こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「幼児教育・保育無償化」の公約はどこへ?!

2017-11-09 11:00:10 | 保育・子育て
自民党が衆議院選挙の公約に掲げた「幼児教育・保育の無償化」。

安倍首相が国会解散を表明した9月25日の記者会見では「全ての子どもたちの幼稚園や保育園の費用を無償化します」と、はっきり言いました。


子育て世代の皆さん、これからのことを考える若いカップルの皆さんの期待の声をお聞きしました。


その公約が、早くともウヤムヤに?!


「認可外保育所は対象外」という形で、政府内部で検討されているということ。


保育所に入所を希望しても入れず、働き続けるために、やむなく高い保育料を払っている。多くは子どもたちにとっても劣悪な環境であることがわかっていても。

そんな保護者の方々にとっては、到底納得できないに違いありません。


それと、併せて忘れられないのは、選挙中の政見放送で、維新の会の松井代表の発言でした。

「“身を切る改革”で財源を生み出し、幼児教育の無償化を実現した。大阪ではすでに実現している。これを国のレベルでやる。」



大阪の知事が「大阪では・・・」と言えば、大阪府下の全自治体の話だと思うのが普通です。


「大阪はすごいな」と、他の都道府県の方は思われただろうし、大阪でも子育てを離れた方たちは「そこまで進んだのか」と思われたかもしれません。


私がいるここ、泉大津ももちろん「大阪」ですが、「幼児教育は無償」どころか、国の制度の影響で幼稚園保育料は従来のほぼ倍増。昨年度、今年度は激変緩和の期間ですが、来年度からは経過期間も切れます。

自民党も、そして維新の会も、有権者への約束は、しっかりと守っていただきたい。


今日も、子育て真っ最中のママさんの悲鳴のような声をお聞きしました。
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