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ロイター ; 11月06日18:59分、 〔情報BOX〕国内主要企業の決算一覧

2020-11-06 23:43:34 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

 

  

◎◎  〔情報BOX〕国内主要企業の決算一覧

 

2020/11/06 18:59

 (情報を更新しました。)


    [東京 6日 ロイター] - 主な企業の決算は以下の通り。(発表日順)


    
    《11月6日》
    ◎日鉄、今期事業損益を600億円の赤字に上方修正 自動車向けが回復[nL4N2HS298]
    ◎ホンダが利益予想を上方修正 中国など「想定超え」回復[nL4N2HS2B2]
    ◎東レ、通期純利益予想を下方修正 下期は回復基調[nL4N2HS1OX]
    ◎トヨタ、営業利益は従来予想の2.6倍に上方修正 販売が急回復[nL4N2HS1AD]
    
    《11月5日》
    ◎スズキ、通期純利益予想は18%減 インド四輪販売は2割減見通し[nL4N2HQ4E2]
    ◎SUMCO、通期26.5%の営業減益を予想 車載向けは需要急回復[nL4N2HQ5XH]
    ◎ニコン、20年4―9月期営業損益は466億円の赤字 デジカメ低迷[nL4N2HQ5X1]
    ◎三菱商事、4―9月期純利益は64%減 通期見通しは据え置き[nL4N2HQ116]
    ◎郵船、通期損益予想を上方修正 定期船や物流で需給・収支改善[nL4N2HR187]
    
    《11月4日》
    ◎三菱自の中間最終赤字2098億円、通期販売下振れも業績予想は維持[nL4N2HQ36M]
    ◎伊藤忠、上期純利益は歴代3位の好決算 通期4000億円「必達を約束」[nL4N2HQ22J]
    ◎SUBARU、通期純利益予想200億円上振れ 米国販売が想定以上[nL4N2HQ1RC]
    ◎ソフトバンク、4―9月期営業利益は6.8%増 デジタル化需要捉え[nL4N2HQ28A]
    
    《11月2日》
    ◎東レ、4―9月期の純利益予想を下方修正 航空機需要低迷で減損処理[nL4N2HO1ZK]
    
    《10月30日》
    ◎JAL、今期は2400─2700億円の最終赤字予想 足元では回復傾向[nL4N2HL2KZ]
    ◎村田製、営業利益予想を上方修正 スマホ・自動車が回復[nL4N2HL268]
    ◎TDK、21年3月期営業利益予想を1100億円に上方修正[nL4N2HK6PL]
    ◎三井物産、コロナの収益下押しは当初見込み比3割減 市況改善など[nL4N2HL1HH]
    ◎LIXILが1200人の希望退職を募集、関連費用を計上へ[nL4N2HL1GW]
    
    《10月29日》
    ◎オリエンタルランド、21年3月期は赤字転落 休園で4―9月期7割減収[nL4N2HK2KT]
    ◎東エレク、通期の営業利益見通しを上方修正 「市場拡大続く」[nL4N2HK2C7]
    ◎パナソニック、テスラ向け新電池の開発着手 事業黒字化も視野[nL4N2HK332]
    ◎アドバンテス、通期営業利益を上方修正 メモリ―用試験装置堅調[nL4N2HK24G]
    ◎NEC、見通し据え置き コロナ影響「費用節減などで相殺」[nL4N2HK220]
    ◎ドコモ社長、他社新プランに「対抗していく」 具体内容は今後検討[nL4N2HK23U]
    ◎ファナック、通期の営業利益を従来予想の2倍以上に上方修正[nL4N2HJ56D]
    ◎三菱電機、通期の営業益を1500億円に上方修正 費用削減が奏功[nL4N2HK1RW]
    
