じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

海の 雑多な写真

2016-05-20 19:58:25 | ダイビング関係のお話

2016 ボホールのダイビング 完


マンジュウイシモチ


ロープに着く オヤビッチャ の幼魚


ハナダイ と ハナゴイ


ニチリンダテハゼ


ウミウチワ


イスズミ


おーい どこいくの~


アカホシカニダマシ

いや、特別珍しい魚は一つもなく、それどころかイスズミなどは日本の釣り師には「猫またぎ」の有り難く無い称号まで頂く「雑魚」であります。
しかし、私はこの魚が大好きなんであります。
ナンとなれば、困ったときのイスズミ捕り、でありまして、その昔、水中銃で晩飯のオカズを漁っていた頃、狙い目のカスミアジやハタの類いやテングハギが捕れない時、最後の頼みとしてコレを獲っていた訳であります。
潮通しの良い浅場の磯にたくさん群れていて逃げ難いので簡単に撃てたのであります。
喰っては不味いと言われますが彼の国のイスズミは海藻を喰うので臭くならないんであります・・・と、思いますが、現地人も特別美味い魚とは言わないので定かではありませんが。

ロープに着くオヤビッチャの幼魚・・・タンク一本の空気がそろそろ無くなって浮上して来ると繋船ロープがあって、そこにはコレが群れている訳です。
ダイビングの最後には体内に貯まった窒素を抜くのに安全停止と言うのを3分以上するべし、と言う掟がある訳ですが、その時、ぼーっと上の方を眺めるとコレが遊んでいる訳です。
私はダイビングの終わりのその時間がとても好きなんであります。

ハナダイとかハナゴイは無数とも言えるほどの数で居る訳ですが、例えば鰯の類いの小魚は大型のアジとかブリや鰹などに補食されるんですが、磯の際などで餌をとっている魚はハナゴイやハナダイなどを補食する訳です。
なので、これらが沢山いるとそれを食べる大型魚も多い訳です、
と、言う事で、見てきれいだと言うのもアレですが、私しゃこの手の魚が群れているドロップオフなんかを見ると安心するのであります。

ニチリンダテハゼ・・・見て頂ければ一目瞭然でして、背中に「日輪」を背負っている訳であります。
いや、このハゼが仏教系の魚かドーかはアレなんですが、私はコレを見る度に心の中で拝んじまうのであります。

ウミウチワ・・・カタカナで検索すると海藻の海団扇が出て来るかもしれません。
これはサンゴの仲間でして、生き物であります。
で、特にこのウミウチワは自分が20年以上前に潜った時にも有ったものでして、その時の写真は今でも持っている訳です・・・なので個人的に思い入れのあるモノな訳であります。

アカホシカニダマシ・・・別に騙している訳ではないのでありますが、多くの人に勘違いされている可哀想な奴であります。
例えば、写真を見ると蟹と比べて足が一対足りなく見えるんですけれども、それはとても小さな足が隠れているだけでして、ホントは数は合っているのであります。
本人は騙しているつもりは微塵も無いのにこの名前・・・不憫でありまして、私は常に探してしまうのであります。

と、言う事で、尤もらしい講釈を書いてみましたが、例によって適当ですので真に受けたりしないで下さい。



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出し忘れた写真

2016-05-19 20:45:25 | ダイビング関係のお話
やっぱし明かりは必用かも


旧イロイザリウオ 今カエルアンコウ


旧クマドリイザリウオ 左横向き


旧クマドリイザリウオ 正面向き


旧クマドリイザリウオ 前の角の下に目が


旧オオモンイザリウオ 今オオモンカエルアンコウ


オオモンイザリウオの つぶらな瞳


クマドリと迷ったが 旧イロイザリウオ


やっぱし頭の形から 旧イロイザリウオ

いや、旧イザリウオ・・・今はカエルアンコウですか?
この類いを撮るのに明かり無しでは色がちゃんと出ない訳です。
分かってやっていたんですけれども、黄色のクマドリイザリと断定した個体は、もっと色がハッキリ出ていれば判別も容易だったのにと悔やまれる訳です。
で、最後の方に出した白いイロイザリと断定した個体は、一見すると如何にもクマドリで、黄色の固体こそがイロイザリに見えると思う訳です・・・ホントにも少し色が出ていればなぁ・・・。
しかし、いかにもクマドリイザリの色をしている白い個体の頭はどう見てもイロイザリで、逆に、どう見てもイロイザリに見える黄色の固体の頭こそがクマドリイザリだと私しゃ思う訳です。

と、言う事であんまし写りが良く無いので隠しておこうかと思ったんですが、それは、撮ったせ出す、の主義に反すると言う事で、恥も外聞も無く去らす事にした次第であります。

いや、分かってやっているんです・・・大多数の人はイザリウオの種類とか、カエルアンコウがドーしたナンて事には何の興味も無い事は・・・ええっ、そうでしょうとも。


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エビ・えび・海老

2016-05-17 20:04:20 | ダイビング関係のお話

イソギンチャクに隠れているエビ


コロールアネモネシュリンプ(頭の大きさ3~4ミリ)


ホンカクレエビ と思う 1センチ


ナデシコカクレエビ と思う 1.5センチ


ナデシヒカクレエビ かな? 1.5センチ


ニセアカホシカクレエビ でしょ? 1.5センチ


イソギンチャクモエビ 2センチ

いや、イソギンチャクに住んでいるクマノミを見に行くと大概はカクレれエビの仲間も住んでいる訳です。
なので、まずはクマノミを撮ってから次にカクレエビを撮るんであります。
しかし、カクレエビは名前の通り隠れているエビでありまして簡単に撮らせてくれない事が多い訳です。
で、団体で潜っていてカクレエビなどを撮りたくて粘っていると皆して先に行っちまってはたと気がつくと、ここはどこ? へっ?皆さんどこへ行っちまったの?なんて事に成り兼ねない訳です。

