和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

「読んでない」そうだ。

2014-08-30 | 朝日新聞
産経新聞を読むと、
朝日新聞が分かる。
何ともありがたい。

ということで、産経新聞8月29日の
3面に
「新潮社は28日、『週刊新潮』9月4日号
(8月28日発売)の新聞広告の掲載を、
朝日新聞に拒否されたと明らかにした。」
「朝日新聞は今週発売された『週刊文春』の
広告掲載も拒否・・・」

ということで、
朝日新聞の購読者は、週刊朝日とアエラの
見出しに目がゆくように誘導され。
まあ、朝日の社説は読まないとしても、
『声』欄の署名文を読み、文化欄と
朝日歌壇・俳壇に朝日新聞の
紙面の世界の統一に安定感を味わい。
朝日新聞だけの紙面構成に
日々の判断材料をゆだねることとなります。
各種テレビ報道番組も、
いまだ朝日新聞の紙面構成を崩すにいたって
おらないのが現状なのでしょうか。

8月30日産経新聞の
「花田紀凱の週刊誌ウォッチング」の
はじまりは、
「朝日新聞が『週刊文春』『週刊新潮』
(ともに9月4日号)の広告掲載を拒否
した。むろん、両誌が朝日の
『従軍慰安婦』大誤報に関して特集を
組んでいるからだ。・・・」

終わりは
「ちなみに本田(勝一)氏は今回の朝日の
検証記事は〈「読んでない」〉そうだ。
『新潮』は「天声人語」や「声」欄まで
使い、朝日が〈紙面一丸となって世論誘導
に邁進した〉実情を詳報。
この間、天声人語は15回、
『声』欄では480回余り
『従軍慰安婦』問題を取り上げた。
〈そのうち、朝日の主張に沿っていない
ものは、ほぼゼロ〉。やんぬるかな。」
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中国の夢。

2014-08-29 | 前書・後書。
この夏、平川祐弘氏の著作を読むんだと、
このブログに書き込んだのでした。

それが、手つかずのまま(笑)。
あれ、新刊が登場。
平川祐弘著「日本の正論」(河出書房新社)。

読書の夢は、そのままですが、
「日本の正論」あとがきには
「中国の夢」について書かれておりました。
その箇所を引用。

「本書に収めた五年間の『正論』の文章を
読み返して、その間に起きた不気味な変化は
日本国内よりも国外が起源だと感じました。
主として中国の大国化に起因する中国と周辺
諸国との緊張の増大です。中国国防大学軍隊
建設研究所の劉明福大佐が大中華秩序復活の
『中国の夢』について語るのを2012年4月に
紹介した時は、私は心中でなかば笑っていました。
自国について『歴史清白、道徳高尚』と主張し、
中国はかつて他国を植民地支配したことがない
から世界の大国中唯一の『無原罪の国だ』と
言い張り、ポスト・アメリカ時代の大国として
権利を主張するそのレトリックを滑稽なことに
感じていました。なにかアンリアルなことの
ように思っていたのです。だがそら恐ろしい
ことに、中国のように言論の自由のない国では、
そのような歴史観が繰り返し説かれるうちに、
指導層までもが中国を全面的に正義とする
見方に染まるらしい。染まるとはいわずとも、
そのような自己中心的な歴史観を唱えることに
よって国内多数派の支持を得られるメカニズムが
いまや機能しつつあるらしいという事です。
しかもそうした中華民族五千年の夢を口に
する者はただ単に一部軍人だけではないの
です。・・・・・・
2013年3月、中華人民共和国主席の座に
ついた習近平が講話で『中国の夢を実現し
よう』と言い出したとき、これから先、
中華帝国と近隣諸国の関係を一体どうする
つもりか、と私はそれを訳しながら
暗い予感を覚えました。私どもは
歴史を鑑(かがみ)にしなければなりません。」
(p263~265)

さてっと、
あとがきには、この本が出来上がる様子が
書き込まれて興味深いものがあります。


「そんな世界の動きを、拙稿を読み返す
ことで、私自身があらためて自覚しました。
そのことが読者諸賢にも伝わるよう、
随筆は基本的に発表順のまま掲げます。
年ごとに分け、新聞社がつけた題も
新しく改め、限られた新聞紙面では
舌足らずであった文章を補い、繰り返しは
削るなど、若干の手直しは施しました。
丹念にチェックしてくれた編集者は
河出書房新社の伊藤靖氏で、十年来、
私の書物を十冊近く同社から世に出して
くれました。氏は新潮新書が売れ出した
のを見るや、『産経新聞』の『正論』欄
の平川記事のコピーを即座に取り揃え、
私を催促して今回のこの書物にこんな
形を与えました。私は子供の時から
作文が大好きで、一篇一篇の文章を
書くことに興趣を覚える人間です。・・」
(p265~266)

