こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

泉大津の「第九」

2012-06-03 20:50:32 | 旅行・楽しいこと
この数日、いろんな出会いがありました。

水曜日の相談会に「家に届いた『こんにちは ただち恵子です』を見て・・・」とお電話いただいた73歳の女性との約束で、金曜日、仕事場をお訪ねしました。なんと、息子さんも同席いただいて、政治談議。自営業の息子さんは、「僕ら、お客さんに『ナンボ値引きさせていただきます』と約束して、商品届けたときに『やっぱりできません』なんていわれへん。政治家は、なんで約束破っても平気な顔していられるんですか?詐欺ですやん」・・・まっとうな商売されている方の本音トーク炸裂でした。

お渡しした赤旗日曜版(6月3日)の見本紙の見出し「もう うんざり 変えたい 今の政治」そのまんまのお話でした。「また、おじゃましていいですか?」「どうぞ、いつでも」と言ってくださいました。

ブログのコメントがご縁で、土曜日にお訪ねしたのは、元気なふたりの男の子のおかあさん。この話は別の機会に。

消費税増税反対の署名で軒並み訪問するなかで、署名していただいた名前に記憶が甦り「子どもさん、ウチと同級生でしたよね。元気にしてます?」「ハイ、所帯持ってます。」・・・・。
住まいと仕事場を兼ねた大きなおうちで、先にお届けした用紙に署名して待っていてくださったご主人、「なんで国保料、こんなに高いんだ!と役所に言いに行った。ずっと家で内職(ニットの縫製)してから、国民年金で月6万ほど。仕事があればいいが、そそれもこのごろは、ほとんどないし」

そして、きょう。
泉大津市民会館大ホールをいっぱいにした、コンサート。
大阪交響楽団の、モーツァルト;オペラ「ドン・ジョバンニ」序曲の演奏に続き、学生服姿から白髪の高齢の方まで、市民194人の大合唱団が登壇。
半年間の練習を重ねたベートーベン「第九合唱付」。市民の合唱団とプロのソリスト、オーケストラの響きあい。終わって、しばらくその場を立ち去りがたい。余韻にひたっていたい。そんなコンサートでした。
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いろいろ考えることがあってネ・・・

2012-06-02 08:18:21 | 大きくな~れ
久しぶりで「孫1号」の登場です。
新参の「孫2号」に心を奪われ、携帯の待ち受けも変えましたが、やっぱり「愛しい人」です。「このごろ、写真送ってこないな」とぼやいたら・・・来ました。



空を見上げて何思う?




ここにも何か解明すべきなぞが?



これはまだボクには大きすぎるかな?お父さんのかっこいい靴。

今月の終わりにやってきます。

すでに、1歳9ヶ月になりますが、1歳半健診を保健センターで受けるように予約しました。向こうでは定期健診というものはなく、母親は「その点、日本のほうがいい」と言ってます。
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「誰もが幸せになる 1日3時間しか働かない国」

2012-06-01 10:35:13 | 読書


この本を読んだのは5年ほど前。

その国には、公共であれ民間であれ、一日に3時間以上働く人はいない。
残りの21時間は、眠ったり食事を楽しんだり、創作活動をしたり、愛し合ったり、人生を楽しんだり、自分だけの時間を過ごしたり、子どもたちや仲間たちと交流したりして過ごす。

無駄なものを作らず、生産されたものは、必要な人に過不足なくいきわたる。
そのためには3時間以上働く必要がない。

心にゆとりがあるから、病気になる人も、犯罪を犯す人もとても少ない。
子どもたちは存分に遊び、自分の欲求に導かれて学び成長する。


「キリギシアというその国は、どこにあるのでしょうか?」と、ある演説会で問いかけた。

その国は、今は実在しない。
けれど「日本国憲法」の理念を忠実に政治の中に活かせば、やがてこういう国ができる。
きっとできると思う。


日本共産党の「社会保障の充実・財政危機打開の提言」で試算された財源を活用しても、私の生きているうちには実現しないかもしれない。

今、安らかに眠っている生後1週間の○ちゃんが生きていく社会は・・・本当の豊かさを実現した社会であって欲しい。

「3時間しか働かないなんて、退屈でしかたがない」と思う人も、「そんなん、絶対むり!」と思う人も、ぜひこの本を手にとって読んでみてください。

生活保護に対する異常なバッシング報道を見たり、聞いたりするなかで、キルギシアのことを思うようになりました。

それから、この国ではもちろん、「夏場の電力不足」の心配もありません。
本には書いてありませんが、全て「再生可能エネルギー」で充分、賄っているに違いありません。




著者;シルヴァーノ・アゴスティ(1938年、イタリア生まれ。作家・映画監督)
訳者;野村雅夫
発行;マガジンハウス






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