親が自分の子に理想を託するのは、当然だと思っている人は多かろう。
だが、ここにも落とし穴がある。
子供が純粋にひたすら親の理想を実現しようとする。
しかし、競争社会の現実は厳しく、能力の限界が来て、
子はどこかで撃ち落とされる。そして、打ちひしがれる。
本当は親というものは実に忘れっぽいものだ。
自分の小さな成功の陰にある数々の失敗や挫折、劣等感を忘れてしまっているから、
子供に正直には打ち分けていないものだ。
また、母親は夫の愛情を勝ち取る目的で子どもを追いつめるものだ。
純粋でないものはいつしか知られていく。
夫婦して過剰な期待をかけ過ぎた場合、子供は犠牲にならないために親から離れていく。
親の負の遺産を背負いたくはないのだ。
追いつめないことも愛である。
親として自己反省なのだ。
---owari---
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