珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

ケニティーさん、ご来訪

2023-05-31 07:36:26 | オフ会
5月27日、甲府のケニティーさんにお越しいただきました。これまで、甲府には2度(2019年2023年)とお邪魔させていただきましたが、お越しいただくのは今回が初となります。ケニティーさんと最初にご一緒したのは、2015年の静岡でのオフ会でした。その後の交流を通じて、ケニティーさんとはオーディオの嗜好がかなり近いのではと感じていました。オフ会の丁寧な進行、音楽やアーティストへの熱い想いにも好感を持っていました。そういった意味では、約7年半越しのオフ会実現、ということになります。

午前中は掃除、買い出し等、準備に当てました。GWにオフ会をやったこともあって、比較的すんなり進みました。少し早めに待ち合わせ場所に着くと、ケニティーさんもやはり早めに着かれたようです。拙宅近くの蕎麦屋さんでお昼をご一緒しました。そのお店は初めてだったですが、結構賑わっていてリーズナブルでした。二人とも天丼と蕎麦のセットにしました。この日は天候に恵まれ、終日半袖でも問題ない陽気でした。冷房の出番はありませんでしたが、適度に換気をしながらオフ会を進行しました。


ヴォーカル好きのケニティーさんですので、プログラムのほとんどがヴォーカルになることが予想されました。デジタルの方はRoonの画面を見ながら、その場で選曲することにしました。アナログは70~80年代の邦楽アルバムを10枚ほどピックアップしておき、こちらも流れで選ぶことにしました。先日の甲府でのオフ会では、ケニティーさんが綿密に組んだプログラムを、事前にLINEで案内していただきました。実際の進行も、ほぼ計画通りでした。それに比べると、ルーズな進行で恐縮です。


Jポップス、JAZZ、ポップスとジャンルを変えながらヴォーカルものを聴いていただきました。女性ヴォーカル中心ですが、ところどころで男性ヴォーカルを入れてみました。2019年の訪問時に話題に上がった、高田みづえの「緑のかがやき」も勿論かけました。NHKのみんなのうたで放送された曲だそうです。高田みづえは世代的には私に近いのですが、同曲は存じ上げなかったです。幼少期のケニティーさんの耳に刻まれた大切な曲です。皆さんの思い出の曲をフル再生で共有できるのはオフ会ならでは、ですね。



ヴォーカル好きと一口に言っても、聴きどころは人によって異なります。声量の上がるところの音の広がり、破綻寸前の美味しさ等、普段あまり意識してないポイントも指摘いただき、勉強になりました。持ち込んでいただいた池田綾子、柴田淳、上田知華を始め、デジタル系は総じて、満足いただけたようです。声的にはアナログが勝ったようでもありました。竹内まりやの「五線紙」をかけた後、「セプテンバー」のリクエストがありました。この日の一番嵌った声だったようで、当方にとっては想定外でした。

4時間はあっという間に過ぎました。久しぶりに長津田の「みちのく」で感想戦を持ちました。3年以上は間が空きましたが、以前の雰囲気はそのままでした。ケニティーさんの甲府への帰路を気にしながらも、オーディオや音楽、みんなのうた、その他の話題をつまみに、お話させていただきました。ケニティーさん、念願の相互オフ会が実現できてよかったです。今回のオフ会を励みに、さらに声を磨きたいとも思いました。落ち着いたところで、また甲府にもお邪魔させていただければと思います。ありがとうございました。

※ケニティーさんが参加されているPhil-M Communityにて、日記を上げていただきました。
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隠岐・松江

2023-05-28 09:01:32 | その他
19日から21日にかけて家内と隠岐、松江に行ってきました。初日の午前こそ天候が良くなかったですが、それ以外は好天に恵まれ初夏の山陰を楽しんできました。コロナ前になりますが、青島からの帰国便で眼下に隠岐諸島を確認して、隠岐を旅先候補としてインプットしました。さらに3年遡って2016年、出張先の慰安旅行で、出雲大社や足立美術館に行ったことも遠因だったかもしれません。地方の中核都市は個性があって楽しいですね。盛岡や松江は、国の内外を問わず、行きたい街の上位ランキングに入っているようです。

