(今後は、中国に対しても、言うべきことは言わなくてはならない)
先の大戦について反省することは結構ですが、その結果、「一切の正義が日本から失われた」と考えるのであれば、それは、あまりにも自虐(じぎゃく)的なものの考え方ではないでしょうか。
新しい「正しさの基準」が、今、生まれようとしています。
「新しい文明」が、今、起きようとしています。
私たちは、この文明を広げようとしているのです。
そうであるならば、七十数年続く単なる日本叩きを、いつまでも続けさせてはいけません。
日本のある書籍が中国で出版されることになったのですが、出版社からそのなかで、「マルクスは地獄に堕(お)ちていると書かれているが、その部分は削らせてほしい」と言ってきました。
「自分たちの“ご本尊”が地獄にいる」ということは、向こうとしては困るわけです。中国の人々は、本音ではマルクス主義をもう信じてはいないのですが、建前上はまだマルクスが“教祖”であり、マルクス主義は、国が拠(よ)って立つ基盤なのです。
中国13億人にとっての“根本教祖”であるマルクスが地獄に堕ちているとなると、国家の体制が崩れてしまうので、地獄に堕ちていることは隠しておきたいのです。ただ、いつまでも真実を隠しておくことはできないでしょう。
「国家のスタート点が正しいか、間違っているか」ということは大事なことであり、やはり、言うべきことは言わなければいけないと考えます。
今、新しい繁栄が来ています。必ず未来は拓けます。
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これからの時代、過去の延長上に未来は築けないだろう。昨日の成功を今日は捨て去り、今日の成功を、明日は破壊し、さらなる創造の新境地を拓く。そうであってこそ、未来に生きる人たちにも夢が花咲くのだ。
私たちは、日々に老化させ、朽ち果てさせようとしている見えない力と闘っている。
いままではこれでうまく行ったという意味での「常識」を墨守(ぼくしゅ)している人たちは、滅びていく種族である。あたかも、マヤやアステカの文明のように。
だから川の流れに逆らって泳げ、世間の評価が定まったら終わりだと思え。いつも人と違ったことを考え、言い、実行せよ。チャンスは必ず、いつか巡ってくる。その時は、迷わずゲットせよ。それが新しき創造への道である。
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何が面白いって、この世に新しい価値を生み出すことほど面白いことはない。
人がやっていないことをやる。まだ世の中にないものを創り出す。わが子の代には『常識』になっているであろう『非常識』を、現在ただ今の中に見出す。
さんざんバカにされ、冷笑されつつも、一心に努力し、二十年後には、世界中から尊敬されている自分を発見する。実に痛快ではないか。
奇人・変人を尊敬し、自らも誇り高き奇人・変人になろう。
「素晴らしいヘソ曲がり」にならなければ、勇気をもって、新文明の旗手になんかなれない。
恐れる心を捨てて、チャレンジしていこう。
---owari---
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