うん。買いました。
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週刊誌2冊。

2014-08-28 | 朝日新聞
昨日は午前中3時間ほど、畑の雑草とり。
2㍍四方の雑草を、根っ子から取り始める。
腰は痛くなるし、それだけで撤退。
慣れないことをすると、疲れます。

さてっと、今日は
週刊文春と週刊新潮をパラパラめくる。
週刊文春の見出しは、
「朝日新聞『売国のDNA』」。

若宮啓文さんの消息がわかる。

「朝日は韓国では『日本一良心的な
マスコミ』と言われています。・・・
こうした『良心的』朝日記者の代表は
誰なのか。
『昨年まで主筆だった若宮啓文氏です。
彼は韓国留学経験があり、ハングルも
堪能で韓国における朝日の広告塔。
05年に彼が【竹島を韓国に譲り、友情島に
することを夢想する】と書いたコラムの
認知度も高い』(韓国大手メディア記者)
若宮氏は昨年一月に退職後、釜山の東西大学で
日本学を教える教授に就任。韓国三大紙の一つ、
東亜日報で連載コラムを持つ。最近では
前述の『夢想コラム』について同連載で
『韓国では【勇気ある発言】と言われることも
多い』(東亜日報・7月31日付)と
自画自賛している。」(p25)

p28には
「検証記事が掲載されてから2週間余が経過した
8月22日。検証の英語版が、朝日のホームページ
にようやくアップされた。」
「朝日に近いはずの毎日すらも週刊誌
『サンデー毎日』で、朝日の読者投稿欄に
検証に関する声が一通も掲載されていない
ことへの疑問を呈しました。」(p29)

という週刊文春は、この特集で10頁。

週刊新潮の見出しは
「1億国民が報道被害者になった
『従軍慰安婦』大誤報!」
見出しはいいのですが、4頁。
これで終ってしまうのかなあ。

週刊新潮からもすこし引用。

「現在、朝日の販売部数は約726万部」(p22)

拓殖大学の藤岡信勝客員教授によれば、
『97年度から採用される中学校の歴史教科書
のほぼすべてに慰安婦という文言が記載される、
ということがありました。朝日が報じた一連の
従軍慰安婦記事によって、93年8月に河野談話
という政治見解が示され、それを契機に
自虐史観の歴史教科書で中学生が学ぶことに
なってしまったのです。この異常事態を是正
するために、我々が立ち上げたのが
『新しい歴史教科書をつくる会』でした』
同時期に、自民党内にも
『日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会』
という議連が発足。初代会長は、故・中川昭一
元財務相、同じく事務局長は安倍晋三現総理が
務めた。
『永田町でも、吉田証言の信憑性が議論される
ようになり、徐々に歴史教科書を見直す機運が
高まっていきました。すると、朝日はお得意の
【外圧誘導ご注進戦略】で、韓国など
つくる会や中川元財務相らに非難の声を
上げるように仕向けていたのです』(同)
当然、『声』欄には【「従軍慰安婦」、
教科書に残せ 日野市 染物業48歳】
とか【義務教育でも教えてほしい
従軍慰安婦 柏市高校生 16歳】
などの投書がズラリと並んだ。
これまで、朝日の【声】欄で
発表された慰安婦にかかわる投書は、
ざっと480通余り。そのうち、
朝日の主張に沿っていないものは、
ほぼゼロなのだ。」(p25)

週刊文春に
徳岡孝夫氏の特別寄稿があり、
その最後にこうありました。

「『朝日』は検証して自己の記事を
事実無根としたが、そのウソの記事を
奉じて他人を攻撃したことは、
一切謝罪しないようである。」(p31)
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雑草の根。

