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30年以上、愛用している無水鍋。
実は片方の取っ手が取れてしまってから久しいのですが、鍋本体は、まだまだ働いてくれます。
肉を炒めて、たまねぎ、にんじん、ジャガイモ、糸こんにゃくも、さっと炒めて、あとは調味料を入れて、弱火にしてふたをするだけ。
きょうは、少し残っていたキャベツも入れました。
料理の本には「材料がかぶる程度の水を」と書いてあったりしますが、無水鍋を使うので、水は一滴も入れません。
調味料と野菜から出る水分だけ。
途中で、味が均等になるようにかき混ぜる時に、味をみて、たいてい少しお醤油を足します。
絹さや、グリンピースなど青いものを彩りに。これは色を楽しみたいので、塩だけで別にゆでます。
肉じゃがは、お鍋が作ってくれます。
圧力鍋も使ったことがありますが、あまり上手に使いこなせなくて、いつのまにか使わなくなりました。
どっしりとした厚み、ぴったりした蓋、炒める・蒸す・煮る、万能選手のシンプルな「無水鍋」が、私にとっては一番頼りになります。