届いたのはアナログ盤というオチでした。盤質は幸いにも良かったの結果よしとします。右は、いたちょうさんご推薦の金井夕子のファーストアルバム『フィーリング レディー』です。括りはアイドルなのでしょうが、楽曲、ジャケットはアイドル路線ではありません。楽曲提供は尾崎亜美、庄野真代、丸山圭子です。



キャンディーズの面々はソロになって別々の道へ進みました。スーちゃんには女優としての活躍した印象がありますが、アルバムも出していたんですね。中古レコード屋で箱を漁っている中、ジャケ買いしてしいました。解散から6年後の作品です。中島みゆきの『おかりなさい』はセルフカバーアルバムです。「しあわせ芝居」「あばよ」など歌謡曲として売れた作品も多いです。提供した曲が売れると、そのイメージが先行してしまうのですが、一旦リセットして中島みゆきの世界観で聴くことにします。


2022年も残り1か月となりました。例年、慌ただしい師走ですが、今年はW杯が重なり、輪をかけて慌ただしくなりそうです。
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晩秋の山梨~静岡山旅

2022-11-20 18:22:23 | その他
11月11日に有給休暇を取り、3日間、山梨南部と静岡北部の山旅に行ってきました。メンバーは男女5名でした。最初に向かったのは、身延方面の七面山です。七面山は7年前、ダイヤモンド富士を見て以来、2度目となります。標高1700mにある敬慎院に宿泊し、ご来光を見てから七面山に登りました。下山後、身延、南部、静岡市を経由して、梅ヶ島温泉へ。富士川を下って、安倍川を上る旅でもありました。中部横断道がつながって、随分と便利になりました。最終日は2000mを超える山伏(やんぶし)に登りました。今年最後の宿泊山行です。

七面山の登山口付近です。近くに羽衣白糸の滝があります。紅葉が正に見頃でした。雲一つない秋晴れの下、中央奥には南アルプスの北岳、間ノ岳が見えています。


登り一辺倒のやや単調な表参道を登って、展望台に到着です。樹木の合間から時折、富士山を覗きましたが、やはり展望台から眺めは格別です。先日の百蔵山では、冠雪が見事な富士山でしたが、1週間ちょっとで融けてしまいました。


この日宿泊した敬慎院の山門です。山門の先の坂を上がると展望台に出ます。宿坊や本堂は、展望台から一旦階段で下った場所にあります。食事は当然、精進料理ですので、登山前後のランチではしっかり焼肉、トンカツをいただきました。平日かつコロナ禍(旅行支援は使えません)だったこともあり、宿泊客は6名ほどでした。残念ながら名物の巻き布団の出番はありませんでした。朝晩のお勤めでは太鼓をた叩いて、お経を読みました。ちなみに敬慎院は日蓮宗です、七面山自体が信仰の山となっています。


すっかり陽が短くなり、日の出は6時過ぎでした。朝のお勤めとご来光がバッティングしましたが、ご来光優先でOKとのことでした。前回のダイヤモンド富士は3月でしたが、積雪もあって今回よりずっと寒かったです。


ご来光です。富士山の裾野の更に右側より太陽が出てきました。七面山はちょうど富士山の真西に位置するので、春分、秋分の日にダイヤモンド富士となります。


宿坊を後にして、七面山の山頂へ。前回もこの道標の写真を載せましたが、雪がちょうど「百名山」の所まで積もっていました。山梨南部とは言え、さすがに標高2000m近いとそうなります。


すっかり日が高くなりました。富士山の手前の山並みは毛無山、雨ヶ岳で、その奥は富士五湖となります。写真の左外側になりますが、甲府盆地、金峰山、甲武信ヶ岳、奥多摩、大菩薩等を望むことができました。


富士川です。遠く駿河湾を見通すこともできました。身延、南部、富士宮あたりは、なかなか馴染みがない地域です。山梨南部まで来ると気候が静岡に似て、お茶も栽培できます。


