こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

いつまで核兵器禁止条約に背を向け続けるのか?

2017-11-06 23:18:02 | 憲法・平和
本日の赤旗日刊紙1面に、ノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の運営委員でもあるピースボート共同代表・川崎哲さんの談話。

ひとつ一つの言葉に説得力がある。

「北朝鮮の核問題と真剣に向き合おうと本当に思えば、核兵器禁止条約ほど有効で有用なものはないと考えます。この条約は、単に核兵器を禁止するだけではなく、国際監視下で各保有国が各閉会を廃棄・解体するところまで定めています。

北朝鮮が対話に応じた際の“出口”はどうするのか。北朝鮮が核を放棄するとなった場合には、いずれこの条約に加入してもらい、国際メカニズムのもので核武装の解除を行う。まさに解決のための仕組みを核兵器禁止条約が提供しているのです。」

世界が「核抑止力論」を乗り越えて、核兵器のない世界、脅し脅され、やがて殺し殺されるののではなく、共に生きていく社会へと歩みを進めようとしているときに、ヒロシマ、ナガサキのある国の首相が一人、その歩みに背を向けるだけでなく、障害物になろうとしているのではないか。

トランプ大統領との会談の「成果」を誇り「認識は完全に一致した」と胸を張る姿に、戦慄を覚える。
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