隠岐へは出雲縁結び空港経由の、早朝の便で向かいました。出雲の天候が悪く羽田発の便が遅れました。その分、隠岐行のエアコミューターの出発が後ろ倒しになりました。乗り継ぎ客はさほど多くなく、恐縮しつつ乗り込みました。出雲を出てあっという間に隠岐世界ジオパーク空港に到着です。


隠岐には大きく島前、島後の2つの地域があります。滞在先は島前の西ノ島でした。空港のある島後からは高速船で移動しました。宿泊した「国賀荘」は高台にあり、海の眺めのよい旅館でした。到着後、遊覧船も考えましたが、ゆったり過ごして、移動の疲れをとることとしました。


隠岐ですから食事は海鮮中心となります。この時期は岩ガキの季節でもあります。刺身に焼き魚、煮魚と海の幸を堪能しました。せっかくなので地酒「隠岐誉」を合わせました。


西ノ町に滞在したのは、絶景で知られる摩天崖を訪れたかったからです。タクシーでほぼ最高地点まで行って、遊歩道を下りました。登るコースも考えましたが帰りのバスが無く、下り一択でした。


遊歩道の周囲では、牛と馬が放牧されています。いずれも人には感心を示さず、マイペースで黙食といった感じでした。遊歩道と言っても明確な道があるわけではなく、当然、足元に注意しながら進みます。


遊歩道をしばらく下ると、ハイライトである絶壁の全貌を、真横から見ることができます。自然が創り出した、高低差257mの壁です。


コースの終盤、通天橋です。浸食でトンネルができています。地層の色合いがジオパークであることを実感させます。ここまで来ると、バス停は近いです。バスを逃すと大変なことになるので、余裕を持ってゴールしました。


隠岐への滞在は実質、1日ちょっとでした。まだまだ見どころはありましたが、午後2時過ぎの高速船で松江へ向かいました。隠岐から松江(七類港)への乗船時間は、ざっと1時間です。乗り継ぎのバスで松江駅まで移動しました。松江駅から宍道湖までは案外近いです。最初に訪れた時は陽が高かったので、別の場所で時間を過ごし、タイミング見計らって再度訪れました。季節によって陽が沈む位置が変わります。欲を言えば湖に沈む時期が望ましいでしょうが、宍道湖の夕景を見れただけでも良し、とします。


松江に滞在するのは、今回が初めてです。オーソドックスですが、松江城を始め、いわゆる観光地を巡りました。松江城の天守は2015年に国宝に指定されています。


その天守からの眺めです。東方で目についた独立峰は大山です。伯耆富士とも出雲富士と呼ばれ、鳥取のみならず島根東部の郷土富士となっています。


小泉八雲=松江のイメージが強いですが、実際に松江に滞在した期間は短かったようです。記念館にて、その激動の生涯に触れることができました。併せて近くの武家屋敷も訪れました。


堀川めぐりで松江城を一周した後、観光のラストは月照寺です。代々のお殿様が奉られています。境内からは松江城の天守を望むことができます(写真中央)。拝観後、松江名物の和菓子と抹茶をいただきました。


6月にもなると紫陽花が咲き乱れる月照寺ですが、一部はフライングで咲いていました。着実に梅雨は迫っているようです。GWと梅雨の間のこの時期は、旅行に最高の季節だと思います。


旅行中、海鮮は勿論、割子そば、島根和牛等をいただきました。旅先でしか食べられない料理が基本ですが、合間にパスタやカレーを挟む等、行き当たりばったり感も楽しいものです。


コロナが明けて、旅行においても嘗ての日常が戻ってきたようです。5月と10月、年2回のペースで計画できればと思います。中国地方は瀬戸内含めて、まだまだ行きたい場所があります。
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Harubaruさん宅訪問

2023-05-24 06:25:16 | オフ会
5月17日、Harubaruさんのお宅を訪問してきました。私自身はHarubaruさん宅を訪問するのは、2年ぶりとなります。前回は私一人での訪問でしたが、大人数となると嘗てのマラソンオフ会が思い出されます。ご一緒したのはLotus Rootsさん、chibiさん、ベルウッドさん、M1おんちゃんさんで、合計6名のオフ会となりました。仙台よりお越しのM1おんちゃんさんとは初対面でしたが、既にHarubaruさん、ベルウッドさん、chibiさんとはオフ会を通じて面識ありとのことでした。M1おんちゃんさんは、philewebにも登録されていたとのことです。

