このゆびと~まれ!

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信じ込まないでください!

2022年12月03日 | 人生
(第三章 人間関係をうつす鏡 ⑧)
あなたは、心の奥では『なんだかこの人、信用できない』と知っているのに、相手に対して疑いを持つことに罪悪感を抱いていないでしょうか?

もちろん、持たなくていい疑いは、持たないに限ります。疑いを持つことは悲しいことです。しかし、もっと悲しいことは、疑う必要がある相手のことを信じ込むことです。

信頼と信用は違います。信頼には打算が含まれません。しかし、相手が自分の都合で判断しているときは、少し距離をとって、あなたの感じることに耳をすませてみるのです。

疑いという否定的感情は、相手の持っている考えや行動が、今の自分が傷つけられる、コントロールされる恐れを感じたときに起こります。また、どんなに仲の良い人でも、ときには、よく見せようとして見栄を張ったり、ごまかしたりすることがあります。あなたが、その偽りの部分までも信用してしまうと、やがて相手の全てを胡散臭(うさんくさ)く感じ、信じられなくなってしまうかもしれません。

そういった、あなたにとっての危険サインを受け取っていくことは、後悔しないために、また何より、自分の判断を信頼していくために大切なことなのです。

(平池来耶(ひらいけらや)著書「『運命の鏡』スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ」から転載)

---owari---
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