七面山下山後、身延でもう1名のメンバーが合流して、静岡に向かいました。目当ての山伏、実は、七面山から縦走で行けるのですが、2019年の台風でかなりルートが荒れています。安全優先で、静岡側からピストンすることとなりました。宿泊した梅ヶ島温泉は、静岡県民の間では有名なようですが、今回、初めて知りました。4世紀には知られていた由緒ある温泉です。紅葉の時期と旅行支援が重なって、夕飯の供給に、てんてこ舞いといった感じでした。七面山で疲れた体を温泉で癒し、翌日に備えました。


山伏登山の13日は、天気が下り坂であることは分かっていましたが、前半勝負で登ることにしました。ルートは西日影沢コースで、何度か渡渉を繰り返しながら高度を上げます。途中、静岡らしいわさび田も見かけました。曇りは曇りで紅葉が撮り易いです。


山伏到着です。山頂に着くまで、何とか雨は降らずに済みました。一面真白で見えるべき富士山や南アルプスが見えなかったのは残念ですが、想定内です。風を避けられる場所を探して短い昼食をとり、一気に下ることとしました。途中、雨具を使いましたが、大事にならず、登って正解でした。


下山後、新東名~東名と繋いで横浜へ戻りました。交通網が整備され、山梨県南部、静岡県北部と横浜の距離感は短くなりました。接点が薄かった地域ですが、その魅力に触れることができました。いいきっかけとなる晩秋の山旅となりました。企画、ありがとうございました。
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百蔵山(山梨県)

2022-11-06 22:03:13 | その他
11月3日、散歩感覚で山梨県の百蔵山(ももくらさん)に登ってきました。11月3日は晴れの特異日として有名ですが、実際、この日も見事な晴天でした。特に雪が積もり始めた富士山の眺めが素晴らしかったです。天候を睨みながらピンポイントで狙った山に行けるのが、近郊登山の利点です。百蔵山の最寄り駅は大月の手前の猿橋です。横浜からですと、大月より先は遠い感じがしますが、その手前であれば散歩感覚で訪れることができます。途中、高尾駅でおにぎりとメロンパンを調達して猿橋駅で下車しました。

猿橋駅のバス停から臨む百蔵山(左)と扇山です(右)。9時のバスで百蔵山登山口まで向かいました。休日だったこともあり、そこそこ登山客がいました。


百蔵山登山口のバス停から富士山を望みます。雲が見当たりません。期待が膨らみます。


しばらく車道を歩き、浄水場の少し上あたりから富士山を撮りました。当然ですがこちらが高度を上げれば上げるほど、富士山の見栄えは良くなります。


ルートは東ルート、西ルートに分かれていました。私は急登のある東ルートを選びました。多くの方が西ルートを登りに使っていたようです。おかげで静かな山行となりました。


紅葉に癒されつつ、高度をグングンと上げていきます。基本、道は整備されているのですが、急登では鎖も登場しました。適度に水分を補いながら先へ進みます。


急登を終えてなだらかな道を進むと百蔵山の山頂に到着です。あっさり山頂に着いてしまい、拍子抜けした感じでした。たまたま山頂で会話した方は、大月から歩いてきたそうです。扇山を越して鳥沢方面に抜けるようで、ご年配の割りに随分とご健脚でした。


山頂からの富士山です。言うことはありません。


富士山の麓に富士吉田の市街が見えますね。大月から河口湖方面へ向かう道筋を確認できます。富士吉田が大月に比べて標高が高いことがよく分かります。


雪化粧姿の富士山です。登山道に雪が積もっていることが確認できます。これから白さを増していくことでしょう。


山頂でしばし時間を過ごした後、西ルートを一気に下りました。確かに西ルートの方が傾斜は緩めです。途中、展望台があったので富士山と猿橋の街を撮りました。


帰りはバスは使わず、猿橋駅まで歩きました。駅近くを流れる桂川です。この川はやがて相模川になります。紅葉も水も空も綺麗です。


来週も山梨入りの予定で、七面山、山伏に登る予定があります。ちょっとしたトレーニングになりました。
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スイートサウンドさんを招いて+Phileweb最後の?ミーティング

