和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

パソコン注文。

2015-04-30 | Weblog
ノートパソコンを注文することに。
家の古い方のパソコンが、どうも
動いてくれず。この機会にHPの
安いノートパソコンを買うことに。
それでもって、思いついて、
ネット注文をすませました。
まだ、到着までしばらく
かかりそう(笑)。
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帯を読む。

2015-04-29 | 新刊購入控え
書評とかで気になる、
10冊を読むかどうか、
という新刊購入控え。
この機会に帯を読む。

永栄潔著「ブンヤ暮らし三十六年」(草思社)
帯には

「大きく躓いた朝日新聞の謎を解く鍵の、
すべてがここにある。
取材現場での生々しいやりとり、
著名人の素顔、新聞記者の胸の裡を、
練達の筆で綴る。ジャーナリズムの
実相を明かした近来の快著!」


高山正之著「アメリカと中国は
偉そうに嘘をつく」(徳間書店)
この帯は

「この本には大新聞が書かないこと
だけが書かれている!
だから『朝日新聞』しか読んでいない
人には、理解できないかもしれない・・」



朝日新聞を糺す国民会議編
「朝日新聞を消せ!」(ビジネス社)
帯には

「『言論テロ組織!?』
朝日新聞に貶め辱められた祖先と英霊の
誇りと名誉を取り戻そう!
2万5700人の日本国民が起ち上がった!
朝日新聞集団訴訟記者会見・論説など
すべてを収録」

やなせたかし
「絶望の隣は希望です!」(小学館)
帯は

「ありがとう、アンパンマン。
享年94――。偉大なる漫画家が
遺した、愛と勇気のラストメッセージ」


曽野綾子著
「人間の愚かさについて」(新潮新書)
帯は白で

「人生には、甘さもほろ苦さもある。
世に棲む作法・十四話」


曽野綾子著「老いの冒険」(興陽館)
帯には上半身顔写真入り

「『もういつ死んでもいいという
感覚にはすばらしい解放感がある。』
老年は、大いに冒険すればいい。
自分流老いの境地を楽しむ方法」


中西輝政著
「中国外交の大失敗」(PHP新書)
帯は

「こうして習政権の掲げる
『中国の夢』は無残に砕け散った!
恐るべき『対日工作』の歴史が教える
次なる主戦場とは?」
(これは少し前で2015年1月8日第一刷)


宮崎正之著「中国、韓国は自滅し、
アジアの時代がやってくる!」(海竜社)
帯なしで、カバーの文字引用。

「日本人が知らない中国崩壊の現実と
アジア大熱狂の実態を最新の現地調査から
緊急レポート!」


大久保潤・篠原章
「沖縄の不都合な真実」(新潮新書)
帯は

「政治家、建設会社、知識人、公務員、
地元メディア・・・・
利権とタブーを炙り出す」
(2015年1月20日発行)


古谷経衡著「インターネットは
永遠にリアル社会を超えられない」
(ディスカバー携書)
帯は黒

「ネット世論は、リアル社会と隔絶
した『もの言うごく一部の人々』の
ノイズであって、
『もの言わぬ多数の人々』の声ではない」
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朝日を甘やかした読者の責任。

2015-04-28 | 朝日新聞
WILL6月号の
「堤堯の今月この一冊」は
山正之著「アメリカと中国は偉そうに嘘をつく」
その最後を引用。

「などなど、激辛口のオンパレード。
『高山さんの議論は朝日新聞の読者には
理解できない』と言ったのは宮崎正弘だ。
奇にして真をつく高山節を楽しむには、
かなりの知的素養を必要とする。所詮、
朝日信奉者には無縁だろう。」