    《10月28日》
    ◎ソニー、営業利益予想を上方修正 ゲームや「鬼滅」効果[nL4N2HJ1J5]
    ◎コマツ、今期予想上方修正 中国の建機需要の強さ「想定以上」[nL4N2HJ1QM]
    ◎日立が通期の営業益予想を上方修正、市場予想は下回る[nL4N2HJ1O7]
    ◎野村HD、7―9月連結純利益は前四半期比53%減 営業部門は好調[nL4N2HJ1NR]
    ◎JR東海、今期1850億円の営業赤字見通し 旅客は年度内60%の戻り[nL4N2HJ216]
    ◎JR東、GoTo効果で旅客に戻り コスト削減で「来期黒字化へ」[nL4N2HI19I]
    ◎ヤマダHD、通期業績予想を上方修正 家電など需要高まる[nL4N2HJ13J]
    ◎大塚家具、久美子社長が12月1日付で辞任 ヤマダ出身三嶋会長兼務へ[nL4N2HJ0Z1]

 

《10月27日》
    ◎ANA、過去最大の最終赤字へ 航空事業の規模縮小[nL4N2HI1RZ]
    ◎〔情報BOX〕ANAHD、事業構造改革の概要[nL4N2HI0T7]
    ◎日立金属、3200人削減へ 今期純損益460億円の赤字に下方修正[nL4N2HI2TF]
    ◎信越化、21年3月期営業利益予想は7.2%減の3770億円[nL4N2HI0VV]
    ◎富士通、4―9月期営業利益は12.4%減 コロナで商談停滞[nL4N2HI1NY]
    ◎JAL、今期2300億円前後の最終赤字見通し=日経[nL4N2HI0FK]
    
    《10月26日》
    ◎日本電産、通期営業益予想を29%増に上方修正 上期「想定上回る」[nL4N2HH1J3]
    ◎キヤノンが通期業績を上方修正、コロナからの回復が想定上回る[nL4N2HH1HR]
    ◎ANA構造改革、新事業で航空を補完 人件費や機材圧縮=関係筋[nL4N2HG05W]
    
    《10月23日》
    ◎東京製鉄が今期営業益予想を下方修正、下期は販売価格上昇に注力[nL3N2ES1NK]
    
    《10月22日》
    ◎オイシックス、通期業績を大幅上方修正 コロナで需要急増[nL4N2HD1XR]
    
    《10月21日》
    ◎ANA、今期5000億円規模の最終赤字に 国際線縮小し機材削減=関係者[nL4N2HC2ZA]
    
    《10月15日》
    ◎ファーストリテ、営業利益予想は64%増 コロナ収束に向かう前提[nL4N2H61MK]
    ◎出前館、20年8月期は54%増収 投資拡大で41億円の純損失[nL4N2H623D]
    ◎松屋、店舗休業で特損 2月通期は65億円の最終赤字に[nL4N2H61SI]
    
    《10月14日》
    ◎サイゼリヤ、今期36億円の当期損失見込み 2期連続の赤字に[nL4N2H528H]
    
    《10月13日》
    ◎J.フロント、3―8月期は206億円の営業損失 下期は黒字化目標[nL4N2H41R1]
    ◎高島屋、21年2月期の純損益予想は365億円の赤字 下期も現状続く想定[nL4N2H41RX]
    
    《10月9日》
    ◎安川電機、営業利益は7.9%減の予想 「下期から緩やかに回復」[nL4N2H01KN]
    ◎オンワードの2月通期予想、85億円の純損失 下期は黒字転換見込む[nL4N2H01HC]
    
    《10月8日》
    ◎7&iHDが今期予想上方修正、コロナで年末年始商戦に不透明感も[nL4N2GZ1D5]
    ◎ローソン、20年3―8月期は54.6%の営業減益 売上高12.5%減[nL4N2GX0LM]
    
    《10月7日》
    ◎イオン、中間期は575億円の最終赤字 6―8月期は営業黒字化[nL4N2GY1SI]
    ◎ファミマ、3―8月期最終損益は107億円の赤字 事業利益は回復傾向[nL4N2GY1CP]
    
