(第三章 人間関係をうつす鏡 ⑪)
あなたは気がついているでしょうか?自分を良く見せようとしてつく嘘は、相手を欺(あざむ)くばかりでなく、あなた自身も欺くことなのです。嘘や隠しごとをしているとき、あなたは、潜在意識に『本当の自分でいると愛されない』というメッセージを送っています。そしてそれは、あなた自身を否定することなのです。
また、いつも自分の本音を抑えて言いたいことを我慢していると、自分の心に分厚い仮面をつけてしまいます。そして、やがては自分の心が見えなくなって、なさけない気持ちになってしまいます。本音は、ありのままのあなたを映しています。あなたが本音で表現していくとき、心は豊かになって輝きだすのです。
あなたのしまい込んできた感情を解放しましょう。信頼できる人を見つけて、あなたがどう感じているのかを伝えてみましょう。アドバイスが欲しいのではなく、ただ話を聞いてほしい、慰めて貰いたいのなら、そう伝えましょう。
本音を表現するのに、必ずしも相手を必要としませんから、もし、直接相手に本音を言えないならば、自分だけの日記をつけたり、詩を書いたりしてください。それだけでも、あなたの心はずっと軽くなります。そしてしだいに心が豊かになって、ありのままでいることが、とても自然になってくるのです。
(平池来耶(ひらいけらや)著書「『運命の鏡』スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ」から転載)
---owari---
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