ここに「朝日新聞の読者」とありました。
この雑誌には、ちょうど花見忠氏が
「朝日を甘やかした読者の責任」と
題した文を載せております。

「この問題でメディアに登場した夥しい
数の識者のなかでも、今回購読を中止した
と明言していたのは、筆者の気がついた
限りでは政治家の深谷隆司氏くらいである。」


「氏(金美齢)は今回、朝日が起こした
問題を考えるうえで重要なポイントの第一に、
ずばり『朝日を増長させた責任は日本人に
あると自覚すること』と指摘、
『日本人の多くは朝日がクオリティペーパー
であると考え、そのことが朝日を傲慢に
させてきた』とし、『朝日を崇めることは、
いわば日本人のバカさ加減の象徴です』と
している。メディアに対する信頼度の
国際比較で、わが国は先進国のなかでは
断トツに高いことから考えて、この指摘は
実に傾聴に値する。・・・・我々日本人は
朝日新聞を読み続けることで洗脳され、
思考停止に陥り、いつの間にか
朝日新聞的全体主義の道に陥っていたのである。」
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WILLのAIIB。

2015-04-27 | 短文紹介
雑誌「WILL」6月号で
AIIBの中身が読めます。

たとえば、蒟蒻問答に

久保】 中国は日本に資金の四割ぐらいを
負担させたいのでしょう。それに貸出も査定も
ノウハウがないから、それも日本にやってもら
いたいと考えている。

堤】 つまり、日本とアメリカのカネとノウハウ
を当てにしなきゃ発車できないバスなんだよ。
だから中国の財政相・楼継偉が『今後とも日米
の参加を期待す』と言っているんだ。なのに
泡喰らって『バスに乗れ』と叫ぶ連中は、
愚の骨頂だな。

久保】 中国は自分たちの余剰な労働人口が
不況で干上がっちゃうから、それを何とか
したいわけですからね。放っておけばパンク
する。まぁ構想倒れでしょうね。

堤】 ADBの貸付残高538億ドルのうち、
中国は26・8%を占めている。国際銀行を
作るというのなら、そのカネを返してからやれ
と言いたいね。それが筋ってもんだ。
・・・・


そういえば、産経新聞4月25日の「編集者のおすすめ」
に宮崎正弘著「中国、韓国は自滅しアジアの時代が
やってくる!」の紹介文のはじまりは

「ここ十数年、成長を続ける中国でのビジネス展開は
企業の一つの夢でした。ところが、ここにきて
中国からの外資系企業の撤退が相次いでいます。
さらに香港最大の企業集団・長江実業も
外国に脱出しました。なぜ中国から企業が
逃げ出すか。それは中国が『経済崩壊』まっしぐら
だからです。・・・・
経済を崩壊させないため中国は卑劣な手段を
講じています。たとえば、国有企業をもうけ
させるため外資系企業を食い物にしています。
川崎重工業は過去に、中国に世界最先端の
日本の新幹線技術を供与しました。今中国は
それをさも自国の技術であるかのように
世界各国に売り込んでいます。供与した
技術は中国国内だけでしか使用しないと
契約をしていたにもかかわらず・・・。
まともに商売ができない中国から、
企業が撤退するのも当然でしょう。」

うん。宮崎正弘氏の著書も読みたくなる(笑)。
その宮崎氏もWILLに書いていました。

さてWILLに遠藤誉氏が
「AIIB 米英中の暗闘と
『紅い皇帝』の狙い』と題して12頁の文。
イギリスの状況をふまえながら
論を展開しておりました。
誉氏の文の最後の箇所を引用。

「日本の多くのチャイナ・ウォッチャーは、
・・矮小化して日本人を喜ばせているが、
それは日本の対中政策を見誤らせ、
日本国民に必ずしも幸せをもたらさない
罪作りな行為である。中国のしたたかさを
心得ていないと、日本は国益を損なう道を
選ぶ危険性を秘めている。・・・・
三権分立を許さず、一党支配体制のなかで
その体制を維持するために腐敗撲滅に挑む
こと自体、ほとんどブラックジョークに
近いほどの自己矛盾を孕んでいる。・・・
チャイナ・マネーが勝つか、
『自由と民主』勝つか、日米にとっても
国際金融の覇者を狙う『紅い皇帝』に
とっても正念場であり、人類は試練に
直面している。」
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AIIB(アジアインフラ投資銀行)。