2022-11-04 06:07:33 | オフ会
先週の土曜日の29日、久しぶりに岡山のスイートサウンドさんにお越しいただきました。前回は2015年の2月ですから実に7年半ぶりのご来訪です。スイートサウンドさんの存在を知ったのは、ブログだったかPhilewebだったか記憶が薄れていますが、随分と長いお付き合になります。2014年、出張先の姫路から足を延ばして岡山に向かったことは、今でもよく憶えています。その後、岡山や四国のオーディオ仲間が増えるきっかけとなりました。遠方から同じ趣味の方を迎えられるのは、素直に嬉しいものです。

前回の写真を見ると、SP間隔も狭いですし、SPの足元にTAOCのボードが敷いてあります。当時はSP間隔を試行錯誤していた時期でもありました。最上流はLinux系のCuboxではなかったかと思います。スイートサウンドさんがお使いのAIT DACは、私も導入していました。7年半も経過すれば、大抵のオーディオファンであれば、音が変わります。一方で、聴く方も前の音の印象は、案外残っているものです。いくら間が空いても音の変化について会話が成立するのは、オーディオオフ会の面白いところだと思います。


デジタル2、アナログ1の比率で聴いていただきました。デジタルはRoonの操作画面を見ながら、選曲しました。ジャケットを閲覧できるので、ゲスト側も気になるアーティストをチェックすることが可能です。ヘイリー・ロレン、ジュリー・ロンドン、ステーシー・ケントあたりをその場でリクエストいただきました。アナログの方は私の方で中島みゆき、パコ・デ・ルシア、太田裕美等を選びました。太田裕美の『エレガンス』は最初の岡山訪問で聴かせていただきました。オフ会でかかった曲も憶えているものです。


持ち込みの4曲は、スイートサウンドさんらしい選曲でした。岡山の音会でも女性ヴォーカルや女性ヴァイオリニストの再生が多かったです。森恵(左上)もKina Grannis(右上)も存じ上げませんでした。お二人ともギターの弾き語りで、それぞれ「グッドバイマイラブ」「Beyond the sea」でした。特に後者はMP3音源ながら、妙な緩さに惹きつけられました。クラシックはいずれもムター絡みでした。ベートーヴェンの三重協奏曲とジョン・ウィリアムスとの映画音楽集です。コメントからは満足いただけたようです。


スイートサウンドさんからは、低音の締り、ヴォーカルのリアルさ等、前回からの変化点についてコメントがありました。ギターの表現も気に入っていただきました。前回は、低音のボリューム感の話がありましたが、今考えると輪郭の甘い低音だったのかも知れません。この7年半に、送り出し(Cubox→MFPC)、DAC(AIT LABO→Oさん製作)共に変わっていますし、何よりプリアンプが加わっています。SPの配置も変わってます。変わらないわけは無いのですが、いい方向の変化でしたので安心しました。

この日は、Philewebコミュティが終わることを受けて、名目上、最後のミーティングを行いました。オフ会後、スイートサウンドさんと会場の日比谷に向かいました。コロナ禍を受けて、大々的には行わず、最終的な参加者は9名でした。スイートサウンドさんは初対面の方が多かったようですが、過去のコミュティの日記でシステムや音楽の好みは伝わっています。近況報告も交えながら楽しい時間を過ごすことができました。誰かを辿れば誰かに辿れる時代でもあります。緩いネットワークを維持していきましょう!ご参加の皆さん、ありがとうございました。



スイートサウンドさん、遠方よりお越しいただき、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。岡山を最後に訪問したのはコロナ前の2019年でした。また機会を見つけてお邪魔させて下さい。アットホームな音会がそろそろ懐かしくなってきました。
コメント (4)
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