2014-08-25 | 朝日新聞
家の裏の畑を借りて
野菜をつくっております。
といっても、私ではなくって
かみさん(笑)。

田んぼでも、ある一画が
放置されていて、そこだけが
しまいに雑草の伸び放題になっている。
なんてとこを、車に乗っていると
よく見かけることがあります。

それが稲よりも大きく、乱雑に
はびこっている風景。

ときどき、裏の畑の雑草抜きを
手伝うことがあります。
たいてい途中で、私はリタイア(笑)。
雑草を抜くときは、
きちんと根っ子までとらなければ
すぐ生えますよ。とお隣さんから
アドバイスをうけたりして
やっております。

8月6日の産経新聞・産経歌壇。
その伊藤一彦選の2首目に

雑草と呼ばれて堅き土に生く
 その根を抜きつづけるわれは
    八尾市 三森康子

その日の産経新聞の一面左上に
「朝日 慰安婦報道『誤り』
  検証掲載 一部記事を取り消し」

それ以来、朝日新聞がはびこらせた
大きく乱雑な言葉の根っ子をとる作業が
産経新聞ほかではじまっております。

ちょっと、手を抜けば、
そこから、また雑草はわれ先に伸びはじめる。
草刈り機で、葉だけを刈っても
結局は、根を抜かないとダメなようです。

雑草取りは、労多くして空しい仕事となります。
ただ、取り去ったきれいな地面をみると、
それだけで、うれしくなるのですけれど。

産経新聞ガンバレ。
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その通りだと思う。

2014-08-24 | 朝日新聞
門田隆将氏の文に

「朝日新聞は5月20日付の一面トップで
『所長命令に違反 原発撤退』、『福島第一所員の9割』
という大見出しを掲げ、二面でも
『葬られた命令違反』と追い打ちをかけ、
所長命令に違反して現場から東電所員の9割が
逃げたことが吉田調書によって明らかになった、
と報じた。以来、三カ月。産経新聞がついに
その『吉田調書』を入手し、私はコメントを
求められた。吉田調書の全文を手に取らせて
もらった私は、読みすすめながら言葉を失い、
最後は背筋が寒くなった。ここまで
『悪質な報道』をおこなう新聞が現に存在する
ことに、本当に怖くなってしまったのだ。
しかし、5月20日からの朝日の大キャンペーン
によって、すでに世界のメディアは、
『これは、日本版セウォル号事件である』、あるいは
『原発事故の際、日本人も現場から逃げ去っていた』
と報じ、今ではそれが完全に定着してしまっている。
・ ・・・」

そして、この文(p26~27)の最後は
こうしめくくられておりました。

「ジャーナリストの櫻井よしこ氏は、
自民党での講演で、日本の過去と現在と未来に
対して謂われなき中傷をつづける朝日新聞は、
『廃刊すべきだ』と述べた。
私もその通りだと思う。
朝日新聞をどうするか――
今や日本人にとって、それは自分たちの
名誉と国際的な信用を守るために、本気で
考えなければならないことだと、つくづく思う。」


蒟蒻問答のなかで、
編集部から、こんな指摘が(p272)

「朝日はけしからんことに、誤報訂正記事を
英語では発信していないんです。
しかし読売はいち早く、英語で記事を発信
していました。
夕刊フジが朝日に
『英語版は出さないのか』と問い合わせた
ところ、朝日広報部は書面による質問を
求めてきたそうです。7項目の質問を
FAXすると、5時間以上かかってようやく
回答書がきた。そこには
『いただいたご質問にまとめて回答します』
で始まり、改行後、黒く太いゴシック文字で
『お答えは、さし控えます』と続き、
再び改行後、
『以上です。どうぞよろしくお願いいたします』
と書いてあるだけだったそうです。」
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蔵書・遺稿の整理。

2014-08-23 | 本棚並べ
ネット古書で検索してたら、
足立巻一著「評伝竹中郁」(理論社)がある。
以前読みたいと思っていた一冊なので、
この機会に購入することに。

南天荘書店(岡山市北区表町)
3,000円+送料360円=3360円
先払いでした。

ちょっと、先の方を引用。
はじまりは

「詩人竹中郁は、昭和57年3月7日午前5時40分、入院先の神戸市中央区港島中町4丁目、神戸市立中央市民病院で血小板低下及び貧血の病勢が悪化して脳内出血のために死去した。77歳11か月の生涯であった。」

