こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「公共施設の再編を問う」

2016-02-08 23:34:16 | 読書
サブ・タイトル~「地方創生」下の統廃合・再配置~


人口減少、税収減、高齢化に伴う社会保障費の増加など、その程度についての推計の根拠に幅があるにしても、進行しているのは現実。

そのなかで著者も「公共施設の何らかの再編等は避けられない」としている。


避けられない状況を直視し、そこから住民自治を甦らせたり、地域の絆を結びなおしたりするインパクトにできる可能性があるのではないかと、本書を読んで考えた。


公共施設のひとつひとつがそこにあることの意味、歴史や先人達の苦労にも想いをめぐらせ、「選択と集中」にしても住民の納得、合意を積み上げていくこと。

原点は「公共施設は住民共有の財産」ということ。


1年後の市民会館閉館を12月議会で決断せざるを得なかった。これからの「公共施設の再編・整備」は重たい課題だが、しっかりと向かい合っていこうと思う。


著者;森 裕之

発行所;自治体問題研究所
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