2015-04-26 | 短文紹介
産経新聞4月25日(土曜日)の読書欄。
「花田紀凱の週刊誌ウォッチング」511回は
こうはじまります。

「AIIB(アジアインフラ投資銀行)問題、
『週刊ポスト』(5・1)の連載コラムで
大前研一さんが明解に断を下している。
『AIIB参加は愚の骨頂!日本は「高みの
見物」でよい』〈これから日本がAIIBに
参加するのは愚の骨頂であり、そもそも
参加を検討する価値すらない〉」


う~ん。気になるので、
『週刊ポスト』を注文。
届けていただける。

花田氏の文の半分以上をつかって
紹介していたので、特集記事かなと
雑誌をひらくと、連載の2頁のみ。
あ、しまった買うんじゃなかった。
あとは、巻頭・巻末グラビアの
「男の夢が駆け上がる魔性の双丘
おっぱいがいっぱい」くらいしか
見るものなし(笑)。

ということで、2頁を丁寧に引用することに
まずは、3紙のAIIBの掲載文を引用した後に

「だが、それらは海外インフラビジネスの現場を
全く知らない素人の議論だ。
私は経営コンサルタントとして約40年間、
日本企業が手がけた海外インフラプロジェクトを
数多く見てきたが、その歴史を振り返ると、
ほぼ100%が赤字になっている。最近では
大成建設がボスポラス海峡のトンネル工事で
トルコ政府に約束のカネを払えと交渉して
いるという報道があったし、
古くは香港の地下鉄を手がけた熊谷組、
アルジェリアの高速道路で鹿島建設と
大成建設が大きな未払い金を抱え、
ドバイの都市交通システムでも
鹿島建設と大林組が大幅な赤字など、
インフラ事業にまつわるトラブルは
枚挙に暇がない。・・・」

う~ん。2頁全部を引用したくなりますが、
それは、読んでもらうことにして(笑)。
最後の方を引用。

「12か国参加のTPP(環太平洋経済連携協定)
の交渉でさえ難航しているのを見ればわかるように、
50か国も参加するとなれば、各国の利害が対立する
ので話がまとまるわけがない。かてて加えて、
新参のAIIBがプロジェクト評価の経験を
積んでいないから、すでに世界銀行やADBが
検討してやめているようなプロジェクトに手を
出して大失敗する可能性が高い。ゆえに、
これから日本がAIIBに参加するのは
愚の骨頂であり、そもそも参加を検討する
価値すらない。・・・・」


うん。
これと先ごろ発売されたWILLを
読めばAIIBの正体が言葉で
分かりやすく腑分けされております。
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漢字講座全12巻。

2015-04-25 | 本棚並べ
いよいよ、
古いパソコンが始動しなくなる。

漢字講座全12巻を
古書店 林語堂(青森県青森市古川)より
4000円+送料800円=4800円で購入。
先払い。

数冊に蔵書印があるだけで、
函が日焼けしているだけで、
本体はじつにきれい。
前の持ち主が、
書棚に丁寧に並べて置いて
あったのじゃないかと、
つい思いを馳せてしまいます。
明治書院刊。
一冊400円ならと購入を決めました。
各冊の目次をとりあえず見る。
漢字からたどる日本の歴史。
それが、現代までつながるという、
確かな、手ごたえ。
うん。ところどころの
気になる箇所を読むことにします。
楽しみな全12巻。

つまみ食いしましたら、
ブログで紹介いたします。
ということは、
紹介がない時は、
読んでいないなと、思って下さい(笑)。
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願わくば其の因縁を説きたまえ。

