こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

駅無人化はバリアフリーに逆行

2016-02-16 22:00:48 | 活動報告
先週の初めに、日本共産党国会議員団の近畿ブロックの事務所から電話がありました。

「駅の無人化問題で、松ノ浜駅の現地調査をしたい」とのこと。


今日の夕方、国会議員団事務所の皆さん3人を迎えて、「地元の声」を聴いていただきました。




高架になって駅舎がきれいになった途端に「終日無人駅」となったのは2013年4月でした。


地元自治会でも署名運動が急速に広がり、今日、同席いただいた松ノ浜在住の林議員さん、地元自治会の代表の方々、やはり署名に取り組んだ新日本婦人の会の皆さんとご一緒に南海本社に要望に出かけたのは2013年の11月でした。

(そのときのブログ)


あれから2年以上がたちました。

「幸い大きな事故はおきていない」とはいえ、「おこるかもしれない」危険とは背中あわせ。。車椅子の方が困っておられることや、「駅の階段で体調不良で動けない人がいた」などの声はよく聞かれます。




駅のホームに「非常通報ボタン」。



「線路上に人が転落するなど非常事態が発生したときは、このボタンをおしてください。  駅長」と書いてありますが、ボタンをおしても「駅長さん」は隣の駅に。すぐには来られません。


国は「乗降客3千人以上の駅は順次バリアフリー化を」と言っているそうですが、段差をなくしたりスロープをつけたりするだけがバリアフリーではありません。

人がいてこそ、安全、命が守られる。「無人化はバリアフリーに逆行」と国会議員団事務所の方が言われたのは、まさにその通りだと思いました。


松ノ浜だけでなく、南海全線100駅の3分の1、33駅が駅員のいない無人駅となっているそうです。



スキーバスの転落事故のように「命の犠牲」がおきてからやっと動き出すのではなく、今日、同席してくださった地元の方がおっしゃった「最大の安全対策は人を配置すること」だということを言い続けたいと思います。

公共交通を担う鉄道会社の社会的責任を国会論戦の場でも問題にして欲しい。そのため、今日の調査も活かされることを願っています。















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