珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

Spring has come! 東京編

2018-03-25 21:21:01 | その他
翌25日は家族4人で東京へ繰り出しました。前日よりさらに好天となり、まさしく春到来を実感する1日となりました。下の子が学生生活を終え、4月から社会人になります。卒業祝いと新生活応援を兼ねての食事会となりました。向かったのは御茶ノ水の山の上ホテルです。横浜の中華街も選択肢の一つでしたが、こちらも以前から行きたかった場所でした。神保町から散歩兼ねて山ならぬ丘の上を目指しました。明治大学の立派な建物見下ろされながらも、昔ながらの佇まいを保っています。普段使いにはちょっと敷居が高いですが、まあ、区切りの日というわけで。


「山の上」は、かつて池波正太郎が通った店でもあります。当時の料理長さんは独立して銀座へ店を構えました。春野菜を中心とした天ぷらのコースをいただきました。野菜、海老、魚介と結構種類が出てきて食べ甲斐がありました。薩摩芋の天ぷらは塩もよしですが、ブランデーをかけると洋菓子へ様変わりです。

食後に現地解散して、買い物組は買い物へ。私は酔い覚ましがてら御茶ノ水から半蔵門まで歩くこととしました。目当ては千鳥ヶ淵の桜だったのですが、ご覧の人・人・人です。これは想像以上の込み具合でした。アジアからの観光客も多かったです。


堀へなだれ込む桜は、ここのハイライトでしょう。残念ながら境界線が引かれてフェンスまで近寄れません。混雑で写真を撮るのも一苦労でした。東京タワーが遠くに見えています。


ボートからのんびりと、桜や人だかりを見るのは優雅ですね。緑道の混雑とは対照的です。


昨年もそうでしたが東京の方が、横浜より咲くのが早いですね。前日の鶴見はまだまだという感じでした。あと以前から感じていますが、桜を撮るのは結構難しいです。


3月後半は、飲み会が続きました。20年ぶり、28年ぶりの他、入社当初お世話になった先輩を囲む会もありました。皆さん、共通しているのは当時と雰囲気が変わらないこと。勿論、風貌は変化してますが、根っこの部分が変わっていない証です。走る(歩く?)レールは人それぞれですが、交差点のような時間を過ごせたことに感謝です。懐かしい飲み会が続いたのは偶然ですが、とっくに第4コーナーに差し掛かった私自身の社会人生活を見つめなおす、いいきっかけとなりました。これに子の巣立ちが重なったので、いろいろと考えることの多い春到来となりました。
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Spring has come! 横浜編

2018-03-25 17:06:02 | その他
3月21日の休日は、横浜方面は冬の足掻きのような雪となりましたが、以後は穏やかな天候となっています。一度しまった厚手のコートを再登板しましたが、もうクリーニングに出していいと思います。今年は桜が早いですね。横浜まだ満開ではありませんが、来週中には見ごろになりそうです。昨日、所用でドライブ中、蝋梅の西方寺を通りかかったので寄ってみました。早咲きの中日桜がピークを終え、ソメイヨシノはニ、三分咲と、「帯に短し襷に長し」の状況でしたが、他の花々含めて春到来を感じるには十分でした。2018年も早くも第1コーナーが終わります。この感覚が年々早くなっているのも間違いありません(苦笑)。

中日桜にレンギョウです。写真ではまだ花が残っていますが、想定通り、勢いが失われています。せめて1週間前であれば、と思いました。


こちらも春の花木の代表、モクレンです。モクレンは拙宅近くの街路樹にもありますが、色はクリーム一色です。こちらはバイオレットが混ざっています。


境内には花壇を伴う、ちょっとした遊歩道があります。ソメイヨシノ(右)はまだまだでしたが、足元の色とろどりのクリスマスローズが満開でした。


桃にレンギョウです。桃というと山梨の桃源郷を思い出しますが、甲府盆地と横浜では季節差があります。


真冬に春を感じさせてくれた蝋梅は、すっかり花を落としました。近寄るとチラホラと葉が出ています。当然ですが春が来れば冬が終わり、夏の足音が聞こえてきます。


東京編へ続きます・・・。
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アユトモさんを迎えて

2018-03-18 21:55:03 | オフ会
17日はアユトモさんにお越しいただいてのオフ会でした。年末のメッセージでオフ会の相談があり、暖かくなってから・・・との会話をしていました。今年は桜の開花が早いですね。横浜も春らしい日が増えました。庭のレンギョウ、ユキヤナギ、クリスマスローズも一斉に咲きました。レンギョウとユキヤナギは夏場暴れるので株を減らしています。さて、アユトモさんに前回お越しいただいたのは、1年半ほど前でした。その後、お宅にお邪魔したり、長津田で飲んだりとコンスタントにお付き合いがありました。拙宅の方も昨年、light MPDやQuad Ringの導入がありました。リピート訪問には、いい頃合いです。


