議員総会が開かれました。
そこで、新病院建設の事業者選定のプロポーザル審査により最高得点で「優先交渉権者」となった清水建設が10月26日に辞退、次点の戸田建設と11月8日に契約を交わしたという報告を受けました。
ますます、疑問が膨らむばかりです。
議員総会は非公開、非公式の会議ですから、この疑問は、いずれ公式の会議で議論したいと思っています。
それにしても、100億を超える事業に踏み出すのに、その契約が議会の議決案件ではないということを、多くの市民の皆さんはご存じないのではないでしょうか?
そこに市民の税金が使われるのに、借金返しは次世代にツケを残すのに。
一般会計での事業なら1億5千万円以上の契約は議会の議決が必要で、議決前の契約は「仮契約」、議会の議決を経て、正式な契約となりますが、病院事業は公営企業で財務は独立、その契約は議会の議決を要しません。
大変、矛盾を感じます。
そう思って、いろいろ調べていると、山口県防府市には「議決事件に該当しない契約及び財産の処分についての報告に関する条例」というものがあることを知りました。
どんな経緯で、条例が制定されたのか?今のところ、ネット検索の情報ではわかりません。