    《10月6日》
    ◎コジマが営業益予想を3倍に上方修正、親会社のビックカメラも[nL4N2GX1FE]
    
    《10月2日》
    ◎ニトリHD、3―8月期営業利益は45%増 巣ごもり需要とらえる[nL4N2GT14W]

© Thomson Reuters

 

 


ロイター ; 11月06日18:09分、 マーケット・サマリー・最終(6日)

2020-11-06 23:33:33 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

 

◎◎  マーケット・サマリー・最終(6日)

 

2020/11/06 18:09

    

  ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
    

<外為市場>


                   ドル/円<JPY=>    ユーロ/ドル<EUR=>    ユーロ/円<EURJPY=
>
 午後5時現在       103.41/43         1.1838/42             122.43/47
 NY午後5時         103.47/50         1.1821/25             122.40/44
 
 

⇨⇨    午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の10
3円半ば。朝方の取引では久々の103円台で国内企業の買いが流入したものの、買
い一巡後は人民元に対するドルの弱さや米大統領選挙の開票結果を巡る不透明感、全
米各地で広がる抗議運動などが嫌気され、ドルは103円前半へ下落し8カ月ぶり安
値を付けた。

 
<株式市場>


 日経平均           24325.23円                  (219.95円高)
 安値─高値       24039.16円─24389.00円                        
 東証出来高         12億3212万株                                  
 東証売買代金       2兆5831億円                                   
 
△△△△     東京株式市場で日経平均は4日続伸した。終値ベースで2018年10月に付け
たバブル崩壊後の最高値2万4270円62銭を更新した。1991年11月以来と
なる29年ぶりの高値水準となっている。

東証1部の騰落数は、値上がり1367銘柄に対し、値下がりが714銘柄、変わら
ずが98銘柄だった。
      
 

<短期金融市場> 


 無担保コール翌日物金利(速報ベース)          -0.029%                              
                                     
 ユーロ円金先(21年3月限)      100.050           (変わらず)
 安値─高値                     100.040─100.050                      
 3カ月物TB                    -0.097            (-0.002)
 安値─高値                     -0.090─-0.099                        
 
    無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.029%に
なった。前営業日(マイナス0.031%)をやや上回った。「極端に強い調達がみ
られなくなりレートは横ばい」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は
動意薄。
    
 

<円債市場> 


 国債先物・20年12月限           152.17            (+0.03)
 安値─高値                     152.08─152.19                        
 10年長期金利(日本相互証券引け値)     0.015%           (変わらず)
                                            
 安値─高値                     0.020─0.015%                        
 
    国債先物中心限月12月限は前営業日比3銭高の152円17銭と続伸して取引
を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの
0.015%。米大統領選後の金利低下傾向が一服し、様子見ムードが強まった。
    
 

<スワップ市場・気配> 


 2年物     -0.00─-0.10
 3年物     -0.00─-0.10
 4年物     -0.00─-0.10
 5年物     0.00─-0.09
 7年物     0.02─-0.07
 10年物    0.08─-0.01
 


    

    


bloomberg  ; 11月06日16:09分、 きょうの国内市況(11月6日):株式、債券、為替市場

2020-11-06 23:24:59 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

 

◎◎  きょうの国内市況(11月6日):株式、債券、為替市場

 

 
 

●日経平均29年ぶり高値-米政治の不透明感薄らぎ、景気や業績に焦点

△△△△  東京株式相場は4営業日続伸。日経平均株価の終値は2万4325円と1991年11月以来の高値を付けた。米大統領選でバイデン候補勝利の観測から政治の不透明感が薄らぎ、投資家は来年の景気回復や企業業績に焦点をあてはじめ、マインドが改善に向かった。前日の任天堂に続いて、トヨタ自動車が6日に今期営業利益計画を引き上げたのも買い安心感につながった。