「長男左右平から訃報がはいったのは3月7日午前8時だった。」

「4月4日、第1回の蔵書・遺稿の整理をおこなった。
竹中は大変な読書家で、病気になって目を悪くするまで読みつづけた。しかし、本を貯えたり、稀覯本を集めたりする趣味はさらさらないように見えた。つぎつぎ新刊書を買うが、読み終わるとさっさと人に回す。わたしは竹中から何冊の本をもらったかわからない。性格も詩も淡白であったように、本に執着することはないように見えた。それに何より、20年6月5日の神戸空襲で四千冊の蔵書を焼いている。それで、蔵書といっても何ほどのこともあるまいと予想していた。
ところが、そうではなかった。書庫があるわけではなく、1階・2階のどの部屋にも本が積まれ、わずかな隙間を見つけても本を詰めこんでいる。森鴎外・永井荷風・堀辰雄・稲垣足穂・梶井基次郎が特に好きだったらしく、全集や初版本がある。詩歌人では斎藤茂吉・木下杢太郎・三好達治・丸山薫・小野十三郎・安西冬衛・永瀬清子・天野忠などの詩歌集がそろっている。外国文学ではジャン・コクトーの著作がまとめられている。カバーをかけ、あるいは数冊をハトロン紙に包んで紐をかけたのもある。
驚いたのは寄贈を受けた詩歌句集・雑誌が処分されずに保存されていることだった。児童詩『きりん』の全冊がそろっていることは当然としても、同人雑誌の類まで整理して残している。たとえば、わたしどもの同人誌『天秤』もあったし、戦後すぐ死んだ詩人岬絃三の謄写版刷りの遺稿詩集もあった。
遺稿はおびただしいものであった。詩をびっしり書きこんだ二冊の厚いノートもあったし、草稿・書きつぶしもじつに多い。また、スクラップ・ブックには新聞に掲載された詩が張りこんであり、箱には新聞の切り抜きがつまっている。それらは厖大な量に上るであろうが、惜しいことに掲載誌紙名・掲載年月が書き留められていない。わたしは茫然とした。・・・」(~p14)


うん。とりあえず本棚へ(笑)。
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中国の食品。

2014-08-22 | 短文紹介
週刊誌で気になったので、
宝島社「日本人を脅かす中国毒食品」を
購入して読み始める。

「・・7年、週刊文春の記事(椎名玲著)が指摘」(p109)
とあり、同じ椎名玲氏が、この本にも筆者として
登場しておりました。この本自体は
「本書は2013年6月に小社より刊行した
別冊宝島2013『完全対策マニュアル付き!
忍びよる中国汚染食材・食品』を
増補・改定したものです。」(p222)
とあります。
週刊誌の指摘だけでは、ピンとこなかった
ので、単行本で読んでみることに。

第3章「危険な30品目」対策マニュアル
から引用していきます。
まずは、記事になっているところから、

キャベツ
「2011年2月2日、ロシア北東部最大の港・マガダン港に荷上げされたキャベツなどの中国産野菜約140トンから猛毒の残留農薬が検出されて国際的な大ニュースとなった。」(p90)

ソーセージ
「2013年3月、上海市内を流れる黄浦江に大量の豚の死骸が浮かんでいるのが発見され、大きく報じられた。中国では、これまでも05年くらいから『豚繁殖・呼吸障害症候群』(PRRS)というウイルスが流行し、豚が次々と死んでいる。07年には、なんと2000万頭が感染したと言われている。」(p92)

次の頁には
「実際には中国産ソーセージは多く輸入されている。13年の日本のソーセージ総輸入量は約4万7700トン。輸入国としては1位が中国、2位がアメリカ、3位がタイと続く。・・
本来ならば、危険性の高い国からの畜産物の輸入は禁止されるべきである。しかし、日本の現行の法律では、加熱処理したものに限っては輸入が認められているのだ。また、中国産ソーセージには、肉自体の危険性に加え、毒性の強い成長促進剤クレンブテロールや亜硝酸塩などの有害物質が使われている可能性も高い。・・・家庭の食卓には極力載せないほうが懸命と言えそうだ。」(p93)


ふっ~。こうして続くのでした。
列挙は、このくらいにして、
あとは読んでください。
もうひとつだけ
先頃話題になっていた鶏の箇所を引用。

鶏肉の箇所。

「2013年1月に飛び込んできた。河南省の大手食肉加工会社・大用集団が死んだ鶏を長期にわたってケンタッキーフライドチキン(中国KFC)やマクドナルドなどに大量に供給していたことが明らかになったのだ。・・・日本国内のマクドナルドのチキンメニューにも中国産は使われていた。前記以外にも中国産鶏肉には、病気を防ぐための抗生物質乱用と、飼育期間を短くするためのホルモン剤やビタミン剤の過剰使用などさまざまな問題をはらんでいる。・・・・
中国では、ホルモン剤の影響で乳房が大きくなった幼稚園児などがニュースになったこともあり、鶏肉離れが進んでいる。これを知らずに食べているのは日本人だけかもしれない。」(p103~104)

