じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

日本は長い!!!

2021-01-31 19:26:04 | 日々の雑感
数日前、朝のNHKのニュースで九州は大分県のふきのとうの収穫をやっていたんですが、今が盛りだという言葉に本気で驚いた私でありました。

へぇ〜 二ヶ月以上も早いんだなと驚きつつ観ていた画面には、ほぼ満開のロウバイも映っていまして、下手したら三ヶ月の差があるかも、と思った次第であります。

ふと思ったんですが、雪のある地方に住んでいるから冬はスキーが趣味なんですが、もしも自分が南の方に住んでいたとしたら何をやっていただろうか、と思ったわけでありますが、暖かいところに住んだことが無いのでナニなんですが、年中バイクに乗っているのかな、と思うのでありました。

さて、政治ネタのお時間なんですが面白いものが見当たりません。

いや、枝野が政権を取る発言をしたとか、バカバカしくてネタにもなら無いわけで困っちまいます。

で、自分が大嫌いな池上彰がテレビで・・・↓

「バイデン大統領は、中国の人権問題に関心がある。新疆ウイグル自治区で強制収容所に入れられているとか、香港民主化運動による逮捕とか、トランプ大統領はこれまで何にも言ってこなかった。全然、人権問題に関心が無かった」

と大嘘を語っていたらしいんだけれども、これ、池上彰は原稿を読んでいるだけなので語っているのが大嘘とは気づいていないんじゃ無いかと私ゃ思うわけです。

いや、顔を見るのも嫌なのでテレビは見てなくて言うのもナニかと思いますが、ネットで確認したものでは間違いないので大丈夫でありましょう。

トランプ大統領の国務長官が発言してバイデンはこれを踏襲すると語っているんだが・・・。

ナント申しましょうか、この手のテレビを見た人の多くはバイデンは良い人でトランプは悪者って洗脳されるんでしょうかね?

さて、ニュースネタでは無いんですが、皆様は東京オリンピックの開催は有るか無いか、どう思いますか?

私ゃ絶対開催に120万ペソ賭けても良いと自信を持っています。
なんとなれば、理屈は簡単でして、IOCはオリンピックを開催するのが商売の団体でして、世界平和とか疫病退散の係では無いからであります。

と、言うことは、開催してナンボの団体ですから、一年先送りしただけでも経費がかさんでアレなのに今年の東京を中止したらまた売り上げゼロですぜ。

で、屁理屈をもう一つつければ、夏までバイデンの寿命が尽きなければ、コロナは収束すること間違いなしなのでその観点からも東京五輪は開催されるのであります。

で、仮にバイデン失脚でトランプさん復活の場合でも開催は有るわけです。
その理由は、私の勘であります・・・なんちゃって。

いや、たぶん、トランプさんの場合は無観客開催だと思うのであります。
いやいや、バイデンでも無観客の線が濃いと思うわけですが、IOCは放送権とかその他の版権などで利益が上がるので無問題でありましょう。

まっ、ババを引くのは日本国でして、無観客では切符が売れないので収入は激減・・・と、思うんですが適当に語ってますので間違っていたら笑い飛ばしていただければ幸いです。

どーするこの記事?

アビガンを投与した患者は偽薬を投与した患者に比べて、症状が改善するまでの日数が1日短かったが、有効性が確認できるような有意差はなかった。一方、症状の軽い患者に限ると、アビガンを投与した患者は退院までの日数が8日と、偽薬を投与した患者に比べて3日短かった。ドクター・レディーズは「アビガンは感染初期の治療に効果があるが、重症の入院患者には効果がない可能性がある」としている。治験の詳細なデータは2月までに解析する。
富士フイルムが日本国内で実施した治験は中等症の患者を対象にしており、クウェートの治験とは条件が異なる。厚生労働省は2020年末、国内の治験は手法などに問題があることを理由に、アビガンの承認を見送った。厚労省は追加のデータが得られれば、アビガンの承認を審議する方針を示しており、クウェートの治験結果は追加データになる可能性がある。

いや、軽症の患者に効くってのは良い話じゃ無いですかぃ?

