生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

札幌にて・・植物園その1

2017年11月01日 | 旅行
北海道大学(北方生物圏フィールド科学センター)植物園です。



1886(明治19)年に造られた、日本で2番目に古い植物園と言う事です。
札幌農学校二期生の植物学者、宮部金吾が植物園の設立計画を命じられています。

園内の景観です。
広さ13.3haの園内にはハルニレの巨木が立ち、一部ではうっそうとした林も残されていて、開拓以前の古き札幌の姿がしのばれます。













木々の葉っぱが綺麗に色付いていました。

園内の建物です。

植物園門衛所です。
これも重要文化財になっています。



宮部金吾(初代の園長)記念館です。



重要文化財群です。

博物館旧事務所や博物館倉庫、博物館便所、博物館鳥舎です。









博物館です。
現役の博物館建築としては国内最古だそうです。



館内にあった動物の剥製です。







今は絶滅してしまったエゾオオカミの絶滅の原因は特定されていない様ですが、エゾシカの減少も一因の様です。
ここの展示で知ったのですが、開拓時にはエゾシカの肉の缶詰を造っていたそうです。

最近、日本各地でシカの食害が大変になっていますが、シカの肉を食べる事も、流通に乗せられたらと思いました。

建物の写真がありませんが、北方民族資料室では、アイヌを中心に、北海道周辺の北方諸民族の資料を展示していました。





見所が多い植物園です。


コメント
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