そのあとに「危険度がぐっと低下除毒テクニック」という3行がついていて、そこには

「中国産の鶏肉加工食品は避けるしかない。・・・表示に原産国名が記載されていない加工食品は購入しないのが最良の方法だろう。」


一冊読むと滅入って来ますが、
書き方は良心的に書かれているので、
読んでいて伝わるものがあります。
曖昧ななかにも、分かっている箇所は
きちんと提示しようという意気込みが
伝わってきます。
こういうのも、読まなければ、
知らなかったことばかり。
断片的な新聞記事を
まとめて食卓にひろげたような
情報量となっております。

コメント (2)
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報道と職業選択の自由。

2014-08-21 | 朝日新聞
朝日新聞の職業選択の自由。
に、もれなくついてくる売国の自由。

民主党のバイブル朝日新聞。

最近、上の言葉が浮かんできます。

「前主筆の若宮啓文は朝日新聞を
定年退職したあと、
『なかには力ずくの【慰安婦狩り】を
実際に行ったという日本の元軍人の話を
信じて、確認のとれぬままに記事にする
ような勇み足もあった』
(「新聞記者 現代史を記録する」)
と書いていますが、勇み足ちゃうやろ、
『間違いでした』とはっきり書けよ!
と言いたい。
若宮という男は朝日新聞でずっと
反日記事ばかり書き、『竹島も韓国に
譲ればいい』と社説で主張し、退職後
は韓国の東西大学で教鞭をとっている
というとんでもない売国奴です。
ちなみに、植村隆も朝日を退職後に、
神戸松蔭女子学院大学で教えることが
内定していたのですが、とんでもない
奴だということで内定は取り消され、
いまは札幌の北星学園大学で非常勤講師
をしています。・・・」
(WILL9月号p41~42)

また、平川祐弘著「日本人に生まれて、
まあよかった」(新潮新書)のp253に

「朝日新聞社からは近年も、中国特派員を辞めた
後、北京の日本向け宣伝誌『人民中国』の
編集部に勤めた者がいました。こんな様(ざま)
では公正な中国報道がなされるはずはない。
・・・それとも、あれもこれも職業選択の
自由のうちでしょうか。」


まだまだ、つないで書けそうなのが
怖くなってくる。
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菅義偉官房長官。

2014-08-20 | 短文紹介
読売新聞は1月1日から4日まで「新春対談」があります。
昨年の2013年は曽野綾子さんが登場。
今年は菅義偉官房長官が登場しておりました。

何で、こんなことを思い浮かべたかというと
産経新聞8月15日の「単刀直言 特別編」に
菅義偉氏のインタビュー記事があり、
週刊文春8月14日・21日夏の特大号に、
池上彰対談が載っており、題して
「池上彰が菅義偉に迫る!」。

ということで、居ながらにして、
菅氏の官房長官の一面を知るありがたさ。

ということで引用。

「実は元々、私と総理の出会いも
拉致問題なんです。02年当時、
北朝鮮に対する制裁すらなかった中で、
『万景峰号』の入港を禁止するなどの
議員立法を共に作った。この時は
提出した法案がなかなか国会で
審議されなかった・・・。」
(週刊文春p60)


「横浜市議から平成8年に衆院議員に
転身したが、そこで目に映ったのは
『自ら判断できる政治家が少ない』
という現実だった。
『国会では東大出や留学経験者ら
優秀な人が多いが、いざとなると
勝負できない。特に自民党総裁選に
なるとよく分かりました』
そういえば、菅さんは24年の
党総裁選で、誰よりも早く現首相の
安倍晋三氏に再出馬を促した。
当初は難しいと言われました。
『事前の世論調査は、支持が
石破茂幹事長や石原伸晃環境相より
低かったが、私は不思議と自信が
ありました。安倍晋三という政治家は
本物ですよ。もう一度、この国に
とって必要という確信がありました。」
(産経新聞「単刀直言」)