で、また臍曲がりが穿った見方をするわけですが、もはや外国が開発したワクチンが主流に収まったので日本のアビガンが治療薬として解禁されても無問題になったタイミングでこの発表と思うんであります。

余談ですが、インドの薬の製造力ってのは侮れないんですぜ。
アジアの貧乏国では大概がインド製のジェネリックを使っているわけでして、あれ・・・ED用のお薬なんかは正規品の3割程度の低価格で買えるインド製が世界の主流になっているわけであります。

で、たぶんインドはこれをワクチンを買え無い貧乏国対象に販売すると思うんであります。
そーすると、日本でもネット通販で簡単に買えるようになるんで自分はワクチンはヤメといてこれに頼ろうと思います・・・なんちゃって、と言いつつマジですけど。

さて、ニュースの片隅にアメリカの軍事政権が二月某日誕生か?と出ていましたが、それは違うと思います。
既に軍事政権なので誕生では無く発表なら納得ですし、序でに新しい国へ移行するための選挙も発表なのか告示なのか、まっ、多分そんなところだと思います。







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なんてぇ日だ!!!

2021-01-31 16:26:17 | 日々の雑感
皆さま、その昔流行った言葉に「天中殺」なんてのがありましたが、私の今日はまさに近来稀に見る不運続きでして、言うとすればバイキングの小峠の、なんて日だ!!!が一番適当かと思う次第であります。

いや、本日はスキー場に行ったわけですが、まず朝一の出来事はパンクか?でありました。

身支度を整え、おにぎりとお茶を持って家を出て車に乗り込もうとしたその時、異様に潰れたタイヤが目に入ったのであります・・・パンクか?と。

しかし、私の勘がどこか妙であるぞ、と囁くのであります。
で、私は自転車用の空気入れを持ち出し、全身の力を込めてタイヤを膨らませてみたわけであります。
そして空気圧ゲージを当て2.1キロ入っているのを確認したわけであります。
これで少し走って抜けなければ、あるいは抜け方が緩慢であれば空気入れを持ってスキー場に行こうと走り出したわけであります。

いや、気になりますゼェ・・・道路の変なところでタイヤが潰れたら空気入れをしている間に追突されたり轢き殺されたりが無きにしも非ず、なんてことを考えつつ、取り敢えず最初のコンビニまで走ったわけであります。

で、コンビニに車を停め、まずはトイレに行って・・・いや、家を出るときにもしっかりとナニしたんですが緊張からですかね、とても近かったわけであります。

さて、タイヤを観察しても空気が抜けた様子は無いわけで、今の所は大丈夫そうだな、と次のコンビニを目指した次第であります。

そして次のコンビニの駐車場に車を止めると、まずはトイレに行ったわけであります。

いや、先ほどから20分しか経っていないんですが、条件反射とでも申しましょうか、まっ、そう言うことであります。

で、何故か甘いものを食べたくなったので安い袋のチョコを買い求め車に戻ってタイヤを確認すると、やっぱし変化はないのであります。

あれは何だったんだ? と、思いつつもこの調子なら行けるなと安堵し、スキー場に向かったのでありました。

いや、細かいことなんですが、日曜日にはどーしてもサンデードライバーが湧いて出るわけであります。
で、これが雪道に対して慎重というよりも臆病な運転で低速走行を続けるわけでして、下手すると平日の五割り増しも時間が掛かるんであります。

うう・・・10時にはスクールが始まっちまう、と焦る気持ちを抑え先ほど買い求めたチョコを味わい、私ゃ平静を保ったのでありました。

で、空はほぼ快晴、なんですがスキー場が近づくと風が強くなり地吹雪も出たわけで、それはリフトも止まるかという強風だったのであります。

さて、あとカーブを四つ曲がったらスキー場というあたりで先行車がハザードを点滅させたんですが、地吹雪で見えないからかと思ったら、どーも車が吹き溜まりに突っ込んだのと、それで停車した車が発進不能で先が詰まっちまったようでありました。

おいおい、もう直ぐ10時なんだからそんな所でのんびりするなよ、と焦りつつ4〜5分待ったんですが動く気配は無いのでありました。

そこで、どーせ対向車は来ないだろうと踏んで反対車線を駆け抜けたんですが、これは反則であったろうかと少し反省しています。

で、なんとか間に合ったんですが本日はスクールのお客さんは少なく、急ぐ必要も無かったのでありました。

そんなわけで、本日も練習だ、とゲレンデに出たわけですが、相変わらずの強風と突風でリフトは止まったり動いたりと最悪のコンディションでありました。

昨日一昨日と降った新雪を滑れるかとワクワクして来たんですが上にあがるリフトは止まったままで滑走できるのは下のファフミリーゲレンデだけでして、練習にもならねぇな、とガッカリでありました🤷‍♂️

