安倍晋三のもの申すぅ～

まっ、安倍チャンが決めた事かと言うとたぶん違うと思うんですけれども・・・安倍チャンが車の税金の些末な所まで吟味しているとは思えない・・・私しゃ安倍チャン応援団！

いや、車の税金が来た訳です・・・毎年の事ですけれどもとても嫌な物が来た気分でありまして出来れば無視したい！　しかし、今時は滞納するととても迅速に御上の仕打ちを受けると聞き及んでますんで遅滞無く支払っております。

いや、女房と二人で　3ナンバー1台　5ナンバー1台　黄色4ナンバー1台　原付二種一台　と、４台分も支払う訳でして、頭痛いわぁ～であります。

しかし、言いたい事はこの手の愚痴ではないのであります・・・軽トラの税金、たったの5000円で良いんですかぃ？　と、普通車と比較しての優遇に痛み入ります。

しかし、言いたい事はそんな糠喜びの話では無いのであります・・・排気量たったの110CCで重量も100キロ程度しか無い原付二種がナンで2400円もするのよ（怒）！
と、言う事な訳であります。

私の記憶が確かならば、6年前に登録した当時の原付二種は1200円でありました。
たかが1200円の金額では無く、二倍に成っている事の理不尽さに憤るのであります。
これこそは、取り易い所からこっそりと獲る・・・1200円の増価なら騒ぎも起きまいと言う魂胆が見え見えだと私しゃ思う訳です。

地方自治体の税金なんで安倍チャンはアレだとしても・・・しかし、このセコイやり口、頭に来るなぁ～。

と、言う事で・・・私しゃ今は働けていますけれどもいつまで続くか判りませぬ。
で、あれば・・・出費は極力控えたい！　見栄やハッタリで乗る車とはオサラバしないと身が持たない。

う～ん・・・今夜は下町のナポレオンでも舐めながら軽の箱形車のカタログでも吟味しますかね？　いや、既にコレは！と言う車のカタログは集めてあるんです。

と、言う事で、サッサと布団に潜りますんで・・・。

では　皆様　良い週末を　おやすみなさい、と

地味の極み ？

いや、ホントーに、私の61年と8ヶ月の人生で一番地味な仕事をこなした一日であったと思う訳です。

仕事の中身は・・・ツツジの花殻摘み、であります。


ツツジの種類は常夏」　鉢の直径は100センチ


道具は「握り鋏」若しくは「和はさみ」


握り鋏でツツジの種の元を取り除きます

ドーですか？　小さなツツジの木ですけれども何千個もの種の元が出来つつある訳でして、来年もたくさん咲かせるために種を付けさせない訳であります。
いや、人間のエゴでありましてとても心苦しい作業であります。
ツツジの花は人間様に褒めて欲しくて咲く訳では無く、実を結んで種の保存が目的な訳であります・・・それを人の勝手で摘み取るナンて人でありましょう・・・が、まっ、業務命令なので難しい事は抜きであります。

いや、種の元・・・植木屋業界では「花殻」と言う訳ですが、普通は枯れた花びらを取り除く程度の事でお茶を濁すんですけれども、本日手掛けたツツジは今は鉢植えですけれども何れはどこかの庭に植えられるかも知れない訳でして、その為の準備な訳でありまして、直径2ミリ程度の種を鋏で摘んで行く訳であります。

で、花が枯れると自然に花びらは落ち種がピョコンと残るんですけれども、本日は一気に元気な花まで落としちまって摘んだ訳であります・・・そうしないと二度手間に成りますから。

で、花びらが残っている物は指で摘んで抜き取るんですけれども、ここにもモノの哀れと言いますか、森羅万象の侘び寂びを感じちまう訳であります。
ナンとなれば、茶色くなった花殻は指先に乾いた感触が伝わるのに対し、今が盛りの花びらは、吸い付く様な艶かしさと言いますか、瑞々しさに溢れている訳であります。
私はここに人生の侘びと寂びを感じずにはいられなかった訳でして、暫し鋏を持つ手が止まっちまったのであります。


膨らみ始めた蕾には手が出せませんでした

ドーですか？　朝の九時頃から始めた花殻摘みは昼飯の休憩一時間を挟んで午後四時までやって終わったのは9割でありました。
ズーッとツツジと向き合って只管握り鋏を動かす一日・・・地味と言う他になんと申せば良いのでありましょうか？
でもね、ツツジは無言では無く、さりとて雄弁である筈は無いのですけれども、時折なにかを語りかけて来る訳です。
その言葉は脈絡の無い断片的なモノなのですけれども、しかし、哲学的でありまして、決して退屈はしないのです。

へっ？　妄想でしょ、トナ？　　いや、妄想ではありませぬ・・・これは「禅」でありましょう。
ホント、日当を頂くのが申し訳ない程に内面的に満ち足りた一日でありました・・・が、この手の修行はたまにで良いとしみじみ思ったのもじじつでありましたが。