マンションのエントランスでLotusRootsさんと遭遇、そのまま二人で上がらせていただきました。集合時間より早かった分、簡単にシステムの解説をいただきました。システムの顔とも言えるB&W 800D3は変わらずですが、デジタル、アナログの上流機器、パワーアンプが前回訪問から変わっています。またバベルやWELLDELTAが随所に導入されており、振動対策もかなり進んだようです。chibiさんが来られたところでオフ会スタート。30分ほどしてM1おんちゃんさんが合流されました。ベルウッドさんは夕方からのご登場でした。


800D3のお披露目は2017年ですので、早6年経過したことになります。すっかりビングルームに馴染みました。この2年の取り組みで音は大きく変わった印象を持ちましたが、よくよく考えるとそれも800D3があってこそと、思い直しています。上流の進化を余すことなく伝えていました。


上流の機器は、800D3の左側に配置替えされていました。2台目のアナログプレイヤーはやはりテクニクス製品のレストアですが、アルミブロック、WELLDELTA×2で振動対策されています。ダブルアームで光カートリッジと通常のMCカートリッジを聴き比べできます。光カートリッジ用のフォノイコは、ご友人に製作を依頼されたとのことです。一方のデジタルは、MFさん提供のPC(ラック後方)+Asoyaji DACという構成です。Asoyaji DACの直下にバベルが置かれ、さらにラック全体をWELLDELTA×2で受けるという、徹底した振動対策、となっていました。


プリアンプは金田式、マランツ#07がありますが、この日、マランツ#07の出番はありませんでした。マランツ#07はアナログ(MC)のフォノイコとしても使えるようです。SACD/CDプレイヤーのK-01の直下にはやはりバベルが当てられています。以前のオフ会で、K-01の音がバベルで大きく変わったと伺っていました。


一方、パワーアンプは800D3の右サイドに引っ越しです。交流範囲の広いHarubaruさんは、アンプを作れるご友人もお持ちです。茨城のNさん製作によるプッシュプルの真空管パワーアンプを導入されています(最上段)。球はKT90、出力30Wです。導入は、前回訪問直後ですので、今回、初めて聴かせていただくこととなりました。


あまり写真は撮れてませんが、今回もジャンルを超えて様々な音源を聴かせていただきました。参加メンバーの好みにも配慮いただき、ありがとうございます。Lotus Rootsやchibiさんのお宅で聴いたライブ音源を使ったデモも楽しかったです。一家言 お持ちの皆さんの感想を聞くことができました。私向けにはデュメイ/ピリスのフランクのヴァイオリンソナタ、太田裕美、ユーミン、尾崎亜美、サーカス等選んでいただきました。久々に聴いたクリス・ボッティの「アヴェ・マリア」も沁みました。


冒頭でかけていただいたショスタコーヴィッチの交響曲5番で、まず驚いたのが空間の広さでした。リビングルームでのオーディオですので、元々ステージは広いのですが、ここまで突き抜けた感じは過去の訪問では感じませんでした。そして一音一音の解像度が高いので、再生が楽しいですね。空間の広さ、音の細かさ、躍動感は、CD、PC、アナログ問わず共通していたように思います。パワーアンプの力なのか、振動対策の効果なのか、いずれもなのでしょうね。Harubaruさんの目指されているササウンドを、直に聴かせて(見せて)いただいた感じです。

私が関心を持ったのがCDドライブ(リッピング用)を使ったPCでの再生です。最近購入されたパイオニアのドライブは、回転音が小さく、オーディオ再生に支障がありません。MFさんの協力も得て、従来を超えるプロセスカットをWindows11で行ったそうです。詳細はよく分からないのですが、カーネルストリーミングによるバッファレスの再生とのこと。ソフトはfoobar2000です。プロセスカットのレベルに応じて、空間の広さが変わることをデモしていただきました。一方でRoonも結構頑張っていたので、一安心しました。今後に注目です。

アナログはダブルアームを活かして、光カートリッジ、MCカートリッジの聴き比べがありました。フォノイコの違いもあるので、一概にカートリッジの違いとは言えないですが、光カートリッジの方が、情報量が多く開放感を感じました。デジタルの再生に近いです。前回もアナログを聴かせていただきましたが、この2年間の取り組みが音に表れていました。後日、MCの出力をマランツ#07に変えたら、いい方向に進んだとの連絡をいただきました。デジタルとアナログの両輪、いよいよ本格化ですね。