2015-04-24 | 短文紹介
「訓譯 妙法蓮華経」をひらいて、
わからないながらも、とりあえず
「妙法蓮華経従地涌出品第十五」
を見ている。そこにこんな箇所。

 ・・・・
 誰に従つて初めて発心し
 何れの佛法を称揚し
 誰の経を受持し行じ
 何れの佛道を修習せる
 是の如き諸(もろもろ)の菩薩
 神通大智力あり
 四方の地震裂して
 皆中より涌出(ゆじゅつ)せり
 世尊我昔より来(このかた)
 未だ曾て是の事を見ず
 願わくは其の所従の
 国土の名号を説きたまえ
 我常に諸国に遊べども
 未だ曾て是の事を見ず
 我此の衆の中に於て
 乃(いま)し一人をも識らず
 忽然に地より出でたり
 願わくは其の因縁を説きたまえ
 ・・・・

わからないながらも、
めくっていればよいかな。

今朝は、納豆丼の二回目。
黄身は半熟で、味わえました(笑)。
昨日雑誌WILL届く。
パラパラめくって、
その記事から一冊新刊本を注文
することに。
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浮世の旅に迷ひきて。

2015-04-23 | 短文紹介
謡曲集の邯鄲(かんたん)は、
こうはじまっておりました。

シテ次第
 浮世の旅に迷ひきて、
 浮世の旅に迷ひきて、
 夢路をいつと定めん。

サシ
 是は蜀の国のかたはらに、
 廬生(ろせい)といへる者なり。

詞 
 われ人間にありながら佛道をも願わず、


 ただ茫然と明かし暮らすばかりなり。



旅といえば(笑)。
そういえば、
昨日はじめて
米沢名物牛丼弁当の
「牛肉どまん中」
新杵屋。税込1150円。
消費期限午後6時まで。
を買ってきて食べました。
これが夕飯。
美味しかった。
うん。別に旅じゃなくても駅弁
の話になりました。

今日は朝に歯医者へ。
抜くはずだった奥歯を、
調子がいいようなので、
そのままにして、様子を見ましょう。
ということになりました(笑)。
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開祖随感。

2015-04-22 | 古典
この機会に「法華経」を読めるかもしれない。
というので、
庭野日敬著「開祖随感」(佼成出版社の文庫)
をパラパラとひらきはじめる。
「開祖随感」2、には
こんな箇所。


「称名(しょうみょう)念仏というのは、
文字どおり『南無阿弥陀仏』と
仏の名を繰り返し称えることですし、
唱題とは『南無妙法蓮華経』と
お経の題名を唱えることです。」(p31)


そうなんだ。
私ははじめて知りました(笑)。

この本に
「地涌(じゆ)の菩薩の誓願」と題する
2頁の文があります。
その後半を引用。

「精神界の偉大な指導者が現れない
時代には法が見失われ、仏教は衰退
してしまいます。その法が見失われた
時代を『末法』というのですが、お釈迦
さまは、そうした『末法の世には地涌の
菩薩が出現しなければならない』と
おっしゃられています。
地涌の菩薩とは、人間としてあゆむべき
正しい道に気づかずにいる大衆に対して、
その人たちと生活をともにして、人びと
に目覚めと救いをもたらそうという誓願
をもって立ち上がった人のことです。
人が救ってくれるのを待っているのでなく、
自ら決心して立ち上がる人、その人たちに
お釈迦さまは法華経による救いを託された
のです。」(p223)

庭野日敬著「法華経の新しい解釈」には
「従地涌出品第十五」の解釈の最後に
こう指摘されておりました。

「なお、この偈(げ)の中に
『世間の法に染まざること 
 蓮華の水に在るが如し』
という一句があります。
これこそ、『法華経』に教えられている
人間の理想的なありかたです。
世間から離れるのではない。
世間にいながら美しく清らかに
生活するのです。そして、社会の
すべてをこのように清らかに、美しく
したいというのが『法華経』の理想なのです。
『妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)』
という名前は、そこから出ているのです。」
(p303)