で、まぁ、ナントナク適当に名前を書きましたが、当たっていない可能性は少なく無いのであります。
しかし、まっ、大多数の人は間違っていても分からないと思うので気にせず書いた次第であります。
アカホシカクレエビ、ナンてのが居ますけれども、そっくりなのにニセアカホシカクレエビなんてのが居たりする訳です。
どこがドー違うんだと言うと、目玉に一本白い線が通って無いのがニセなんだそうであります・・・が、本音を言うと、ドーだっていいじゃネェかそんな事は、と、思っているのでありますが・・・。

で、老眼でろくに見えていないのを勘を頼りに撮った物でありまして、まっ、本格派の人に見られたら鼻で笑われちまうレベルであると自覚してますが・・・撮ったら出す、を旨としている関係上、隠すわけにはいかないのであります・・・ナンチャって。

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クマノミを集めてみた

2016-05-17 11:12:22 | ダイビング関係のお話
 
アネモネフィッシュ と 言うそうな


ハマクマノミ


ハマクマノミ


ハナビラクマノミ


ハナビラクマノミ


ハナビラクマノミ


カクレクマノミ


ニモ


カクレクマノミ


クマノミ


クマノミ


クマノミ


スパインチーク アネモネフィッシュ


スパインチーク アネモネフィッシュ


スパインチーク アネモネフィッシュ

と、言う事で「クマノミ」の類いを集めてみました。
いや、トウアカとセジロもいたんで日本で見られる6種類、全部撮れた筈なんですが、ドー言う訳かその2種は撮っていなかったと言う・・・普段はクマノミは撮らないもんですから気持ち的に忘れてたんでありましょうか?
ナント申しましょうか、クマノミは水中写真のお魚としては入門編に属すると思う訳でして、生意気にも、今更撮るのもなぁ~ナンて思ったりしている訳です。
アレです・・・クマノミを見つけたければイソギンチャクを探せば良い訳でしてあまり魚探しに慣れていないダイバーでも容易に見つけられる種な訳です。
で、例えば、ハナビラならシライトイソギンチャクにいて、カクレクマノミはハタゴイソギンチャクにしか住まないと言うふうに決まっている訳です。

日本で一番馴染みのクマノミと言えば・・・ニモ、でありましょうか?
カクレクマノミのニモはアニメで一躍有名になったと思いますが、アニメは見てないので良く分かりません。
それと、人工で繁殖が可能になったそうでカクレクマノミは普通に売っているんだそうであります。
その昔、フィリピンでは熱帯魚を採集して輸出すると言うお仕事が流行っていたんですけれども今は既成が厳しくなったせいか見掛けなくなりました。

そんな訳で、撮ったら出す・・・と、言う事で、意味の無い羅列でありました、と。

15:30追加

セジロクマノミ

いやぁ~ トウアカはナンボ探しても出て来なかった・・・。
やっぱし、迂闊にも撮ってないんだなぁ~。


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海にも牛がいるのだ

2016-05-16 20:28:25 | ダイビング関係のお話

ウミウシと その仲間


ヒラムシ と思いますが


イロウミウシ


センジュミノウミウシ


アカフチリュウグウウミウシ と思う


アカフチリュウグウウミウシ


ヒラムシ


リュウグウウミウシ


トサカリュウグウウミウシ


クロスジリュウグウウミウシ

と、言う事で、ウミウシとその仲間みたいなヒラムシのお写真でありました。
いや、水中写真をやっている人に言わせたら、ナンでフラッシュ焚かないの? 色が出て無いべゃ、と言われる事間違い無し、でありましょう。
しかし、前にも書きましたが、図鑑写真を撮ってる訳じゃないんで、自分が見たのと同じような色で撮りたい、と言うのが私の無意味な思い込みなんであります。
水中には色は無い・・・と、まぁ、それについては賛否有る事と思いますが・・・ナニっ?賛は無いっ? まっ、いいでしょう。
そんな訳で、私は自分が見たままの色に撮る事を心掛けていますんで水深に応じた青被りの色目になっちまう訳であります。

ところで、ヒラムシと言うのは面白い生き物でして「両性具有」なんだそうであります。
で、どっちも雄と雌な訳ですから交尾の時には決めなくちゃ話にならない訳です。
なので交尾の前に勝負をする訳ですが、それは凄まじい戦いでして、互いの雄の性器を相手に射し込んじまう訳であります。
で、差しつ差されつしているうちに参ったぁ~、と言う方が雌になって、雄はそのまま精子を注入、と・・・こう言う事になっているそうであります。

しかし、アレです・・・ダイビング界では「ウミウシ」は大変興味を持たれてまして、写真に撮る愛好家も多い訳です。
まっ、その理由は、愛らしいとか、学術的に面白いとか宣う人も居ますが、デジカメが普及して水中写真を撮る人が増えたんですけれども、動きの速い魚や逃げ足の速い魚などは撮り難くてモノにならない事が多い訳です。
ですが、逃げないウミウシは一度見つけたら心行くまで撮っていられる訳でして、何発も撮ってればそこそこの当たりは出る訳であります。
なのでウミウシフォトグラファーが増えたんじゃないか、ナンて邪推してみる訳なんですが。
そして、もう一つ・・・20年前にはあまり興味を持たれていなかったんですが、写真に撮るようになって鑑定したら新種がドット出た訳であります・・・それでウミウシ図鑑なんてのも出まして、ダイバーの被写体として一大カテゴリーを築いたと言う事・・・じゃないかと思うんですが、私の勝手な思い込みなので定かではありません。





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