感想戦は本厚木近くのシチリア料理店でした。chibiさんに選んでいただいたワインと共に、オーディオ、音楽、旅行などの話をさせていただきました。Philewebミーティングin厚木といった感じでした。Harubaruさん、これまでの取り組みが実を結んだようなサウンドを聴かせていただき、ありがとうございました。とても真似はできませんが、活かせることは活かしていきます。LotusRootsさん、chibiさん、ベルウッドさん、M1おんちゃんさん、楽しい半日をご一緒させていただき、ありがとうございました。

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BOさん宅訪問

2023-05-14 18:02:40 | オフ会
GWオフ会の最後は5日のBOさん宅訪問でした。Harubaruさん、chibiさんと一緒に訪問させていただきました。前回の訪問は約1年前で、その際はHarubaruさんと一緒でした。1月のchibiさんとの相互オフ会に、BOさんを招いて、ご近所オーディオの輪が広がりました。あざみ野駅にてchibiさんと合流し、BOさんが待つ集合場所に向かいました。車中で待っていると、Harubaruさんも来られて、早速BOさんのお宅へ向かいました。連日の好天でこの日も気持ちの良い五月晴れでした。

これまでのオフ会は、半地下室にあるB&OのフロアスタンディングのSPのある部屋が殆どでした。ここ数年でしょうか?リビングルームにあるジャーマンフィシクスHRS-130 を中心としたシステムで聴かせていただくようになりました。この光景もすっかり見慣れました。教会を彷彿させる解放感のある空間にオーディオシステムが溶け込んでいます。HRS-130に似合うスタイリッシュなCDプレイヤー、アンプを探していると、以前のオフ会で伺っていましたが、それをしっかり実現されていました。


BOさんのお目に適ったのはテクニクスでした。SACD/CDプレイヤー、デジタルアンプいずれも入れ替えとなっていました。色はHRS-130 との組み合わせでブラックです。最上流のSACD/CDプレイヤー、SL-G700MK2です。ネットワークプレイヤーとしても利用できるようですが、勿論、BOさんはディスク再生です。


BOさんがデジタルアンプに拘っていることは、これまでのオフ会のご発言からも分かります。実際、半地下室では、パナソニックのAVデジタルアンプを長年使われています。テクニクスのデジタルアンプSU-R1000に行きついたのは、ある意味必然だったのかも知れません。あらためてHRS-130と新たに迎えたテクニクスの2機種を俯瞰すると、統制のとれたシンプルなシステムですね。リビングオーディオとなると、ご家族の理解もないと続けにくいと想像します。良い選択だったのではないでしょうか?


BOさんのお宅では、毎度、ジャズやクラシックを聴かせていただいていますが、録音の良い盤が多いです。いい演奏をいい音で再生する・・・BOさんの普段聴きのスタイルでオフ会が進行しました。ジョー・ウィリアムス 、チェット・ベイカー、シェリー・マン、バーニー・ケッセルとBOさんのお好きなアーティストが続きます。菅野さん録音による北村英治『Dream Dancing 』もありました。チェット・ベイカーのけだるさを含んだ歌声には、得も言われぬ魅力がありますね。


まだまだ続きます。チェット・ベイカーとジェリー・マリガンのコラボ、アンドレ・プレヴィン、オスカー・ピーターソン、クヌード・ヨルゲンセン等でした。アンドレ・プレヴィンのドラムレスのトリオは前回もかけていただきました。その際もピアノの鮮度の高さを感じましたが、更に磨きがかかったようです。


クラシックも空間の広さを活かした音場の展開が見事でした。ここでもピアノが心地よかったです。モーツァルトのピアノ協奏曲15番(アバド/ゼルキン)が個人的には、一番印象に残りました。同じ盤を持っていますが、15番はほとんど聴いていないので、いいきっかけになりそうです。他、アンセルメのシェエラザード 、録音の良い『中世のクリスマス』等かけていただきました。シェエラザードはchibiさんもお好きな曲のようでした。


短い時間でしたが、半地下室のセカンド?システムでも、聴かせていただきました。こちらは従来通りSDカード上のデジタルファイルをミュージックストリーマー Bluesound Node2i 経由で再生指示する方式です。ベートーヴェンの交響曲7番を聴きました。音の解像度においてメインシステムとの差はありますが、古いシステムなりの味わいもあるなと感じました。再びリビングルームに戻り、ハリー・べラフォンテのライブ等カジュアルな音楽を聴き、柏餅をいただいたところでお開きとなりました。