「やはり閣僚を経験した人でないと、
官房長官は務まらないでしょうね。
次から次と襲ってくる重圧との
戦いです。」
「安倍首相との関係では、
(2012年9月の)自民党総裁選への
出馬を進言し、一緒に戦ってきた。
ですから、首相との関係は
あまり気を使わなくていいというのが
一番大きいですかね。」
(読売新聞・1月1日新春対談)



「今まで、日本の総理は外国に
行かな過ぎたんですよ。ASEA諸国ですら
十年ぶりという国は珍しくないし、
五月に訪問したポルトガルなんて実は
総理の訪問は初めてだったんです。」
(池上対談p61)

うん。このくらいで(笑)
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グロテスクである。

2014-08-18 | 朝日新聞
産経新聞2014年8月17日の一面に、
古森義久氏の「あめりかノート」が掲載されており。
重要な指摘なので、あらためて引用。


「米国での慰安婦問題に関する動きを
長年、報じてきた立場からみると、
朝日新聞の虚報が日本の名誉を不当に
おとしめた罪は計り知れない重大さを
感じる。
日本の慰安婦問題を米国内で初めて
非難し始めたのは1992年に創設された
『慰安婦問題ワシントン連合』という
組織だった。ちょうど朝日新聞が
『日本の軍(官憲)が朝鮮人女性を
強制連行した』と本格的に報じ出した
時期である。少数の在米韓国系活動家に
よるこの組織は首都の議事堂や教会、
大学で展示をして、『日本軍により組織的
に強制連行され、性の奴隷にされた約20
万の女性』の悲劇と宣伝した。
当時、取材にあたった私が同組織の人たち
にその主張の根拠を問うと、
『日本側の当事者の証言や資料と新聞報道』
という答えだった。
その後、この問題での米国内での日本糾弾には
中国系の『世界抗日戦争史実維護連合会』という
強力な組織が加わって、陰の主役となり、
活動は雪だるまのように大きくなった。・・・」

このはじまりから、
以後の経緯が語られております。
ですが、真ん中は省略して、
ここには、最後の箇所を引用。

「朝日新聞が30年以上も発し続けた
慰安婦問題の虚報が米国や国際社会の
日本糾弾を招いたと述べても過言ではない。
『日本軍の強制連行』が事実でないと
わかっていれば、こんな日本たたきは
なかった。だが米国ではいまもその虚構に
屋を重ねる慰安婦の像や碑が建てられているのだ。
しかし朝日新聞は公器としての責任を
とろうとはしない。虚報や誤報の自認や
取り消しをしながらもなお、論点をそらせて
『慰安婦問題の本質 直視を』と逃げる
態度はグロテスクである。被害者側としては
『朝日問題の本質 直視を』と訴えたい。」


うん。この古森義久氏の文は、
忘れないよう保存しておきます。
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時間作法。

2014-08-17 | 短文紹介
林望著「『時間』の作法」(角川SSC新書)を
パラリパラリ(笑)。
本文の最後は、
「怒りたくなったら三日待て」とあります。
そこから引用。

「最後に、精神の健康についても触れておきます。
私は、嫌なことは三日我慢するという主義です。
人と仕事をしていれば、どうしたっていろんな
意見の衝突や対立で、気持ちが高ぶる場面も
出てきます。実は私はもともと短気なところが
あって、それを我慢に我慢を重ねるものだから、
最後は頭にきていろいろと口から言葉が出てしまう。
でも、感情に支配されて、人を罵るようなことを
言うと、ろくなことがありません。だいいち、
自分が嫌な気持ちになるし、その日は何を
やっても気分が悪くどうしようもない。
喧嘩というのは、やっていいことは何もないんです。
だから、耐え難いことが起きて喧嘩になり
そうだと思ったときは、頭の中で一つだけ
思っておく。『三日待てば何とかなる』
そうやって、自分に言い聞かせるんですね。」

