(考えていることを、態度や行動などで示せ)
たとえ総理大臣であっても、清掃作業の服装をしてゴミ収集車の周りを歩いていたら、誰も「総理大臣だ」と思ってくれません。それと同じです。それなりの立場に立つ人は、それなりの雰囲気(ふんいき)を出してこなければいけないわけです。
心のなかで思ったことは、外に態度や行動として表れなくてはいけません。また、自己のPRにも出てこなくてはいけません。これを忘れている人が多いのです。
これも、「ダイアモンドの鉱床」の話と同じで、「もう一歩」のところが大事です。その事務員のように、「自分は、もっと立派になりたい」と思っていても、そのための一歩を踏(ふ)み出せていないようでは駄目なのです。
私も、繰り返し、「あなたの考えが、あなたの人生を決めます」と説いているのですが、考えている「つもり」だけでは駄目です。考えていることについて、何か一歩を踏み出さなくてはいけません。
「態度で示す」「言葉で示す」「行動で示す」「外見で示す」など、いろいろなかたちで、自分の考えていることを外側に打ち出していくことが必要です。そして、それを打ち出すことを恐(おそ)れていてはいけないのです。それを述べておきたいと思います。
---owari---
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