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魂を光らせるものは何か?

2015年12月23日 | 人生

ある有名なミュージシャンが高校生の時、いじめにあい、自閉症となって、学校に行けなかった。
しかし、ある時、植木等さんの歌、「そのうち何とかなるだろう(笑声)」を聞いて、救われたと言った。

そのうちに、いつか問題は解消するだろう、気を詰めて、思い悩んで、自分を追い詰める必要はないと感じたのではないでしょうか。

人生は短い、だから有意義に生きなくてはならないとテレビで語っていた。でも、これは間違いだと思います。
その論法ならば、短い人生は楽して面白く生きればよいということになる。

でも、魂は永遠である、その中で人間として生まれ修行して、魂を向上させていくこのことが
来世にも、来来世にもつながり、人間として成長し、向上していくことができる。

人生が今世限りであるならば、生まれてきた境遇があまりにも違いすぎることは不平等であると言わざるをえない。

しかし、永遠の魂の生まれ変わりの中で今世の境遇が与えられているとするならば、今世はその境遇の中で修行することがその人にとって最もふさわしいと理解しなければなりません。

だから、どんな困難があってもどのような環境であっても、その人の魂を磨くために必要な境遇だと考えて、越えることのできる困難だと考えて、勇気を持って乗り越えましょう。

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あなたがたは、不幸のさなかにあって嘆き悲しんではならない。
不幸のなかにあって、あなたがたの多くは、自分の人生を悔いているであろう。

自分の過ちをつくづくと、つぶさに観察したことであろう。
自分の情けなさを、身にしみて感じたことであろう。

あなたがたは、失意のなかから、また立ち上がらねばならない。
なぜならば、あなたがたも、また、仏の手足であるからだ。
あなたがたも、仏の偉大なる生命の一部であるからだ。

そうしたあなたがたであるならば、
決して、失敗ということは、この世にないのである。
決して、挫折ということは、この世にないのである。
決して不幸のまっただなか、不幸のどん底ということはないのである。

そのような失敗や、挫折や、不幸と見えるものは、
すべて、あなたがたの魂を光らせるためにこそあるのだ。
魂を光らせるための砥石であるのだ。

このように考えてゆきなさい。
これが仏法の根本であるのだ。

私は、困難や苦難を、この世に存在しないとは言わない。
また、困難や苦難が、あの世に存在しないとは言わない。

しかし、苦難や困難は、それ自体が善としてあるのではない。
それ自体、存在が許されてあるのではない。
私はそう思う。

苦難や困難は砥石としてのみ、存在が許されている。
苦難や困難は、魂を磨き、魂を光らせるための、砥石であり、
魂を光らせるための、サンドペーパー、
そう、やすりでもまた、あるのだ。

人びとよ、このように捉えてゆきなさい。
さすれば、今、苦境のなかにある時に、
運命があなたに何を教えんとしているのかを知りなさい。

運命の教えんとしていることを知り、そして、それを自らの糧としなさい。
自ら自身への戒めとしなさい。

失敗を教訓としなさい。
そして、また中道の道へと帰ってゆきなさい。

中道の道を歩く時に、またしても同じような危険があなたを襲うこともあるであろう。
その時に、すでに蓄えた知識を、 すでに蓄えた経験を、すでに蓄えた智恵を生かしなさい。

あなたがたは、同じ失敗を繰り返すことはないであろう。
それは、あなたがたが経験したことが、経験から学んだことが、経験から学んだ教訓が、
そして、そこから生まれた叡智が、あなたがたを守るからだ。
あなたがたに、あなたがたの額に、光を飾るからだ。

それゆえに、失敗を恐れてはならない。
それは、あなたがたが将来もっと大いなる成功を収め、もっと大きな失敗から身を守るために、
あらかじめ仏が与えたもうたワクチンだと思いなさい。

仏が与えたもうた予防接種だと思いなさい。
あなたがたの魂を鍛えるために、
あなたがたの人生を、より多くの光に満ちたものにするために、
与えられたものだと思いなさい。

こうして、中道の道に入る時に、
あなたがたには永遠の光が約束されているのだ。(仏法真理より)
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---owari---

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