今日も国際関係アナリスト・北野 幸伯さんのメルマガからお伝えします。
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全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは! 北野です。
(@『北野幸伯が暴く陰謀論の大嘘』のPRがあります。)
私は、1999年にメルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』を創刊した後、25年間世界情勢に関する情報を発信しつづけています。
2005年に1冊目の本を出版し、2024年までに13冊の本を出しました。
2008年頃から、「世界情勢の研究専業」で暮らしています。
興味のあること、好きなことを仕事にしているので、実に幸せです。
さて、私の発信する話の情報源は主に二つです。
「公開情報」(いわゆるOSINT)
「人からの情報」(いわゆるHUMINT)
皆さん、私のメルマガや本を読んで、新聞記事の引用がやたらと多いことに気がつかれたでしょう。
そして、「新聞記事の割には、意外と驚愕な情報が載っているな」と思われたかもしれません。
たとえば、
「アメリカは、イラクを攻撃した後、イラク原油の決済通貨をユーロからドルに戻した」とか。
「2003年の革命で失脚したジョージアのシェワルナゼ大統領は、「革命は、ジョージ・ソロスがやった」と断言している」とか。
「2008年のロシア―ジョージア戦争、先制攻撃したのは、ジョージアだった」とか。
「キッシンジャーは、「ジャップは最悪の裏切者!」と叫び、日本を憎悪していた」とか。
「2012年11月14日、中国は、ロシアと韓国に反日統一共同戦線創設をよびかけた」とか。
挙げればキリがありませんが、新聞などをじっくり読んでいると、時々「驚愕の情報」が載っているのです。
そういえば佐藤優さんは、「スパイは普段何しているのか。現地の新聞を熱心に読んでいる」
「公開情報から90%以上のことがわかる」などとおっしゃっていました。
実際そうだろうと思います。
日本では、「マスゴミ」という用語が流行っていますが、極めて安価に入手できる公開情報を参考にしないのはもったいないです。
ところで、公開情報を見ていると、時々「陰謀論のようなホントの話」に出会うことがあります。
私の過去本を読まれた方は、ご存知でしょう。
「・・・・・・・・・これって、陰謀論?
え?新聞に載ってることなの?
じゃあ、ホントなのか?」
ところで、陰謀論は、楽しいものです。
私も陰謀論系の本が好きで、時々読んでいます。
エンタメとして。
もう一つ、既述のように、「陰謀論のようなホントの話」もあるのです。
私はしばしば「陰謀論のようなホントの話」を書いています。
常に証拠つきなので、「北野は陰謀論者」と呼ばれたことは一度もありません。
そう、この世の中には、「トンデモ陰謀論」と「陰謀論のようなホントの話」があるのです。
トンデモ陰謀論をうっかり信じてしまうと、人生にいろいろ不都合なことが起こってきます。
なんといっても、そこに流れているのは「フェイク情報」なのですから。
一方、「陰謀論のようなホントの話」は知っておくべきです。
とても重要な情報が含まれているからです。
では、「トンデモ陰謀論」と「陰謀論のようなホントの話」、どうすれば見極めることができるのでしょうか?
そこで、私が「陰謀論」に関する講座を作成しました。
◆『北野幸伯が暴く 陰謀論の大嘘』
といいます。
目次は
■「陰謀論はここから始まった」
ロスチャイルド、ロックフェラー、ディープステート…
現代まで続く“陰謀論”の起源
■「ディープステートと国際社会」
プーチン、トランプ、安倍晋三…
陰謀論者に支持される指導者の共通点
■「世界を騙したブッシュ大統領」
アメリカ政府が自白したイラク戦争開戦のウソ
■「ユダヤ系財閥を打倒した男」
陰謀論者がプーチンを英雄視するワケ
■「北野がプーチン信者になれない理由」
言論統制、貧困、嘘つき大統領…28年住んで感じたロシアの内情
■「ウクライナ戦争の黒幕はアメリカ?」
日本でも人気?ネットに蔓延る陰謀論を徹底解剖
■「フェイクにハマる人、ハマらない人」
その情報はホンモノか?北野さんが教える情報収集のツボ
「ウソ」と「ウソのようなホントの話」を見分けることができるようになれば、あなたの脳みそも人生観もクリアになることでしょう。
そして、本当の情報を知って進むのが、もっとも安全な繁栄への一本道なのです。
---owari---
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