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経済問題によるストレス(後編)

2019年07月14日 | 人生
(「人々の役に立つ仕事」を心掛ければ、経済は好転する)
お金は天から降(ふ)ってきません。この世の中では、世間(せけん)様から見て、お役に立つ仕事をしていれば、それなりの経済的な報酬(ほうしゅう)が与えられるようになっています。必ず、そうです。しかも、業種を問わず、そうなのです。

つまり、自分の収入額(がく)を決定しているのは、自分自身ではなく、周りの人たち、あるいは、お客様など、世間一般の人たちなのです。

例えば、不況期(ふきょうき)であっても、商売が繁盛(はんじょう)しているところと、繁盛していないところが出てきますし、同じ会社のなかでも、収入が増(ふ)える人と増えない人が出てきます。それを決めているのは、自分ではありません。周りの人たちが、そのように決めてくださるわけです。

したがって、お金を儲けようとして、あがく必要など全然ありません。多くの人の役に立つ仕事を常(つね)に心掛(こころが)けることです。「多くの人の笑顔や幸福な姿(すがた)を見ることを喜びとする。そうしたことを、自分の仕事の延長上(えんちょうじょう)に見いだす」というような努力をすることが大事です。「人々の役に立ち、人々から感謝(かんしゃ)されていて、経済的な報酬がない」ということはありえないことです。

「自社の商品やサービスはこんなによいのに、売れないのはおかしい」と言うのは勝手ですが、やはり、世間の目は厳しいものです。

また、「不況だから潰れた」という言い訳(わけ)をよく聞きますが、同じ通りや繁華街(はんかがい)にあっても、「潰れるところあり、潰れないところあり」です。お客が減(へ)って潰れるところがある一方、お客が増えているところもあるのです。

本当に不思議なことですが、この事実に対しては謙虚(けんきょ)でなければならないと思います。

経済問題については、個別具体的なことを深く考えすぎる必要はありません。世間様のお役に立つような仕事を常に心掛けていれば、どのような職場にいても、みなさんの経済状況は好転します。そして、今いる会社のなかで、自分の持っている能力や才能を生かし切れなくなった場合には、必ず、新天地が開けるようになっています。世の中というのは、そのようなものなのです。

見る人は、必ず見ています。人々の役に立つ仕事をしていれば、みなさんに、もっと大きな仕事をさせるべく、しかるべきときに、しかるべき手を伸(の)ばして引っ張ってくれる人が、必ず現(あらわ)れてくるのです。

繰り返しますが、経済的な問題については、一過性(いっかせい)のものがあったとしても、あまり深く悩みすぎる必要はありません。人様のお役に立つことを心掛けながら、その結果については、大いなるものに委(ゆだ)ねて、祈(いの)ってください。そうすれば、必ず道は開けてきます。

ビジネスの世界においても、「自分の会社が大きくなることによって、世界をユートピアに変えていく原動力の一助になりたい」という高い志(こころざし)を持っていると、その志は必ず人々に伝わり、協力者が大勢(おおぜい)出てくるものです。そのように思ってください。

---owari---
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