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中国のウソつき国家ぶりは相変わらず

2020年03月28日 | 日本
高山:この夏に開催された北京オリンピックは、中国が金メダル数で二位のアメリカを圧倒して、「大躍進の中国」なんて報じた新聞もあったけれど、どんなに大掛かりに華美に見せても、本質としての中国が“ウソつき国家”であることに変わりはないというのが見えました。

演出と言えば聞こえはいいけれど、開会式でテレビ中継された花火はCG合成で、笑顔の美少女による革命歌独唱も、別の少女による吹き替えだった。また、中国の五十六の民族を代表して民族衣装を着て進行した子供たちのほとんどが漢民族だった。

国威発揚のためなら何でもありというのは、先の戦争でもさんざん日本相手にやったことです。中華民国から中華人民共和国になっても、シナ人のやることに変わりはない。

A・ポンソンビーは『戦時の嘘』の中で、手軽で効果的なプロバガンダは写真の利用だと語っています。たとえば第一次大戦中にイギリスの『デイリー・ニュース』紙に「窮迫(きゅうはく)する独市民」と題する、くたびれ果てた身なりの人々が並んで食料の配給を受けている写真が掲載された。

敵の惨状を見れば憂さも晴れる、もう一押しだと戦意も高揚するけれど、本当はベルリンの新聞が載せた『仏露の捕虜にスープを支給』する写真だった(笑)。

フランスの『Miroir』紙は、紙面に並べられた死体とそれを見下ろす市民の写真に「ポーランドでの独軍の蛮行」というキャプション(タイトル)をつけた。しかしその写真は、日露戦争のさなかにロシアであったポグロム、つまりロシア人がユダヤ人街を襲って殺人暴行のかぎりを尽くした現場写真でした。

こうした詐術を蒋介石や、彼を操ったアメリカもやっていた。有名なのは、『ライフ』誌に載った「爆撃跡で泣く幼児」の写真ですね。駅舎の残骸を背景にホームに一人座って泣いている一歳児の写真で、シナのどの抗日記念館にも南京大虐殺の一場面として必ず置いている一葉ですが、真実はまったくのヤラセです。

まず場所ですが、写真の現場は蒋介石軍の武器集積地だった上海南停車場で、そこのアメリカ国籍を持つ写真家王小亭が幼児を連れてきて撮影したものです。なぜそれがわかるかと言うと、その撮影風景自体がアメリカの「反日」宣伝映画『ザ・バトル・オブ・チャイナ』に映っているからです。そんな捏造写真が大手を振って、一時は日本の教科書にも載っていた。

写真説明を勝手に変えるのもシナ人の得意技です。典型は『アサヒグラフ』(昭和12年11月号。平成12年に休刊)に載っている「わが兵士に護られて野良仕事より日の丸村に帰る女性や子供たち」の写真です。当時のシナは蒋介石軍と共産軍が競うように村を襲っては、村長を殺し、略奪と暴行を繰り返していた。日本軍が進出した地域でやっと村人に笑顔が戻っていた。それが実相です。その写真がシナ人にかかると、「江南の農村の女は一群一群、押送され陵辱(りょうじょく)、輪姦、銃殺された」となる。

わが『朝日新聞』はこの悪用を抗議しないどころか、本多勝一氏を使って「婦女子を狩り集めて連行する日本兵たち。強姦や輪姦は七、八歳の幼女から七十歳を超えた老女にまで及んだ」とシナ人のウソをもっと膨らませて日本国内に喧伝した。

こんな見え透いたウソ写真が、シナではいまだに国営の抗日記念館を飾り、訪れる日本人観光客はそれを見て恐懼(きょうく)してシナ人への贖罪(しょくざい)感を植えつけられる。さらに日本では朝日・岩波文化人が“自虐史観”の格好の史料として重宝しつづけている。

あまりではないかと南京攻略戦を戦った老将兵たちが、『朝日』に誤用された写真だけでも北京政府に撤去させろと訴えてきたけれど、もちろん聞く耳も持たない。

ところが、当の北京政府が先日、にわかに南京の「侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館」に飾られていた「爆撃跡の幼児」と『アサヒグラフ』の「日の丸村」の写真など三点を撤去したことを日本側に知らせてきた。安倍政権時代にこのウソ写真に日本人が本気で怒っていることを知らされ、その怒りが先日の毒餃子事件で増幅され、日本人の心底からシナ嫌いが目に見える形をとった。

それで怖くなって、写真の撤去につながったと言われます。外務省幹部によれば、「百人斬り競争」のインチキ説明文も撤去している。『朝日新聞』は結局、へつらった北京にも裏切られた(笑)。醜態(しゅうたい)のかぎりですね。

---owari---
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