HRS-130 を最初に聴いたのは、2020年の秋ですから2年半が経過したことになります。鳴らし込みも進んで、すっかりリビングに馴染んだ印象です。SPの存在は消え、広いステージが展開されます。前回から音の解像度、鮮度が更に上がった印象を受けましたが、テクニクスの2機が貢献しているのではないかと思いました。オフ会の早い段階でSL-G700MK2の直下にバベルを敷きました。馴染むに連れて低音の深みが増す印象を持ちましたが、それを差し引いても、進化したシステムの音を聴くことが出来ました。

駅まで奥様に送っていただき、イタリアンにて4人で感想戦を続けました。コロナ明けでどこの飲食店も活気が戻ってきたようです。別の女性グループの元気さに圧倒される感もありましたが、こちらはこちらでオーディオ話で盛り上がりました。BOさん、この度はお招きいただきありがとうございました。また落ち着いたところで拙宅にも遊びに来て下さい。Harubaruさん、chibiさんご一緒いただきありがとうございました。
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pat_mthny7205さんを迎えて

2023-05-11 07:38:22 | オフ会
GWのオフ会3日目(5月4日)は、pat_mthny7205さんのご来訪でした。pat_mthny7205さんとのオーディオ交流は、11年前に遡ります。GRFさんのブログを介して最初に交流したのが2012年の9月でした。11年前ですが、ついこの間のようにも思えます。拙宅に最後にお越しいただいたのが2016年のようなので、かなり間が空きました。久しぶりに交流できて嬉しかったです。pat_mthny7205さんも横浜在住で、毎度、車で来られます。当てにしていた蕎麦屋がGW休みだったので、拙宅で軽いお昼をとってオフ会スタートとなりました。

この日も好天に恵まれて、やや汗ばむような陽気でした。前回訪問が2016年だとすると、当時からかなりシステムが変わっています。まずはプリアンプの導入でしょうか。MFPC導入、OさんのDAC導入、絨毯の撤去、ウェルデルタの導入等、いろいろあります。壁紙の張替え、椅子の更新もありました。SPの配置も変わっているかも知れません。コロナ禍の3年間だけでも随分と変化があります。私の中では段階的に登ってきた感もあるのですが、久しぶりのご来訪となると、ギャップを聴いていただくことになります。


とは言え、背伸びしても仕方ありません。普段、聴いている音楽をそのまま聴いていただくこととしました。デジタルから始めて、クラシック、ジャズ、ポップスの順で進行しました。その後のアナログは、ほぼポップスなので、全体の7割程度がポップスになりました。pat_mthny7205さんと言えば、ユーミンです。私が「遠い旅路」のレアなシングルCDを求めた遠因ともなりました。この日はリクエストのあった「ジャコビニ彗星の日 」他、「青いエアメイル」「ベルベット・イースター」を聴いていただきました。


事後コメントで上下のバランス良さを挙げていただきました。長時間疲れずに聴いていただけたようです。実際、オフ会の最中は音の話より、音楽やアーティストの話が多かったです。ある意味、理想のオフ会だったのかも知れません。曲から作曲家、作詞家、演奏家の話に及んだり、Roonの画面から派生して曲を選んだり・・・同世代のpat_mthny7205さんとはいくらでも話が続きます。音楽を聴くのは、時代を聴く側面があります。好みのアーティスト、ジャンルの違っても、相通じる部分が多いと感じました。

オーディオ目線で再認識したのはボリュームの大切さです。持ち込んでいただいたフィッシャー=ディースカウ のマーラーの歌曲集、大きすぎましたね。最適ボリュームでの再生に拘られていたのは、pat_mthny7205さんとも面識のあったゴローさんでした。音量によって音楽の聴こえ方が変わることは理解していますが、リモコン操作の便利さを優先していました。以前、別のオフ会で曲ごとに最適ボリューム位置を記録されていた方もいました。まずは自身の耳と手でばらつきを減らすことを意識したいと思います。

pat_mthny7205さんのオーディオの話も伺いました。方向性の変化があったようです。前回訪問から6年が経過しました。再訪できることを楽しみにしています。pat_mthny7205さん、久々のオフ会ありがとうございました。
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