このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

あの世とこの世

2015年11月28日 | 霊界

人にはあの世はないと考えている人と、あの世はあると考えている人がいる。
実際に死んだ時に、前者のように死ねばそれで終わりで、意識が消滅するというのであれば、それでよいのですが、あの世があり、自分の意識も今まで通りであったならば、どうでしょうか?

死んだ時に大きな混乱が生じ、何をして良いかが分からず、大いに戸惑うでしょう。
しかし、後者の考えの人であれば、どちらの状態でも困らないわけで、むしろスムースにことが運び、あの世での生活にも慣れやすく、困ることなく暮らせると思います。

あの世や神仏を信じることができなかった人びとは、死んでからも生前と同じように、意識があるために死んでいることを理解できず、この世をさまよい、いつまでも成仏できない人もいるのです。

この世は仮の世界で、魂が修行する場でもあるのです。
平均的にいえば、この世に70年から100年生きて、あの世で数百年から一千年過ごすといわれています。
もちろん、死後、数時間後に再誕するケースもありますが、一般的には数百年なのです。今の私たちは五百年前にも生きていたとすると、日本では戦国時代に生きていたということになります。
あの世の生活の方が長く、この世は仮の世界、魂修行の世界だといわれているのです。

この世での生活は、金持ちになることや出世や名誉など、この世的な成果のみが重要ではありません。
いかに多くの悟りを得たか、人様に尽くせたか、徳を積めたかが重要なのです。

あの世では金銭も名誉も肩書きも通用しません。魂にどのような悟りがあるのか、悟りを持っているのかが重要となります。この世で世のため、人のために、自分ができることをしっかりやることが大切なのです。

人間は、あの世で数百年を過ごし、魂が再び、肉体を持ってこの世に生れたいと欲してから、この世に生まれるのです。このことを数万年以上かけてこの世に生まれ変わっているという真実を知ることは、人生最大の真理を知ることになるのです。

---owari---

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