いや、リフトに乗っているときに止まると最悪でして、吹き曝しのリフトの上でじっと耐えるしか無いわけでありますが、寒いのなんのって、完全防寒のつもりがどこからか忍び込む風でプルプルと震えるのであります。

あれです、手袋なんて厚いスキー用の上に綿入りのミトンを被せているのに痺れるほど冷えるんですぜ。
そして、一番辛いのが足でありまして、自分のスキー靴はレース用のインナーが薄い物なので余計に冷えるわけであります。
本日は失敗してしまむらで買った安い靴下だったこともあって痛いほどに冷えたのでありました。

と、まぁ、そんなわけで、お昼を食べても風はおさまらず、身体は芯まで冷えたので早上がりして帰って来た次第であります。

そして、懸案のアレ・・・タイヤの空気圧なんですが、やっぱし軽く抜けていたようなので地吹雪の吹き荒れる駐車場で空気入れをスコスコして帰宅した次第であります。

いや、今日みたいな日のスキーは修行ですね。
いろんな意味で精神修養になると思いますが、まっ、好きずきでありましょうか?

おぉっと、タイミングよく風呂が沸きましたので、んじゃ。





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ああ恥ずかしい!!!

2021-01-30 19:12:24 | 日々の雑感
いや、ヒマに飽かせてでっち上げた一つ前のエントリー「マーハルと呼ばれて」を読み返したんだけれども、赤面するばかりで消そうかと思いましたがこれもお浄土への道の試練と思い残しました。

まっ、どーせ誰も読みやしないのは分かり切っているのでそこまで思い詰めなくても大丈夫と思うんであります。

いや、ホントーは違うことを書き始めて居たんですが纏まらないので頓挫したわけです。

ネタとしましては、これからのアメリカ、そしてその後の世界、でありました。

あれです、切り口としましてはインターネットと、苦手な分野なんですが、これからの世界の仕組みと言いますか、特に金融や経済を語るにはこれを無くしては無理ということで、自分の理解が半端なのにも拘らず挑戦してみたわけであります。

いや、ネタの仕入先は有料のニュース記事でしてオリジナルでは無いのですが、一読してお説御尤もと感化され、再考し自分なりに消化したものであります。

まず、ヤフーでも楽天でもメルカリでも新興企業は全てインターネットに基盤を依存しているわけで、簡単に言えばプラットフォームの提供で栄えていると言えるわけです。

もっと甚だしいところになるとゲーム屋さんでして、ネットを介して課金なんてことで架空ものを売って儲けるんですから凄いわけであります。

Amazon、Google、facebook、なんてのもインターネットが無ければ商売は成り立たないわけでして、ここ20年を顧みると急成長した会社ってのは現業よりもバーチャル的、もっとハッキリ言うと虚業的なものが儲かっているわけであります。

いや、金融だってそーでありますが、詳しいところまで突っ込むと自分が理解してないのがバレるのでやめますけれども、株だって電子取引でなければこんな相場は生まれ無いわけであります。

いやいや、銀行のネットバンキングなんてのは小銭一つも動かさずとも用が足りるわけですが、これもインターネットが無ければ始まらないわけであります。

あれです、飲食業やインディードもマッチングアプリで、ネットに依存した仕組みの提供であります。

と、まぁ、枚挙に遑が無いんですが今の世の中はネットが無いと二進も三進も行かないのが実情というのに異論反論オブジェクションは無いと思うんであります。

そー言えばあの反日司会者の筑紫哲也も記憶から失せてしまいましたが、その話はまた今度。

で、インターネットの元締めってご存知ですか?
TCP/IPって言葉、聞いたことありますか? 
もしもそれが何者か、ある程度理解していたら話は早いわけですが、通信プロトコルでして、これが無いとネットの世界はつながらなくなっちまうわけであります。

さて、これの元締めはアメリカだそうでして、元はCIAの人が開発したんだそうであります。
なので知的所有権は今でもアメリカ軍が持っているそうであります。

そーなんです、勘の良い貴方は気がつきましたね。
世界経済と言いますか、GoogleだってAmazonだって楽天だってUber Eatsだって、殺生与奪権は米軍に握られ、活殺自在なのであります。

世界の株式市場の取引を混乱させるのも一瞬でできるし、銀行の送金システムを止めることも可能であります。

Amazonも楽天も同じでして、一旦米軍が世界を動かそうと腹を決めたら誰も逆らえないのであります。

いや、それに耐えておよそ35年も時代を巻き戻せると覚悟をすれば生き延びる術がなくも無いのかとは思いますが、耐え難きを耐え偲び難きを忍ぶことになると思うのであります。