うん。法華経は全部読めそうもないので、
せめて、この『従地涌出品(じゅうじゆじゅつほん)
第十五』をもうすこし
ていねいに読んでみます。

さいわい
立正佼成会の「訓譯妙法蓮華経」もある。
まわりまわって、遅ればせながら、
やっと、法華経が恋しい年頃となった
のかもしれません。
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新・納豆丼レシピ。

2015-04-21 | 短文紹介
産経抄の2015年4月20日は、
納豆のお話でした。その最後は、

「小泉さんが最近、読売新聞紙上で、
自慢の納豆料理を披露していた。
油をひいたフライパンに納豆を入れる。
真ん中にくぼみを付けて、生卵を落とし、
約5分蒸し焼きにするだけ。ご飯の上に
のせて、かつお節と醤油をかける。
こちらは、文句なしにうまかった。」

とありました。
うん。ちょうど読売新聞も購読している。
そういえば、読売の「時代の証言者」に
小泉武夫氏が連載していたなあと、
古新聞をさがすことに。
毎日チラリと読んでは積まれた古新聞を
まずは、日にち順にならべなおしてみる。
すると、最初にひらいた4月1日読売の
「時代の証言者」11回目にありました(笑)。

気になる箇所を引用してみます。

「締めは『焼き納豆丼(どんぶり)』です。
これも手早くできます。フライパンに油をしき、
パックの納豆を交ぜずにポンと入れる。
納豆の真ん中にくぼみを付けたら、
そこへ生卵をストンと落とす。
中火にして、ここが大事ですが、
フライパンに丼容器をかぶせて
蒸し焼きにするのです。
5分したら丼を取ってください。
納豆の上に目玉焼きがのっかった形に
なっています。ご飯を7分目入れた丼に
これをのせ、その上からカツオ節を
ふりかけ、醤油をかけて完成。・・・」


ハイ。何と産経新聞の一面コラムで、
読売新聞の連載を紹介していたのも、
嬉しかったのですが、それが、
ちょうど身近にさがせたのもよくて、
今日の朝食はこれを試してみました。
納豆が、冷凍庫に入れてあったので、
めんどうなので、冷凍のままフライパンに、
そのため、5分じゃ不安なので、
時間をかけて10分にしてしまいました。
当然、卵黄が固めになったのは
御愛嬌。そそくさとかきこんだので、
味わいの感動はなし(笑)。

またこんど、思い出したら、
つくってみます。という簡単レシピ。

う~ん。それにしても、
当ブログで料理のレシピ紹介、
思ってもみませんでした(笑)。
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手紙を託す。

2015-04-20 | 書評欄拝見
毎日新聞4月19日「今週の本棚」。
荒川洋治評で
川合康三訳の岩波文庫(上中下)
「新編中国名詩選」が書評されてます。

そこから、ここを引用。

「原文は『行人(こうじん)』だから、
『訳』では単に『旅人』と記すことになる。
実は、ここでの『行人』は手紙を託する人
(すでに『語注』にある)。
だからそのことを踏まえた『補釈』で、
『手紙を届けてもらう人』ということば
が出てくるのだ。
こういうふうに、こまかく見てみると、
とても感動的だ。ひとつひとつの詩に、
いのちがふきこまれる。
『補釈』については『はしがき』で、
『意味のない美辞麗句を並べることは排し』
たとある。これまでの鑑賞文とは異なる
ものだ。これが本書の『秩序』なのだと思う。」


読売新聞では
平松洋子評の三田完著
「あしたのこころだ 小沢昭一的風景を巡る」。
その書評の最後を引用。


「行間から、あの懐かしいラジオの声が
蘇る。小沢昭一は今ここにはいないが、
こころはこうして引き継がれている。
結んだ縁(えにし)を、かくも大切な
ものとして書き綴る著者の姿が輪郭を
ともなって浮かび、しみじみと胸に迫る。
小沢昭一への礼儀と節度が一文一文を律し、
軽妙洒脱でありながら、持ち重りのする
読みごたえだ。」