  • TOPIXの終値は前日比8.55ポイント(0.5%)高の1658.49
  • 日経平均株価は219円95銭(0.9%)高の2万4325円23銭

¤¤¤⇨  岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは「コロナ禍で景気後退、企業減益、米政治空白など暗い面ばかりを見てきたが、大統領選の不透明感が払しょくされ、2021年の景気回復、21年1-3月からの増益基調といった次のステージを見始めている」と指摘。「ねじれ議会が継続する見通しで、米国の大型ハイテク株には追い風となっており、その影響を受けTOPIXよりも成長株の影響が大きい日経平均が上昇した」と話した。

  • 東証33業種では鉄鋼、海運、機械、ゴム製品、銀行、証券・商品先物、パルプ・紙などが上昇
  • 不動産、医薬品、電気機器、情報・通信、空運が下落
  •  

●超長期債が下落、30年債入札に向けた売りとの声-円高で中期債は堅調

  債券相場は超長期債を中心に下落した。前日に買い進まれた反動に加え、来週の30年債入札に向けた売りが出たとの声が聞かれた。半面、先物や中短期債は外国為替市場での円高進行が支えになり、堅調に推移した。

  • 新発20年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い0.39%、新発30年債利回りは1.5bp高い0.625%、新発40年債利回りは2bp高い0.66%
  • 新発2年債利回りはマイナス0.145%、新発5年債利回りはマイナス0.12%といずれも0.5bp低下
  • 長期国債先物12月物の終値は3銭高の152円17銭。売り先行で始まった後、円高を支えに一時152円19銭まで上昇。その後は上げ幅をやや縮小した

¤¤¤⇨  野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 超長期債は昨日に大幅高となった反動で売られたのと、10日の30年債入札から5週連続で超長期債入札が続くため、それに備えた売りも出た
  • 先物は円高が支援材料となり底堅い値動き
  • 中短期債は円高に加え、短期国債入札が順調だったことを好感

 10年物価連動債入札

  • 最低落札価格は101円55銭とブルームバーグがまとめた市場予想の中央値(101円45銭)を上回った
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.31倍(前回3.21倍)

 

●ドル103円台半ば、8カ月ぶり安値圏でドル需要-ドル指数小幅反発

△△  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=103円台半ば。前日の取引で3月以来の安値圏まで下げたことを受けて、国内勢を中心にドル買い需要が高まった。ただ、売り圧力も根強く一時は前日安値を更新する場面も見られた。ドルそのものは自律反発的に多くの主要通貨に対して上昇した。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時38分現在、前日比0.1%高の103円54銭。午前の取引で103円76銭を付けた後、3月12日以来の安値となる103円36銭まで下落する場面も
  • ブルームバーグ・ドル指数は前日比0.1%高の1153.91
    • 前日は一時1.1%安の1152.25と2018年5月以来の水準まで下落

¤¤¤⇨  ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔為替資金営業部長

  • 米大統領選の不透明感が残る中、米株先物が時間外取引で軟調、ドルも全体的に買い戻されている
  • 差し当たって新しいニュースも無く、きのうの米株大幅高やドル安の反動ということだろう
  • ドル・円もドル売りの流れの中で104円台を割れたが、本邦勢の買いなどを支えに103円台半ばで居所を探るような動き

 

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bloomberg ; 11月06日16:09分、 ドルと円の均衡崩れる、米金利上昇シナリオはく落-101円台も視野に

2020-11-06 23:16:03 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

 

◎◎  ドルと円の均衡崩れる、米金利上昇シナリオはく落-101円台も視野に

 

◆◆  ドル・円相場の均衡が崩れてきた。米国でバイデン民主党政権とねじれ議会が誕生する可能性が高まり、相場を支えてきた米金利上昇シナリオがはく落しつつあるためだ。夏以降のレンジの下限を下抜けたことで、3月のコロナショック時に付けた1ドル=101円台も視野に入ってきた。