さて、これで行くオチはトランプさんであります。
トランプさんには米軍がついていることは誰も疑う余地のない事実でして、バイデンは米軍に相手にされて居ないわけであります。

だからトランプさんは余裕をこいてゴルフをしていられるんであります。
何時だってバイデンはおろか世界中を一瞬で黙らせる鍵を持っているんですから天下無敵なのであります。

んじゃ、何故に散々苦戦した挙句に表向きは敗戦したことになっているのか、と疑問に思うのは宜なるかなであります。

じつは、世界中の主な国では既にこの事実を共有しているわけでありますが、トランプさんの腹づもりは大騒動を引き起こして世界を混乱させれば、呷りを食らうのは底辺の庶民でして、それは偲びないと思っているのであります。

だから、DS側を、まずはアメリカ内部で浄化し、その後じわりと世界の秩序を正して行く予定なのであります。

どーですか、今夜の組み立てはかなり整然としてまともに聞こえると思うんですが・・・なんですとぉ〜また妄想だと笑い飛ばす気でありますか?

いや、これ事実なんですってばぁ〜・・・インターネットの成り立ちと仕組みを調べて書いているんですから、多分正しいはずですが、まっ、いいでしょう。

ああ、楽しみだなぁ・・・世界がひっくりかえる日がすぐそこに迫っているわけでして、ワクワクの胸熱であります。

しかし、トランプさんは急激な変化は社会の不安定を生むと言うので皆に気づかれないように穏やかに、そして秘密裏にことを運ぶかも知れないので鈍い一般平民にはわからないかも知れません。

でも、ご安心ください!!!
不詳前期高齢者のジジイが巷に現れる兆候を拾い上げてここに記しますから。

いや、今日は朝から妄想の連続で少し脳みそが過負荷であります。

そんなわけで早めに休みますので、んじゃ、おやすみなさい、と。







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お出かけは中止です

2021-01-30 08:47:21 | 日々の雑感
いや、お出かけと言うほどのことでは無いのでありますが、バイトが休みの本日、スキーに行く予定でありました。
しかし、吹雪と言うほどでは無いのですが風が強くリフトの運転も止まりがちか、でお出かけは中止した次第であります。

さて、コーヒーを片手にYouTubeで好きな音楽を拾っているわけですが・・・痛い歌に出逢っちまいました。

中島みゆき・・・あした、であります。

この唄を上手に歌う娘と出会ったことがありまして、それは甘く、そして切なく、さらには痛い思い出でありました。

いや、これから書くのはセピア色のフィルターを通した過去にさらなる妄想を加えた物語であります。

題して「マハールとよばれて」

彼女に最初に出会ったのはセブの領事館でありました。
私ゃセブの領事館に仕事の書類の英語版(証明書?)を作ってもらうのに出向いて居たわけですが、そこにCuteがいたわけであります。

いや、Cuteと言うのはもちろん本名では無く、自分のフィリピン物語に出てくる娘は全員Cuteなので悪しからずであります。

で、Cuteはエンターティナーとして日本に行く手続きできていたのですがエージェントが付いていず自力で頑張っていたのであります。
なんと申しましょうか、これがフィリピンサイドの手続きなら袖の下でなんとでもなるんですが日本領事館はそんな端金で動く事はないわけでして窮していたのでありました。

どーも、日本國の働き先の招聘状に不備があるとのことで日本での身元保証人が必要らしいのでありました。

いや、これは領事館側が断るための難癖だと思うんですが良くある話でありました。

余談ですが、自分のダイビングサービスのスタッフを日本に研修という目的で連れてきた時は私の会社の登記簿謄本と資産証明として銀行の預金残高まで出させられた程に疑われるのでありました。
いや、窓口に来ているのは日本国の赤いパスポートを持った納税者なんですが若造の事務官に鼻であしらわれるのであります。

で、領事館内にいた日本人は自分だけだったのと、当時はまだ頭髪もあって、自分で言うのもナニなんですがそこそこイケメンだったのでCuteにあれこれと相談を受け日本とのやりとりを手伝ってやったのでありました。
まっ、日本の受け入れ事務所に電話をし領事館が要求する書類を伝えただけなんですけど。

