珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

丹沢遠望

2021-02-28 20:33:21 | その他
横浜方面は相変わらず、冬の寒さと春の暖かさの行ったり来たりを繰り返しています。神奈川県の緊急事態宣言は依然、継続です。予定通り7日解除となって欲しいものです。足利では大変な山火事となりましたが、横浜も雨がなかなか降らず、乾燥した空気に包まれています。この週末は丹沢方面の展望が素晴らしかったです。土曜日の夕景がベストと思われたのですが、別場所にいたため、本日の早朝、いつもの成瀬尾根の丘に向かいました。花粉も何のその、遠くの山々までばっちり見ることができました。


レンズの望遠を効かせて、南から北へカメラを移動してみます。まずは独立峰の大山です。前回の登山の直後から、コロナ禍となりました。そういった意味では、収束の暁には再度登ってみたい気もします。


塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳と続く丹沢主脈の向こうに富士山が覗いています。何となく雪の付き方が弱いようです。この冬、関東地方の雨が少なかったことが影響していると思われます。


南アルプスの北岳です。この白い頂を見つけると、ホッとします。


大菩薩連嶺です。右奥は奥秩父の最高峰、北奥千丈ヶ岳であると、丘の展望図に書いてありました。昨年秋に登った甲武信ヶ岳も近くにあります。もうあれから4か月が経過しました。


来週は、Roonのバージョンアップに伴い、MFさん宅を訪問する予定です。例によって、PCオーディオの動向を収集してきます。これで、2月も終わり・・・。早いです。
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穏やかな週末

2021-02-21 20:15:16 | その他
先週は久しぶりにまとまった雨が降った横浜方面ですが、その後は穏やかな、そして春を先取りしたような日が続いています。こちらは例年、正月に数輪、咲く気の早い梅です。先週、ほぼ満開となっていました。春近しを感じさせますが、来週はまた冬の寒さが戻るようです。今回の冬は、寒暖のメリハリが効いています。朝晩の昼間の違いもそうですが、週単位でも春と冬を行ったり来たりしている感じです。依然、緊急事態宣言解除の時期がモヤモヤしていますが、解除の暁には春が到来しているといいですね。



昨日、ディーラーさんに車検をお願いしている間、鶴見の県立三ツ池公園を散歩してきました。この付近に住んでいたのは、約20年以上も前になります。この公園は桜が有名ですが、他では韓国庭園も気に入っています。中央奥はTVK(テレビ神奈川)の電波塔で、三ツ池タワーとも呼ばれています。個人的には鶴見のシンボルのような感覚があります。引っ越し後は、仰ぐ機会が減ってしまいましたが、電車の中から見つけると妙に懐かしくなります。写真の渡り鳥もそろそろ見納めでしょうか。


穏やかな週末は、アナログでまったりと。前回、プリアンプにWELLDELTA+バーチ素材のウェルフロートボードを敷いた記事を書きました。この組み合わせ、すっかり定位置確保となりました。プリアンプはアナログでも使うので、その効果をデジタルとダブルで享受できるというわけです。アナログでもリファレンス曲の「五線紙」を聴いてみました。MFPC導入後、デジタルとアナログの差が無くなっている気がします。それでも柔らかいヴォーカル、ずっと聴いていたくなる音に、デジタルの時と同様の効果を感じました。


比較的入手し易い、70年~80年代のシティポップの音源。サウンド、演奏が洗練されているので、オーディオ的に十分に楽しめます。デジタル前夜、裏を返すとアナログ最高時の音楽が詰まっているわけです。Harubaruさんのコメントを借り、アナログをよりアナログらしく、聴きたいものです。


最後に、川和富士からのダイヤモンド富士もどき?で締めます。川和富士は横浜市都筑区にある郷土富士の一つです。例年、西方寺の蝋梅見物の後、自転車で寄っています。2月20日を過ぎる頃に、川和富士からダイヤモンド富士を望めることは知っていました。本当は、明日か明後日くらいがベストなのですが、日曜日の好天だったので出かけてみました。同じことを考える人は多く、川和富士の山頂には20名くらいの人が集まっていました。残念ながら、山頂の手前に沈んでいますが、もどきを楽しんできました。


今日は、20℃を超えて4月を思わせる暑さでした。確実に春は近づいているようです。
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フォーレのパヴァーヌ

2021-02-14 17:06:15 | クラシック
2月も早くも折り返しとなり、何か今年もどんどん日が過ぎている気がします。神奈川県は引き続き緊急事態宣言、継続中です。会食は勿論、オフ会やグループでの登山も控えています。横浜は連日晴天続きで、この土日は春到来を思わせる暖かさです。さて、大河ドラマの「麒麟が来る」が漸く終了となりました。一時期はどうなるかと心配されましたが、最後の最後まで楽しめた作品でした。途中、ブランクは3ヶ月くらいあったでしょうか?結末(本能寺変)は分かっていても、プロセスの描き方はいろいろですね。