うん。ここはもうすこし引用させてください。

「嫌な気持ちというのはなかなか消えない
ものですが、たとえば罵倒してやろうなんて
思う前に、自分の手元にある紙に、相手に
対する怒りを書いてみるんです。
罵詈讒謗(ばりざんぼう)の言葉を含め、
相手に読ませたいと思う内容を書く。
ただし、本当に郵便なんかで送りつけたり
してはいけませんよ。それは書くだけで、
誰にも見られないような引き出しなんか
にとりあえずしまっておく。
それで、一晩寝て翌日になると、
確かにまだムカムカはしているけれど、
少し火の勢いが弱まったような感じに
なっている。前の日に書いたものを
見ると、ああ、ポストに入れなくて
よかったというふうに思うんです。
それだけ、心が平静のほうに修復して
きたわけですね。次にもう一日寝ると、
まだ腹は立っているけど、火はほとんど
消えているような状態で『まあ、いいか』
という感じが出てきます。
テンションが下がって、それほど焼けつく
ような怒りもない。さらに、
もう一日寝ると、嫌なことなんてもはや
さっぱりと『過去のこと』になっています。
もう、どうでもいい。
そのときに、最初のころにムカムカして
書いた手紙でも読み返してごらんなさい。
非常に自分に恥じるところがあるから。
・ ・・・」

まだ続くのですが、興味をお持ちでしたら
本をめくってみてください。

ああ、いけない。
32年間も間違いを訂正しなかった
朝日新聞を思い浮かべてしまった。

そういえば、この新書に

「読み手には『読まない権利』も
『途中で読むのを止める権利』も
あるのです。」(p67)

という箇所もあったりします。

p56には「横書きの手紙」について。
p141には、ネット古書注文について。
書いてあり、フムフム。
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昨年の酷暑の日に。

2014-08-16 | 朝日新聞
昨年発売された
「日本を嵌める人々」(PHP)を
今頃になって、新刊書店で購入。

3名の鼎談形式での一冊。
最後に、「鼎談を終えて」として
渡部昇一氏がはじめに書いておりました。
そこを引用。その文の終りには
「平成25年8月の酷暑の日に」とあります。
文のはじまりは、
「今年(平成25年)の夏、日本は二つの国難に
襲われた感じがある。その一つは慰安婦問題であり、
もう一つは南京問題である。そしてこの二つの国難
は、二つとも『朝日新聞』の記者に発し、
『朝日新聞』の大きな記事によって世界に流れ、
それが世界からの批判になったものである。
これは偶然というものではなかろう。
『朝日新聞』には、虚偽の話を大々的に報道して
『日本を嵌(は)める』ことを社是としている
としか思われないところがあるからだ。・・・」


今年(平成26年)の夏。
朝日新聞の2014年8月5日に
「読者のみなさまへ」で
「吉田(清治)氏が済州島で慰安婦を強制連行
したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消し
ます。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。
・ ・・」
と書きました。記事の取り消し。

その日の一面の朝日新聞は
杉浦信之(編集担当)の署名記事で
「慰安婦問題の本質 直視を」という見出し。
杉浦信之氏の一面での文のはじめに、
「元慰安婦の記事を書いた元朝日新聞記者が
名指しで中傷される事態になっています。
読者の皆様からは『本当か』『なぜ反論しない』
と問い合わせが寄せられるようになりました。」
というのでした。

読者の皆様あっての
朝日新聞です。


なんだろうと、17ページをひらけば、
こちらは、記事の取り消しではなくて、
元朝日新聞記者の植村隆氏の擁護でした。
「読者のみなさまへ」に
「植村氏の記事には、意図的な事実のねじ曲げ
などはありません。91年8月の記事の取材の
きっかけは、当時のソウル支局長からの
情報提供でした。義母との親戚関係を利用
して特別な情報を得たことはありませんでした。」

うん。この『本質 直視』が何なのか?
という問いは、また購読者に投げ返された
わけなのでした。

『嵌められた』記事に疎い私は、
朝日新聞8月5日の記事を保存し、
忘れたら、またひらくことに。
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夏真昼。

2014-08-15 | 本棚並べ
暑さを忘れる本の楽しみ。
ということで、
ついつい新刊に手がのびる。

昨日届いた本8冊。

辻惟雄著「奇想の発見」(新潮社)
渡部昇一・潮匡人・八木秀次「日本を嵌める人々」(PHP)
林田慎之助著「幕末維新の漢詩」(筑摩選書)
上野誠著「万葉びとの宴」(講談社現代新書)
古田博司著「ヨーロッパ思想を読み解く」(ちくま新書)
林望著「『時間』の作法」(角川SSS新書)
高島俊男著「漢字雑談」(講談社現代新書)
竜田一人著「いちえふ」(講談社モーニングKC)


昨年の8月13日読売新聞の一面。
右上の見出しは
「増税 首相の決断時期焦点」
「今秋、14年4月に消費税率を8%に
引き上げるかどうかを判断する・・」
中央には「高知・四万十 41.0度」という見出し。
その下のコラム編集手帳のはじまりは

