言葉というものが、いかに大事であるかということです。
言魂(言霊:ことだま)と言いますけれども、実際に大事なのです。
人間の地上活動の中で、言葉というのは極めて霊的なものなのです。極めて霊的なのです。
それは、私たち地上に生きている者にとっては、
その言葉が一定の振動数に翻訳されて、耳の鼓膜を通って聞こえますが、
実際は、この地上を去った霊的世界に行きますと、
そういう、空気の振動で伝わってくるのではありません。
この言葉になるような思いというのが、ストレートにポンッと入ってきます。
しかし、思いは思いとして、やはり、言葉に翻訳されるような思いであるのです。
悲観的な言葉を出すことの悪い点は、そういう悪い言葉を出すことによって、
自分自身が耳を通して、それを聞いてしまうということです。
悲観的な言葉を出し、耳を通してそれを聞くことによって、
それが、心のなかに刻印されることになります。
また、いったん出された言葉というものは、想念の世界において、全世界を駆け巡ることになります。
悲観的な言葉が他の人の心に、カラスの爪痕のような黒いものを残すことにもなります。
したがって、悲観的な言葉は、出してはいけないのです。
神は言葉にて、世界をつくります。
そして、愛は言葉にて、人をつくるのです。
---owari---
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