うん。私はこの書評で満腹(笑)。
この満腹感を記憶して、また
読みたい時がありましたら、
参考にさせていただきます。
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なんでも鑑定団と徒然草。

2015-04-19 | テレビ
谷沢永一・渡部昇一『平成徒然談義』(PHP)
をパラパラとめくっていたら、


谷沢】私は『開運!なんでも鑑定団』を
けっこう楽しみに観ておりますが、
真贋を見極める力のある人、ない人、
さまざまな素人さんが、さまざまな
エピソードをもって登場して、
人間の面白さが出る、それが楽しいのです。
書画や骨董品に関する話といったら、
次の段でしょうかね。


ということで、徒然草の第八十八段を
短いので引用して


谷沢】これは書画骨董の蒐集家には
是非読んで欲しい話です。真贋を
見極めることは、本当に簡単ではない。
・・・・(p208~)


そういえば、テレビの『開運!なんでも鑑定団』は、
平川祐弘著「書物の声歴史の声」(弦書房)でも、
触れられていておりました。層の厚い番組です(笑)。
ということで、平川氏の文も、ちらり引用。

「テレビで『開運なんでも鑑定団』は人気が
高いとみえて再放映もされている。この番組を
私も楽しんでいる。興味は美術品だ。
山間の小都市で由緒あるお宝が出たりすると、
地方の歴史の厚みが感じられる。
骨董狂の主人を持った夫人の悲喜こもごもも、
人情の機微をうがつ紳助(この本の2009年発行)
のコメントも、面白い。常連の鑑定士はいまや
全国に知れ渡る名士となった。その鑑定団の
お託宣も、含蓄あり、人生訓あり、結構聞かせる。
時に意想外な高値がついて満場興奮に包まれる
・・・」(p108)

こうして、私もついつい
見てしまうのでした(笑)。
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谷沢永一の刻印。

2015-04-18 | 道しるべ
向井敏著「読書遊記」をひらいていたら、
「名言集の傑作」と題した4頁の文がありました。
これは、
谷沢永一著「百言百話」(中公新書・昭和60年)
をとりあげた文。

そういえば、私はこの中公新書が出た時に
思わず惹かれたことを思い出します。
そういえば、この本に対する書評は見なかった。
ところが、ここに書評が出ていたのでした。
「名言集の傑作」の最後を引用。

「『百言百話』は古今の名言を選んで編まれた
本だけれども、・・著者自身が深く感銘をうけた
名言だけに焦点を合せ、また、後記がいうように、
『原文を掲げるのみで一切の説明を省くという、
謙虚に徹した』通常の名言集と違って、
『形式としては名句集仕立ての、しかし内容と
してはエッセイ集』となるように工夫された、
谷沢永一の刻印が鮮明に捺された著作である。
名言集仕立てのエッセイ集といえば、
ギリシャ・ローマの古典の名言佳句をちりばめ、
それをテコとした自在に感慨を披歴した
モンテーニュの『エセー』がまず思い浮ぶし、
そこまでさかのぼらずとも、つい身近にも、
和田誠『お楽しみはこれからだ』(全四巻)、
金関丈夫『朝のことば』、渡部昇一『読中独語』
などの例はある。が、その組織的なことに
かけてはいずれも『百言百語』に一歩を譲らざるを
得ないだろう。・・・・・」


この『百言百語』と、谷沢氏の本で
沼波瓊音の徒然草を読もうと思い。
そのあとに、
ネットで沼波瓊音が簡単に手に入った
こともありがたかった。それでなかったら
私は読まなかっただろうなあ。