午前中はいつも通り、受け入れ準備です。選曲、掃除、買い出し・・・あっという間に時間が過ぎます。Quad Ringもすっかり馴染みました。恩恵は音もそうですが、SPがずれにくくなった点も挙げられます。お昼は銘々事前に済ませ、午後一番からオフ会スタートです。


デジタルはクラシック、ジャズ、ポップスを3等分ずつの配分にしました。前回訪問以降に手に入れた音源を優先し、なるべく前回と被らないように気をつけました。アユトモさんは同じ世代です。特にポップス系は懐かしさも楽しんでいただけます。ジャズはハードバップと女性ヴォーカルを厚めにしました。


アナログは先日のレコードコレクターズの記事の流れで、70年代シティポップ路線から入りました。やまがたすみこの『サマーシェイド』は昨夏調達した1枚。その後、大橋純子→荒井由実と続きます。最後は、昭和歌謡へ移行するいつも流れです。


途中、アユトモさんの持ち込みレコードを3枚ほどかけました。三味線、チェロ、オケと渋い3枚です。パグ太郎さんが気に入られたパッヘルベルのシャコンヌをレコードで持ち込まれたのは、アユトモさんです。アユトモさんはアナログの灯を絶やさず、石丸電気等でレコードを買い続けていたそうです。


18時過ぎまでの長丁場でしたが、終わってみればあっという間の5時間でした。パッヘルベルのシャコンヌは、今回はデジタルで聴きましたが、果たしてアナログと比べてどうだったでしょうか?デジタル聴いた後のアナログは、いつも和みます。理由はよく分かりませんが、音の滑らかさ、柔らかさにアナログ独特の風合いを感じます。特にヴォーカル系はいいですね。アユトモさんからは「声が滑らか」といった表現がありました。依然、アナログを聴く時間はデジタルに押され気味ですが、敢えてアナログの購入比率を上げるのも面白いかも知れません。オフ会後は長津田駅近くの居酒屋でオーディオ談義と雑談を続けました。

アユトモさん、再訪ありがとうございました。また秋にでも再交流をお願いします。次は、Oracle使いのご友人へ輪が広がること、楽しみにしています。
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BOENICKE Audio 再び

2018-03-11 23:36:53 | オーディオ
3月11日、ダイナミックオーディオのスプリングフェスティバルで、1年ぶりにBOENICKE AudioのSPを試聴してきました。フロアはいつもお世話になっている3Fです。BOENICKE AudioはスイスのSPメーカーです。小ぶりのサイズに反して、その空間支配力に感心したのは記憶に新しいです。日曜日の11:00~13:00という変則の時間帯でしたが、神保町~秋葉原の散策を兼ねてお店を目指しました。昨年はゼファンのご担当者さんの熱いトークがたっぷりでしたが、今回はダイナのSさんお一人の進行で、例によってジャンルを跨いで音楽を聴かせていただきました。


サイズは4種類ありますが日本では3種類が展開されています。この日のメインはトールボーイのW11(中央)で、前半はブックシェルフ型のW5(右)を聴きました。W8(左奥)は今回はお休みです。拙宅でQuad Ringに乗せているウィーンアコースティックのSP同様、触ると結構左右に揺れます。


近づくとSPの造形美が分かります。何とも言えない丸みです。W11の中域は珍しいウッドコーンが使われています。ヴォーカルに何とも言えぬぬくもりを感じるのは、このコーンのおかげでしょうか。


3FはLINNに力を入れていますから、当然、送り出しはアナログ、デジタル共にLINNです。それぞれフラッグシップのKLIMAXでぬかりありません。アナログプレイヤーのLP12はフォノイコ内蔵ですが、デジタル方式が採用されたようです。アナログも進化し続けています。


アンプ群は昨年に続いて、同じスイスメーカーのNagraです。パワーアンプはステレオアンプ2台使いの贅沢さ。BOENICKE Audioも価格はかなり高いので、システム全体の総額は・・・止めておきましょう。


アナログ、デジタル比率は2:1くらいだったでしょうか。アナログに思い入れのあるSさんは、新旧様々な盤をかけていただくので、聴く方も楽しみです。ヒラリーハーンのアナログレコードあったんですねぇ。モーツァルトのヴァイオリンソナタを聴きました。


