辛い時、悲しい時にこそ
積極的な力強い言葉を出していくことが 大切です。
言葉というものは まさしく 人生の牽引車です。
言葉によって 人は幸・不幸を 分けていくことになります。
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言葉には、昔から言霊と言うように、霊力があるのです。
“悪い言葉”と“よい言葉”と 言いますけれども、
必ず波動がこもっています。
もともと“思い”であったものが
地上に翻訳されて 言葉になっているわけで、
それぞれの言葉に
やはり波動がこもっていると 考えていいわけです。
例えば『聖書』を取っても そうですけれども、
イエスが『聖書』のなかで 述べられていること、
背景の記述を外して 述べられたこと自体を集めてみたら、
そんなに量はございません。
ほんの数ページか数十ページしか ありませんけれども、
その言葉自体は 非常に力があります。
光があります。
この光の部分が、
人の心のなかに食い込んできて 感動させるのです。
このように、言葉というのは 非常に大きな力を持っているわけです。
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言葉というのは、
人間が霊的な存在であるということを 知らしめるために
与えられたものなのです。
人間は本来、霊的存在であり、
実相世界の住人ですが、
この地上に生まれ落ちると、本来の住まいを忘れ、
自らの霊的本質を 忘れがちになります。
しかし、それに気づくよすがとして、
神は言葉の力というものを 与えました。
言葉には力があります。
消極的な言葉を数多く使う人は
打ちのめされた人生を送り、
積極的な言葉を数多く使う人には
道が開けるのです。
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よい言葉を出す。 正しい言葉を出す。
仏の心にかなった言葉を出す。
“真実語”を常々語り、 “悪口”(人の悪口)
“妄語”(うそ)、 “綺語”(おべんちゃら、へつらい)
“両舌”(人を仲たがいさせる言葉)を避けることです。
---owari---
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