ちなみに、
向井敏の「名言集の傑作』は、4頁の最初を、
小松英雄『徒然草抜書』の引用からはじめて
おりました。


私事。
昨日、右下の一番奥の歯が痛いので、
歯医者へ行く。
ああ、これは抜かなければいけません。
と言われて、昨日、今日と膿抜きに
通っております。

髪の毛も歯も、抜けてゆく。
時はとどまらず(笑)。

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詩画集。心訓。

2015-04-16 | 本棚並べ
「やなせたかし おとうとものがたり」
という詩画集(フレーベル館)を買えてよかった。
以前、購入しようと思った際に、
売り切れていて手に入らなかった。

帯に、こうありました。
「谷川俊太郎氏が心打たれた!
『父の死、母との別れ、そして
弟の戦死、悲しい自分、寂しい自分を
やなせさんは詩で救っています」

アンパンマンと鉄腕アトムの
主題歌を、比較してしまいました。


現代語抄訳と銘打った
「日々の教え 童蒙教え草」(PHP)は
福沢諭吉著を金谷俊一郎訳で
2015年3月15日第一刷発行。

家のテレビの脇の壁に
福沢諭吉の「心訓」を掲げている私です。
ネット検索すると、どうも「心訓」という
のは福沢諭吉が書いたものではないらしい。

それではと、この本を購入して
確認がてらひらくと、
最初に「その一」として
「七つの大切なこと」が載っております。
せっかくですから、引用。

一、ウソをつくな
二、物を拾うな
三、父母に聞かずに物をもらうな
四、強情になるな
五、兄弟げんかをするな
六、人の噂をするな
七、他人をうらやむな


うん。これなら、齢をとったら、
「心訓」のほうが俄然よい(笑)。

さて次が魅力なので
「その二」を引用。

「本を読む時の心得」として

「本を読んで、
最初のほうに書かれたことを
忘れてしまうというのは、
底のない桶で、水を汲むのと同じことだ。
いくら汲んでも、
ちっとも水なんか溜まりゃしない。
本を読んだら必ずおさらいをしなきゃいけない。
そうでないと、最初のほうに書かれていたことを忘れてしまう。
本を読み切ったということだけで満足して、
最初のほうに書かれていたことを忘れてしまっては、
ちっとも学問が身につかない。
このことだけは、気をつけなければいけないよ。」(p17)

うん。「その三」は
「勇気」という題。真ん中をカットして引用。

「人間は、勇気を持たなければいけない。
・・・・・・・
たとえば、本を一度読んで覚えられないからといって、
投げ出したり、あきらめたりしてはいけない。
一度でも、二度でも、十回でも、二十回でも、
頭に入るまでは勇気をふるって、
強い心で取り組むことが大切なのだよ。」

ちなみに、
「心訓」のはじまりは

一、世の中で一番楽しく立派な事は
  一生涯を貫く仕事を持つことです


日経ビジネス文庫の一冊
「渋沢栄一 100の訓言」を
ぱらりとひらくと、こんな箇所。

「真似はその形を真似ずして、
  その心を真似よ。」(p60)




え~と。古い方のパソコンが、
またしても、今日、動かなくなる(笑)。
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葉桜。

2015-04-15 | 本棚並べ
今日は、高速バスで東京へ。
帰りは、八重洲ブックセンターの前を
バスが通って帰途へ。
街路樹の桜は、
花弁が散ったあとで、その残りと、葉桜と。
さあ、これからは、葉桜の時期ですね(笑)。
帰りのバスは、ぐっすりと寝ておりました。

今月ネットで注文した新刊本は

櫻井よしこ・花田紀凱「『正義』の嘘」(産経セレクト)
「やなせたかし おとうとものがたり」(フレベール館)
辻惟雄著「あそぶ神仏」(ちくま学芸文庫)
福沢諭吉現代語訳抄「日々の教え・童蒙教え草」(PHP)
「渋沢栄一100の訓言」(日経ビジネス文庫)
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