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「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

家庭をおろそかにしてはなりません

2015年12月15日 | 人生

家庭は、夫婦ともに調和に満ちていることが大事です。
そのような調和ある家庭において、はじめて素晴らしい子供が育ってゆくのです。

この子供を育てる際において、水をやり、肥料をやることを忘れてはなりません。
水とは不可欠のもの、それは生きてゆく勇気です。

肥料とは智慧の言葉です。智慧の言葉を教えてやり、そして、生きてゆく勇気を与えてやること、生きてゆく希望を与えてやること。

さすれば、子供はすくすくと育ち、やがて社会有為の人物となってゆくでしょう。
このように、素晴らしい社会の建設は、まず、家庭から始めねばなりません。

家庭をおろそかにしてはなりません。
たとえ外においていかなる慈善事業をしようとも、
たとえ外においていかなる難民救済をやろうとも、
たとえ外においていかなる献金をし、いかなる信仰深い行為をしたとしても、
もし、家庭というものをおろそかにしたならば、そのような信仰は本物ではありません。

まず、自らの住む場所を、自らのいる場所を、まず、自らの家庭をユートピアにせずして、全世界をユートピアにすることはできません。

あなたがたの家庭をユートピアにするのは、いったい誰の力でしょうか?
他の人が来て、その家庭をユートピアにしてくれるというのですか。
あなたが家庭について責任を持たず、家庭の調和を乱しておりながら、
まったくの他人がその家庭のなかに入ってきて、
すべてのものをユートピアにしてくれるというのですか。

そんなことはないでしょう。
その家庭の不調和をつくっている原因は、あなた自身でしょう。
いや、あなたの家庭全員でしょう。
さすれば、まず自らの内よりユートピアを創ってゆかねばなりません。

また、現代の女性たちの多くに言っておきましょう。
あなたがたは、いちばん大切な仕事を忘れています。
まず、家庭ユートピアを創らねばなりません。
この家庭ユートピアを創ることを放棄して、
実社会にて活躍し、全世界をユートピアにしようとしても、
決してそのようなことは、かなえられることではありません。

まず自らの家庭を大切にしなさい。
妻ある者であれば妻を大切にし、
夫ある者であれば夫を大切にし、
子供ある者であれば子供を大切にし、
親ある者であれば親を大切にし、
そのように家庭の調和を大事にしなければなりません。

現代の女性たちの多くにも告げておきましょう。
自らの家庭を崩壊させておきながら、
自らの家庭を破壊しておきながら、
いかにこの世的に認められようとも、
いかにこの世的に成功しようとも、
いかに金銭に余裕をつくろうとも、
そうした行為はことごとく地獄へ通じる道であるということを、知っておきましょう。

そうです。仏の教えはいつもそこにあります。
女性たちの多くよ、家庭にユートピアを創ることがそんなに恥ずかしいことですか。
家庭を仏国土にすることが、そんなに卑しい仕事だと思いますか。
それは、あなたがしなければいったい誰がするというのでしょう。

その聖なる使命をないがしろにして、世の中の浮薄な風潮に流されて、
世の中のつまらない言説に惑わされて、
ほろ酔い気分で街のなかをさまよってはなりません。
決して、家庭をおろそかにしてはなりません。(仏法真理より)

---owari---

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