「何年か前、『読売歌壇』で読んだ歌がある。
『見も知らぬ人の寄りきて夏真昼三十五度を
超えしと告げる』(平山健)。交差点か、
駅のホームか。『猛暑の生んだ連帯感が
伝わってくる』と選者の歌人、栗木京子さん
の評にある。・・・・・」
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昨年の古新聞。

2014-08-14 | 短文紹介
本をひらく気がしないので(笑)、
ポツリポツリと古新聞をひろげて整理。

出て来たのは2013年8月11日の毎日新聞。
一面には、「猛暑日全国295地点」という見出し。
その左下に、あの佐村河内守氏の顔写真。
見出しは「闇が生むレクイエム 被爆2世
音を失った作曲家」。そして4面の全面に
ストーリーとして彼氏の取材記事。
去年の今頃は、話題の人だったのだ。

さてっと、その日の読書欄に
荒川洋治の書評が掲載されておりました。
ショーペンハウアー著「読書について」
(光文社古典新訳文庫)。
その書評のなかの言葉を引用。
「『書く力も資格もない者が書いた
冗文や、からっぽ財布を満たそうと、
からっぽ脳みそがひねり出した駄作は、
書籍全体の九割にのぼる』。・・・
読書の最大の要点は『悪書』を読まないこと。
『いつの時代も大衆に大受けする本には』
手を出さないのが肝要。
『人々はあらゆる時代の最良の書を読む代わりに、
年がら年じゅう最新刊ばかり読み、いっぽう
書き手の考えは堂々巡りし、狭い世界にとどまる。
こうして時代はますます深く、みずからつくり
出したぬかるみにはまっていく』。
この文章が書かれたのは、
およそ170年前だが、現在も同じ。
ぴたり、あてはまる。」
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朝日の臑(すね)。

2014-08-13 | 朝日新聞
うん。臑とは「臑齧り」のスネのこと。

さてっと、週刊誌の記事は
読んでもすぐに、どこにあったのか忘れてしまいます。
ということで、備忘録として書き写しておくしだい。

「週刊文春」8月14日・21日夏の特大号。
その177~178ページ。

植村隆氏の記事です。

「『誤りがあったかも知れませんが
それは彼の長い記者人生のなかでごく一部のこと。
それだけで彼を評価するのはどうかと思います』

いわゆる従軍慰安婦問題の火付け役となった
元朝日新聞記者の植村隆氏を非常勤講師として
迎え入れた札幌市内の大学の学長はそう庇ってみせた。

植村といえば、日本軍人相手に売春行為を
強いられた朝鮮人従軍慰安婦がソウル市内に
生存していることがわかったとする記事を書き、
慰安婦問題の先鞭をつけた記者である。
いまではこの記事に捏造と言えるほどの
重大な誤りがあることが明らかになっているが、
当時はこの記事をきっかけに韓国世論が沸騰し、
日本政府はいわゆる河野談話を発表。
強制連行を認めたとの印象を世界中に与える
事態を招いてしまった。
その植村氏、少誌2月6日号の記事
『慰安婦捏造朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に』
で明らかにしたように、今年3月で朝日を
早期退社し、4月から神戸松蔭女子学院大学で
教授となる、はずであった。
『文春の記事で批判が殺到し、
神戸松蔭女子学院大学側は、
植村さんと結んでいた雇用契約を
3月に解消したのです。すでに
朝日を退職することが決っていた
植村さんはこれに激怒して、解約の
無効を求めて大学を訴えると息巻いて
いました』(朝日新聞関係者)
2月6日号の取材では、植村氏は職場の
朝日新聞函館支局を訪ねた小誌記者から
走って逃げるばかりで、自らの記事について
何ら説明することもなかった。
女子大教授の夢も叶わず、朝日も退社した
植村氏は今、北海道内の大学で非常勤講師
をしているという。
『札幌市内にある私立大学の北星学園大学の
非常勤講師です。慰安婦問題についての記事の
誤りが明らかになり、処遇に困った会社が
彼を北海道の支局で塩漬けにしていた2年前から
講座を受け持つようになったことが縁だそうです』
(同前)
現地で田村信一学長を訪ねて問うたところ、
出たのが冒頭の発言だ。
・ ・・・・」

うん。もう少しあるのだけれど、
全文引用も悪いのでこのくらいにします。

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