更新(こうしん)という言葉を聞いただけで疲れる。えっ? 別に疲れないだろっ!? とお思いの方も多かろうが、今、私が運転免許更新の当事者だから疲れている訳である。人騒がせな更新手続きだと…。^^
更新は生きている間、有効なのではなく、一定期間だけっ! という条件制限を受けるものだ。資格の中でも生存中という場合と一定期間だけでは大きな差異を生じる。一定期間だけっ! という限定は期間が終われば効力がなくなる意味だから、これはもう、実に侘(わび)しい。^^ で、手続きは…と考え倦(あぐ)ねねばならず疲れる・・と話はまあ、こうなる。^^
とある警察の交通課窓口である。
「… 不合格」
「えっ!? 不合格!? 原付は0.5でしょ!? 病院の検査で0.7ぎりぎりですって言われたとこですよっ!?」
「…」
「そりゃ、あんた! 警察官職務執行法違反だっ!」
「そ、そんな…」
「だって、そうでしょ! 普通免許はそう言われても仕方ないっ! よ~~~く見てくださいっ! あんた、目、見えてんのっ! ほらっ! 原付と普通と二種類あるじゃん!」
「… 確かに…。どうもすいません。原付の方は更新OKです…」
「分かりゃいいんですよ、分かりゃ!」
「普通は!?」
「普通は? …それはそれっ! これはこれっ!!」
男はこのとき、すでにレーシック手術の病院手続きを進めていた。
更新が疲れるのは、まあ、このようなことがあるからです。^^
完