締めはグールドのブラームスでした。オーケストラ(モーツァルト交響曲39番)の後に、染み入るような再生でした。この日はジャズ、ポップス(洋・邦)、クラシックと偏りない選曲でしたが、それぞれ眼前に音楽が広がりました。前回の好印象を再確認した次第です。


2時間あっという間に過ぎてしまいました。訪問のもう一つの目的はプリアンプでした。お店での試聴を相談したのですが、逆に自宅試聴を勧められました(危険!)。勿論、一番正確な判断ができる試聴環境であることに違いありません。時期は未定ですが、いずれ日記にしたいと思います。お昼を跨いだイベントだったので終了後はお腹が空きました。明治大学~山の上ホテル~神保町の定番ルートの途中で、ベーカリーレストランにてお昼にしました。朝方は冷えましたが午後は日差しも出て暖かくなりました。花粉は昔にに比べると耐性ができたのか楽になりましたが、今年は手強いですね。


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雲竜渓谷で氷瀑

2018-03-03 09:18:04 | その他
盛り上がった冬季オリンピックもあっという間に終わってしまいました。そのオリンピックが終わる間際の土日、メンバー3名で栃木方面へショートトリップに行ってきました。メインは二荒山神社の先にある雲竜渓谷の氷瀑です。今回の企画までその存在を知らなかったのですが、間近で見る凍りついた滝は大迫力でした。初日には大谷石の地下採掘場を見学もありました。これも想定外の驚きで、ライトアップされた地下空間を楽しみました。素泊まり可能な、日帰り温泉施設で一泊し、夜は焼酎片手にカーリング女子の3位決定戦を観戦しました。我慢合戦の果ての銅メダル、こちらも盛り上がりました。

大谷石の存在は知っていましたし、その風合いにも見覚えがありました。ただし、大谷町が宇都宮にあることは知りませんでした。大谷石の歴史は古く、6世紀には建材として使われていたようです。採掘場が立派なアートスペースになっていました。当初、資料館で800円は高いと思ってましたが、納得しました。


中には教会も。天井が高く、表面の微妙な凹凸は音響効果もありそうです。室内楽のライブもよさそうですね。この教会とは別の場所ですが、実際、B'zの松本さんが採掘場で弾いたことが紹介されていました。屋外の資料館で採掘の道具(手掘りです!)等を見学し大谷町を後にしました。


オリンピック観戦の翌日は雲竜渓谷です。日光方面に向かう途中、楽しみにしていた男体山を目にしました。前日は春霞で視認できなかったのですが、見事な山容です。くーちゃん3003さんの広大な庭から男体山を見たのは、もう4年以上前になります。


メンバー1名を東武日光駅でピックアップして、滝尾神社の先の林道から歩き始めです。しばらく進むと女峰山が見えてきました。この山も日光を代表する山で、30年以上前に男体山と女峰山をセットで登りました。内陸の日光は当然横浜より気温が低く、足元は雪と氷の世界でした。


2時間ほど林道を歩いて、雲竜渓谷に到着です。凍りついて動きが止まった滝が見えてきました。落石というより落氷が怖いです。今回は事前に山用のヘルメットを購入して臨みました。さらに進むと・・・。


生まれて初めて見る、氷の神殿です。2月下旬で、かつ前日も陽気だったので氷瀑が残っているか心配でしたが杞憂でした。


相手が止まっていますから、滝の裏側に入るのも余裕です。氷のカーテンをすり抜けてみました。


神殿の先に、さらに長い滝がありました。こちらも凍っています。滝の途中に人が写っています。ここはロッククライミングならぬアイスクライミングの練習場にもなっていました。皆さん適度に落下してました(ザイルがあるので問題ありません)。都度、氷の塊が落ちてくるのは怖かったですが。


ちょうど滝壺辺りで、昼食にしました。ちなみにメニューは、家系(いえけい)「六角家」のカップラーメン、ドーナツ、コーヒーです。落氷を気にしながらも美味しくいただきました。終日、曇天の天気予報でしたが、予想外に日差しも出てきました。


非日常を十分満喫して、雲竜渓谷を後にしました。確かに寒かったですが、想定内と言えば想定内でした。3月に入り横浜は20℃超えしました。これから氷瀑も解けだし、元の姿に戻っていくことでしょう。画像からも冬の中の春を感じられるでしょうか。


結局、この日の午後は晴天続きとなりました。再び展望台から女峰山(左)、赤薙山(右)を眺めて下山しました。帰路、日光界隈を通過しましたが、随分と人で賑わっていました。凛とした空気に触れると、いろいろな意味でリセットできます。今回も素晴らしい企画をありがとうございました。
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