夫婦で、三男が出品している大学の有志の作品展に行きました。
大学を卒業して1年がたとうとしていますが、息子はうちの3階をアトリエにしてコツコツ制作を続けています。
今年は、公募展にも応募したようです。
バイトと制作の繰り返しの日々ですが、わが家には彼のような考えの人間はいないので、本当に絵が描きたくてしょうがないんだなあと、思うばかりです。
今回の作品展は、現役生、大学院生、卒業生の有志計11人が大学の制作室兼アトリエを会場にして行ったものです。
会場に着くと、受付で「よろしかったらご記帳ください」と言われ、妻が名前を書くと、「ああ、高橋くんの・・・」と受付の二人の方にまじまじと見られました。
思わず「卒業してるのにお世話になってます」と言ってしまいました。
「こちらも助かっています」との返事。さらに「高橋くんとはゼミもいっしょに受けています」とのこと。
なんと、卒業生がまだゼミまで出させていただいていうるようで、授業料などはどうなっているのでしょうか・・・不思議な大学です。
息子の作品は私にはよくわかりませんが、有志の方の中にはかなりの力作もあって、妻は感動していました。
息子3人ともに卒業をしているので、それぞれの人生を歩んでいけばいいと思いますが、3人ともにいい友達にめぐり合えているなあ、と今回もさらに感じてしまいました。
車での帰り道、京都はかなりの渋滞で時間がかかってしまいました。車中で、私は「学食のうどんは130円で安かったなあ」「今日の受付にいた二人の女の子はかわいかったねえ」と妻に繰り返し言っていました。いったい私は何を見にいっていたのでしょうか?