¤¤¤⇨  野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは、バイデン・トレードのドル売り圧力と米金利低下がドル・円の逆風になっていると指摘。バイデン氏が大統領選挙で勝利しても上院が共和党のままなら、景気支援のための財政支出が小さくなり、国債増発懸念が後退するほか、新型コロナウイルスの第3波が押し寄せる中で米金融政策への負荷が大きくなるため、米金利は下がりやすくなると話す。

▼▼▼  ブルームバーグ・ドルスポット指数は2018年以来の低水準に接近。ドル・円は8カ月ぶりに104円を割り込み、一時103円36銭と3月以来の安値を付けた。

¤¤¤⇨  オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクターは、ドル・円が動かなかったのは、米金利上昇というドル高要因と米経常赤字拡大というドル安要因の綱引きがあったからこそで、米金利が低下に転じたことで均衡が崩れ、「ドル売りだけが残った」と説明する。  

¤¤¤⇨  外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長は、強力な支持線だった104円を下抜けたことで、チャート上は3月に付けた101円まで次の下値めどは見当たらないと指摘。103円以下では日本の機関投資家などのドル買いも見込まれるが、バイデン氏勝利の確度がさらに高まれば、ドル・円がもう一段ドル安方向に行く可能性はあるとみている。

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bloomberg ; 11月06日15:39分、 日経平均29年ぶり高値-米政治の不透明感薄らぎ、景気や業績に焦点

2020-11-06 23:08:36 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

 

◎◎  日経平均29年ぶり高値-米政治の不透明感薄らぎ、景気や業績に焦点

 

更新日時 
 
  • バイデン氏、勝利を確信-トランプ氏は選挙の信頼性に疑念示す
  • 任天堂が営業益予想を増額、トヨタも販売回復で利益計画引き上げ

 

△△△△ 6日の東京株式相場は4営業日続伸。日経平均株価の終値は2万4325円と1991年11月以来の高値を付けた。米大統領選でバイデン候補勝利の観測から政治の不透明感が薄らぎ、投資家は来年の景気回復や企業業績に焦点をあてはじめ、マインドが改善に向かった。前日の任天堂に続いて、トヨタ自動車が6日に今期営業利益計画を引き上げたのも買い安心感につながった。

  • TOPIXの終値は前日比8.55ポイント(0.5%)高の1658.49
  • 日経平均株価は219円95銭(0.9%)高の2万4325円23銭

<きょうのポイント>

  • バイデン氏、勝利を確信-トランプ氏は選挙の信頼性に疑念示す
  • 任天堂が今期営業益予想を増額、トヨタは営業益1.3兆円に上方修正

¤¤¤⇨  岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは「コロナ禍で景気後退、企業減益、米政治空白など暗い面ばかりを見てきたが、大統領選の不透明感が払しょくされ、2021年の景気回復、21年1-3月からの増益基調といった次のステージを見始めている」と指摘。「ねじれ議会が継続する見通しで、米国の大型ハイテク株には追い風となっており、その影響を受けTOPIXよりも成長株の影響が大きい日経平均が上昇した」と話した。

○○⇧  きょうの日本株は株式指数が前日終値近くから始まったが、徐々に上げ幅を広げた。午後はきょうの高値圏で推移し、日経平均は一時2万4389円まで上昇した。

¤¤¤⇨  SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストは「米大統領選でバイデン候補勝利の見方が色濃くなってきており、同氏が掲げる巨大財政出動が現実的になりつつある」と指摘。「財政拡大による株価押し上げ、年内の追加経済対策観測の高まり、議会ねじれによるハイテク企業への規制懸念後退と下がりにくい要素が揃っている」とした。

  • 東証33業種では鉄鋼、海運、機械、ゴム製品、銀行、証券・商品先物、パルプ・紙などが上昇
  • 不動産、医薬品、電気機器、情報・通信、空運が下落
日経平均が29年ぶり高値、バブル崩壊後の戻り更新
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