久々に音楽の話題です。フォーレの「パヴァーヌ 」(Pavane Op.50)という6~7分ほどの曲を取り上げます。2019年の秋のオフ会で、BTさんが拙宅に持ち込んだ音源の中にこの曲がありました。フォーレと言うと、クラシックに詳しくない方でもレクイエムやシシリエンヌはご存じかと思います。恥ずかしながら私自身はパヴァーヌを知らなかったのですが、一聴で、気に入ってしまい、以後、繰り返し聴いてきました。その後、別のアーティストの作品も購入、コロナに明け暮れた2020年も、よく聴きました。

BTさんが持ち込まれたのは、ボストン交響楽団/小沢征爾の演奏でした。おそらく「パヴァーヌ」を聴ける盤としては一番有名だと思われます。この曲は旋律の美しさが魅力ですが、オーディオ目線でも楽しめます。短い時間の中にオーディオで管弦楽を楽しむ要素が詰まっているのです。冒頭のピッツィカート からフルート、木管楽器と続く場面では音色に、弦楽器や合唱では音場の広がりや重厚感に惹きつけられてしまいます。MFPC導入前後の、リファレンス曲としても何度再生したことでしょうか。


こちらは、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 /ジャン・フルネの演奏です。録音は75年です。デジタルリマスタリングされたドイツ盤を購入しました。合唱が無く全体的に速めのテンポで進みます。5分15秒で終わってしまうので、せわしない感じがしないでもありませんが、合唱が無い分、管楽器と弦楽器の対比がより明確になります。この盤には「レクイエム」、「ペレアスとメリザンド」とフォーレ中期の名曲もセットで入っています。ちなみに「レクイエム」の中の「ピエ・イエス」を歌っているのがアメリングです。



昨年の来日を楽しみしていたソル・ガベッタでしたが、結局、コロナで初ライブは叶いませんでした。歌曲を題材にした『cantabile』の中に、パヴァーヌが入っています。本来は管楽器が受け持つパートを、ソル・ガベッタがチェロで奏でます。とても軽快で歌心溢れるチェロと、プラハ・フィルハーモニー管弦楽団との掛け合いに、オリジナルの編成を聴いているような感覚になります。別盤ですがソル・ガベッタには、モーツァルトのフルート協奏曲をチェロ向けに編曲した作品もあり、やはり颯爽としたチェロを聴けます。



最期は番外編です。ビル・エバンスがオーケストラと組んだ『WITH SYMPHONY ORCHESTRA』に「パヴァーヌ」が入っています。録音のせいなのか、全般的に弦楽器が固い感じがするのが残念ですが、あくまでもジャズの盤ということで。バッハやショパンも取り上げられていますが、エバンス自身の曲の方が自然に聴こえました。「パヴァーヌ」は原曲の旋律を弾く部分より、自由に弾くところが断然良かったです。クラシックの曲はクラシックの演奏で、ジャズの曲はジャズで聴いた方がいい、という当たり前の結論となりました。


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西方寺の蝋梅

2021-02-07 10:54:32 | その他
1月の最終土曜日、毎年訪問している西方寺に行ってきました。これまでは自転車で行っていたのですが、リサイクル品の搬出先が第3京浜の都築インター近くだったこともあり、その足で向かいました。ここで蝋梅や花の蕾を見ることで、冬から春へのスイッチが入ります。これまで午後に訪れていましたが、今回は午前中だったこともあり、違った風情を感じることができました。ネットなのか口コミなのか分かりませんが、数年前から急に人が増えた印象があります。この日もカメラ片手に訪れている人が多かったです。


本堂と蝋梅のツーショットに、いつも春を感じます。今年は初詣に行っていなかったので、ここで簡単に参拝してきました。1月はドタバタしましたが、今後は穏やかな日々であって欲しいものです。


枝の途中、一輪で咲いている蝋梅がありました。ここはマニュアルフォーカスで撮りました。


銀杏はすっかり葉を落とし、冬の風情です。昨年の秋は台風も来なく、適度に寒かったので紅葉が綺麗だったと想像します。こちらの銀杏、横浜市の名木に指定されています。


今年も見つけました。フライングで咲いているクリスマスローズです。拙宅の庭では、3月半ば頃に咲いてくれます。


こちらは4月に咲くモクレンです。開花まではまだ時間がありますが、蕾は着実に大きくなっているようです。


一方で、冬の花の代表格、椿もまだまだ蕾が残っています。春はそうそう簡単には来ないとも言いたげです。


今まで歩いていなかったコースにも足を踏み入れてみました。別アングルから見る蝋梅や銀杏、本堂や山門の光景もなかなか良かったです。


緊急事態宣言は1か月延長されました。年初の生藤山の記事で、しっかり対策すれば2月末に収束、なんてことを書いていました。実際、その通りになっているようにも思います。緊急事態宣言が解除される頃には、春めいた日が増えていることでしょう。オフ会はそれまでお預けですが、しっかり自宅オーディオと向き合いたいと思います。
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