生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

大阪城公園~近年の問題点~

2021年02月02日 | 自然保護

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大阪城公園は、1964年に大阪市の緑化100年宣言の記念公園として誕生しました。

そして、1967年に森林公園としての造園を開始しました。

大阪市は政令指定都市で、1人当たりの都市公園面積が最も少ない中で貴重な緑地になっています。

また、公園内には、史跡や重要文化財、体育施設、広場、森、梅林、桃園、神社、他、があり多様性に富んだ場所にもなっています。

天守閣です。

弓道場、教育塔、修道館、豊国神社です。

砲兵工廠跡です。

ミライザ(旧陸軍司令庁舎)です。

生き物も色々、見られました。

森ノ宮の公園入口辺りにいたシジュウカラです。

京橋口辺りのイチョウの木にいたコゲラです。

西外堀の辺りで見かけたスズメです。土の中の幼虫(コガネムシかな)を食べていました。

ヌートリアです。堀から上がって来ていました。

アジサイ・ウツギ園にいたシロハラです。

梅林の南側で見かけたシジュウカラです。

内堀の水辺で水浴びをするカラスです。

こうした大阪城公園ですが、近年は商業的利用のために木々が伐採されたりしています。

森ノ宮の入口近くの噴水周辺ノカイヅガイブキの群落は伐採されてしまいました。

クールジャパン・パーク大阪の建設のために樹木が伐採されてしまいました。

これはジョーテラスです。

サクラルミナによる公園の利用です。

更に、サクラの植栽のために既存の樹木の伐採も予定されている様です。

生物多様性の確保と言う視点が全く抜けている様に思われます。

こうした公園の商業的利用が優先される方向性は時代に逆行しているのではないでしょうか。

色々と考えて行くべきですね。

コメント
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