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童謡「かごめかごめ」の謎と秘密 (第1回)

2016年03月24日 | 歴史

昨日のブログ「名曲『すばる』は何を物語っているのか?」と少し関連のある話題をお伝えします(第2回で関連します)。

 

「かごめかごめ」は、昔から全国で歌い継がれてきた童謡で、教科書にもあるものです。

しかし、この歌の歌詞は不可解で、解釈にも多説あり、本当に謎の多い童謡です。

 

まずは、「かごめかごめ」の歌詞を挙げておきます。

 

かごめかごめ

かごの中の鳥は

いついつでやる

夜明けの晩に

鶴と亀が滑った

後ろの正面だあれ

 

「かごめかごめ」は、こどもの遊びの一つです。

鬼は目を隠して中央に座り、その周りを他の子が輪になって歌を歌いながら回る。歌が終わった時に鬼は自分の真後ろ(つまり後ろの正面)に誰がいるのかを当てる。(by Wikipedia)

 

まず、歌詞として不明なところをピックアップしました。

①    「かごめ」とは何なのか? 鳥の名前? 鳥かごのこと?

②    「夜明けの晩」とは意味があっているの? 夜明けは朝でしょう?

③    「鶴と亀が滑った」、何のこと? ここに出てくる必要性は? なぜ滑るの?

④    「後ろの正面」とは?こんな言い方は聞いたことありません。「真後ろ」ということ?

 

「かごめかごめ」の歌詞の意味には昔の人も「?」となる部分が多かったのだと思います。

そのためか、何かの謎が隠された歌ですとか、恨みの隠された歌だとか様々な解釈がなされたようです。

 

遊女の嘆きを隠した歌、徳川埋蔵金のありかを隠した歌、囚人脱走の手引きの歌、囚人斬首の歌、などいろいろなものが残っています。

いずれにしても、怨念の籠ったような不気味さを伴っているように思われます。

昔の人も、この歌の詞には普通でないものを感じていたことが伺えます。

 

この謎を解く方法は二つあると私は考えています。

 

一つは「古代やまとことば」に共通するヘブライ語(イスラエル語)です。

日本語としてなまった言葉と思われるものまでを含めると、3,000語以上はヘブライ語と思われる言葉があります。

 

この「かごめかごめ」をヘブライ語で解読した場合の解釈は以下の通りです。

(中島尚彦氏のサイトにヘブライ語での解釈がありました)

 

誰が守るのか?
誰が契約の箱の中に安置されている
神器を取り出すのか
それを取り除き、お守りと差し替えよ

そして、誰もいない荒れ地に水をひき
そこを聖地として支配せよ

 

これは、目隠し遊びの原点として、モーゼの時代に作られた十戒の石板が入ったイスラエルの宝である「契約の箱」が隠されたということになります。

モーセの十戒を納めた箱=「契約の箱」=『聖櫃:失われたアーク』ということになります。

 

契約の箱にはケルビムと言われる鳥の形をした守り神が二羽で、箱の上で聖なる箱を守護したことが聖書に書かれています。 

 

「かごめ」という言葉は「囲む」が語源であったのではないかと言われています。
その語源はさらにイスラエル語にあるのではないかとも思われています。

そして、この歌の作者は弘法大師空海ではないかと考えられています。

 

四国出身であり、イスラエル系の渡来人(母方)の子孫であり、唐に留学して景教を学び、灌漑治水に長けており、剣山を含めた四国を八十八カ所の霊場で丸ごと封印した空海。

封印したあとで、聖地と神器の在処とその秘密を「かごめ歌」にして残したのではないでしょうか。「鶴」「亀」「籠目紋」、こうしたものが日本で珍重されてきた理由も分かってきます。

 

遣唐使として中国に渡った時に聖書に触れ、おそらくは日本で一番聖書に理解があった人物と思われます。世界中で多くの人が感心を持ち続けてきた「契約の箱」が日本にわたってきており、その中の神器が盗難に合わないようにお守りと差し替えられた。

そして本体の神器はひそかに人の踏み入れない荒れ地に水害や湿気までも管理されて作られた聖地に隠されたことを物語っているのではないでしょうか。

 

私はこの荒地こそ、昔の京都、渡来人秦氏が創った日本のエルサレム(聖地)「京都」ではないかと推測しています。

空海はヘブライ語を熟知し、旧約聖書に精通し、しかも灌漑土木技術を学び実際に水路を作る技量を持っていた人です。平安の当時にこれだけの能力をもった人は、空海と和気清麻呂の二人くらいであったと思われます。日本に戻った空海は四国の香川県で灌漑工事を行い日本最大のため池の「満濃池の改修」を行いました

そして、四国に霊山と呼ばれる剣山という山があります。西日本で二番目に高い山です(1930m)。

剣山の頂上には、鶴石、亀石、宝蔵石という三つの大きな岩石があることから、別名「鶴亀(ツルキ)山」とも呼ばれていたそうです。「ツルキ」とはヘブライ語で「壁の岩」のことだそうです。

 

山頂には小さな石山(石を丸く積み上げたもの)に丸いしめ縄が飾ってあります。

子供が手をつないで、「かごめかごめ」と遊んでいるような情景が目に浮かびます。

剣山の山頂付近にある剣山宝蔵石神社では、毎年717日に大祭が行われる。現在は担ぎ手の高齢化のため若い人が足らず、その前後の日曜日に変更されたが、一説にこの日はユダヤ教の祝日の日であり、この大祭行事で神社山頂へと渡される御輿の中に、そのアークが隠されているのではないかと思っている人もいるとのことでした。

 

この717日は京都の八坂神社最大の祭礼にして、日本三大祭のひとつに数えられる「祇園祭」が行われる。八坂神社の由来に「いやーさか」=イスラエルの言葉で「神に祝福あれ」という意味があり、この祇園祭りと同じ日に剣山宝蔵石神社の大祭が執り行われるということは、偶然の一致ではないと私は思います。

 

717日という日は、聖書にも記載がある日付です。 

聖書の創世記、83-4節にはこう書かれています。

「それで水はしだいに地の上から引いて、150日の後には水が減り、箱舟は717日にアララテの山にとどまった」

 

717日は大洪水の中を漂ったノアの方舟がアララテの山に漂着した日です。

ノアはそこで祭壇を築き、動物を生贄として捧げ、神を祭ったことが書かれています。

つまり、717日は人類の救いの日であり新たな歴史のはじまった日なのです。

 

ノアの子孫であるユダヤ人は毎年この日を謝恩祭・シオン祭として祝うようになったのです。

ヘブライ語のシオンは発音としては「ズィオン」が一番近い音のようです。

ズィオンと祇園、音があまりにも似ていないでしょうか。

 

イスラエルの民が祖国から持ち込んだ秘法を最初に隠したのが剣山と考えることはできそうです。
古代における日本とイスラエルはあまりにも共通点が多すぎるのです。

それは、日本人がイスラエルの民であるということではありませんが、イスラエルの民(渡来人)との交流が非常に深かったことを意味していると思います。

今日のブログが長くなりましたので、謎を解くもう一つ方法は明日のブログに引き継ぎます。

ごめんなさい。

 

----owari---

 

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