練習会・だぁ～

いや、造園業にも国家資格が有りまして、造園技能士と言うのがある訳です。
殆ど古典芸能に匹敵する実用的では無い技能なんですけれども、一応造園科卒となると受験資格が貰えて、それも実務経験三年以上の二級が受けられちまう訳で、無茶を承知で目指している訳であります。

と、言う事で、本日は昨年卒業の43期生有志が集まっての練習会と言う事でありました。

で、自分は幹事なんで午前七時には現場に行きまして試験場（土のグラウンド）の草刈り等の整備をした訳であります。

しかし、ナンと申しましょうか、朝七時に行って段取りをしたから思い入れが強いと言えばそうなんですけれども、他の皆さんのアンマシ前向きじゃない気持ちが見えたりして無理して段取りなどしなくても良かったのか？なんて思ったのが正直な所でありました。


これを2時間半で完成させればOKです


本番ではサザンカなどを植えます

いや、簡単な竹垣・・・四つ目垣を作り石を列べただけと言うシンプルな物なんですが、これを時間内でしっかり作るのはシロートには難しい訳であります。
難しい訳は・・・試験の課題には細かい規定が有りまして竹垣の竹には節止めの位置や向き、そして仕様に合わせた組み方などがある訳です。

で、敷石は無雑作に置いてありそうですけれども、地面から5センチ高い石と3センチ高い石が組み合わせてあります。
まっ、当たり前ですけど石は全部水平で、踏んだら１ミリも動いちゃダメなんであります。
しかも、石の流れの「気」を乱さず削がず・・・ナンて事が採点される訳であります。

で、こう言っちゃナニなんですが、本日、七名で練習して完成したのは自分一人・・・皆様、卒業の時にあれほど練習会をガッチリやろう、と宣った声はドーしたのか？　
アレから半年・・・熱も冷めちまいましたか？
しかし、2万円もの受験料を支払っているんですから、真面目にやって合格しましょうよ・・・と、思うんですが、そう言う自分が不合格だったりしてね。

いや、気持ちが疲れた・・・でも久しぶりに学校でノンビリして楽しかったんですけどね。