好きな人に、現実に「結婚しよう」と言わせる方法が、はたしてあるかということですが、これは、もちろん、「ご縁があるかどうか」ということにもかかわるわけです。
その「ご縁があるかどうか」を試す方法として、まず、「心のなかで相手との新婚生活をイメージしてみる」ということが挙げられます。
結婚式、新婚旅行、それから、新婚生活。
相手とのあいだに子供が生まれるところ。
二人で子供を育て、共に年を取り、死ぬ間際になって、「おまえと結婚してよかった」と言われるかどうか。
これを心のなかのスクリーンに描いてみて、そういうストーリーがつながっていくかどうかを考えてみます。
そのストーリーが、ストレートにずうっと展開していくようならば、可能性として、かなり高いかもしれません。
ところが、「いくら描いても描いても、どうも結婚式ぐらいまでが限度で、それから先のことが思い浮かばない」という場合には、もしかすると、その人は、あなたが結婚する相手ではないかもしれません。
まず、この点を確かめておいてください。
相手との結婚生活が心に描けるようであるならば、次に、あなたは、「これから先に、自分はどういうことをしなければいけないのか」ということを考えるのです。
しだいに若妻らしい雰囲気を漂わせ、「相手が奥さんにしてほしいと思うことは、こういうことだろう」ということを常に年頭に置いて、それらしく振る舞っていくことです。
自然しぜんに、相手は、催眠術にかかったように、あなたが奥さんであるかのような錯覚に陥りはじめます。
そして、次第しだいに、あなたの術中にはまってくるようになります。
「それらしく振る舞う。もう結婚するような雰囲気を漂わせる」、こういうことも大事です。
相手が、それで、ズズズズッとのめり込んでくるようだと、かなり脈があります。
ところが、あなたが新妻のような振る舞いをしはじめると、とたんに距離を置くようになる男性の場合は、いわゆる“遊び”である可能性が非常に高いので、気をつけねばなりません。
そうしたときに、遊びと見抜けず、結婚してほしいがために、安易な気持ちで深い関係を結んだりすると、それをピークにして相手が遠ざかっていくということがあります。
それ以外の方法として、頭のよい女性であるならば、「次第しだいに、”誘導尋問“で言わせてしまう」という手もあるでしょう。
また、「だんだんに、周りの人に認知してもらうような手をとる」という方法もあるでしょう。
ただ、この外堀から埋めていく方法は、よほど確信がないと、話だけ先行して流れてしまったときに、あとあと、あなたの心に、非常に深い傷が残ることになります。
いずれにしても、最終的に、縁があるかどうかが大事なことです。
したがって、縁がなくて、もし流れるようなことになった場合、「それはそれ、また次のチャンスもある」というふうに、割り切って考えたほうがよいと思います。
『もう結婚するような雰囲気を漂わせる』(仏法真理)
---owari---
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