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肉体と霊体は密接な関係にある③

2020年11月28日 | 人体
(霊体を修復すると、肉体も治る)
前述したように、肉体の病変は、その前に、霊体(れいたい)のなかで最も外側にある幽体の異変として生じます。霊体の一部が、すでに病(や)んでいて、その部分が黒ずんでいるというか、そこに異変が生じているのです。まず霊体に病変が生じてきて、それが肉体に現れてくるわけです。

病気を治すに当たっては、外側(肉体)から治療(ちりょう)するやり方も、当然、あることはあるのですが、内側(霊体)から治すことも可能です。

霊体のなかには、神の子、仏の子としての光り輝く部分があるので、この光の部分が、「霊体の最も外側にできた、病んでいる部分を修復し、治していこう」という気持ちを強く持っていると、そこが治ってきはじめるのです。

そして、霊体のほうの修復が終わると、肉体のほうも治ってきます。
このへんは、なかなか難しいところですが、あの世へ行くと、実際には、もう、これしか方法はなく、霊体を治すしかありません。

別な言葉で言えば、念(おも)いによって自分の姿形を変えられる世界が、あの世です。それが人間の本当の姿であり、この世の肉体は、その影(かげ)のようなものなのです。

みなさんは、肉体について、「非常に確固(かっこ)としたもの」と思っているでしょうが、現実には、そうではありません。

肉体をつくっている分子は、さらに小さな原子でできています。
そして、原子の構造そのものを見ると、原子核の部分を、例えば、フットボール場の真ん中に置いてある一個のフットボールだとしたら、周りのスタンドの辺りを、電子がグルグルと回っているにすぎません。その程度のスカスカな状態なのです。

そのような状態のものが一種の磁場をつくり、一個の原子を形成しているのですが、その原子が集まって分子ができ、分子が集まって肉体ができているわけです。

そのため、肉体は、実際にはスカスカです。肉体は、固いものではなく、スカスカのものが集まり、くっついているだけの状態なのです。

したがって、「“設計図”を変えると、“建物”も変わってくる」と言えるでしょう。

---owari---
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