2019年6月議会で「加齢性難聴者の補聴器購入費用への公的助成制度の創設を求める意見書」を、私たちの会派から提案、全会一致で採択された。
今、自治体単位で、高齢者の補聴器購入への補助制度が、広がってきている。
「広がって・・・」というには、まだまだ端緒的ではあるが。(5月21日「しんぶん赤旗」の記事によると全国で約30自治体)
高齢者の多くが、「歳のせいで」と言って、不自由を感じながらあきらめておられるのではないだろうか。
議会の傍聴に来ていただいた方が、「全然、聞えなかった」とおっしゃたこともある。
対面で会話をしていて、ほぼ毎回「えっ?」と聞き返される方があった。
同じことを繰り返して伝えると、さらに聞き返されることはなかったが、2度目は聞こえていたのだろうか?
「何度も聞き返すのは・・・・」という気づかいを感じることはあったのだけれど。
お互いに、あいまいに微笑んで、会話を終わることもあった。
今回の質問項目の一つに「高齢者の補聴器購入費補助」を入れた。