で、私ゃ自分の用事を終え、フェリーで帰ろうかバスを乗り継いで帰ろうかと思案しつつ領事館を出るとCuteが追いかけて来てどこへ行くのかと聞くわけであります。

私ゃセブから概ね5〜6時間かかる村の名前を言ってセレスで帰るかスパーキッャトで帰るか考えていることを伝えたわけです。

バスは時間がかかり接続が悪いと深夜になるが料金は安い。
スーパーキャットは速くてボホール経由だが3時間半で着くが高いわけです。

まっ、安いバスが250円で高い高速船が1200円でして日本人としてはドーでも良いとも言えますが既に感覚は現地人化しているので1200円は高いのであります。

で、Cutoが言うわけです・・・スーパーキャットはもう無いから船だと深夜のコカリオンだし、バスもバトの接続が深夜しかないからどっちにしても着くのは早朝だよ、と言うのであります。

お前よく知っているな、ところで何処から来たんだ、問うと自分とほど近い村からだったのであります。

そんなわけで深夜のバスを待つことになったんですが、ぼちぼち夕刻、飯でも食べるかとなってセブのダウンタウンに行ったわけです。

で、自分が良く知っている下町と言いますか、貧民街の一丁目的な通りに行き屋台の焼肉屋に落ち着いたのであります。

トシーノと言うフィリピンでは何処にでもある串焼きの肉でして、庶民の食べ物であります。

それを齧りながら近くのサリサリストア(小さな雑貨屋)で買って来たビールを飲みつつCuteの身の上や日本への期待などを聞いたのでありました。

いや、期待はほとんど無く、エンターティメントとして行った日本でどんな仕事が待っているのかは既に多くのジャパゆきから聞いて知っていたのでありました。

で、日本へ出稼ぎに行く目的は御多分に洩れず一稼ぎして貧困から抜け出したい、一家のための人身御供なのであります。

クーヤ(おっさん)は何してるの? 
結婚してフィリピーナの嫁さんがいるの?
子供は何人? 
と、フィリピン人と知り合うと最初に聞かれる定番の質問を投げて来たわけです。
私ゃ正直に、フィリピンでは独身だが日本には女房と子供がいて村に帰れば仲良しの娘は沢山いると答えたわけであります。

いいかげん腹一杯になった自分らはトシーノの屋台から場所を変えカラオケ屋に移動したわけであります。

カラオケ屋と言っても日本のような店では無く、カラオケバーでして女性の接待がつきものの店でありました。
しかし女性同伴で入った場合は遠慮してホステスはちょっかいを出さないのでビールを飲んで歌えもするのであります。

当初は大人しく様子を伺っていたCuteでしたが一通り雰囲気を察したようでマイクを握ったわけであります。

私は日本語の歌があるから時々来ていたわけですがCuteが日本語の歌を歌えるとは思ってもいなかったので中島みゆきの「あした」を歌い出した時には驚きました。

そして、抜群に上手いのであります。
いや、日本語は何処かインチキですが歌としての情感は最高でして私は歌声に惚れてしまったのでありました。

さらにCuteはいとしのエリーやカサブランカの英語バージョンを歌ったわけですがどれも絶品でして歌手として日本に行くと言うのは嘘ではなかったと思ったわけであります。

私はすっかり気分が良くなったと申しますか、舞い上がってしまったわけでありまして、まっ、酔っ払ったと言えばそれまでですが心を奪われたのでありました。

私ゃCuteを口説いたのかどうか覚えていないのですがその後バスに乗るはずの時刻になってもセブにいて、下町の安宿のベットに二人で転がって朝を迎えたのでありました。

さて、この頃の私は村で一番助平な日本人(総員推定5名)としてアレだったんですが幸か不幸かCuteは隣の村の娘でして私のことは知らなかったわけであります。

で、飲み過ぎてボケた頭を抱えて起きCuteに、スーパーキャットで帰るけどお前はどーする、と言うと「Mahal、一緒に決まっているでしょ」と来たわけであります。

マハールとは、好きな人、大事な人でしてこの場合は夫あります。

あいやぁ・・・またやっちまったか、と言う思いは感じつつもまんざらでは無く、取り敢えず村までは一緒に帰ることにしたわけですがフレンドリーなフィリピン娘の中でも極め付けでしてたった一夜にしてすっかり女房気取りでありました。

で、宿からピア4まではいつもタクシーで行くのでこの朝もそうするつもりで車を呼んでくれとホテルの人に言うと「マハール、ジプニー ナラン」と乗り合いバスで行くと言うのであります。

私ゃ死ぬほど驚きました。
ジャパニーズの財布が目の前にあるのに敢えて節約の道を選ぶなんて、過去のCuteにはあり得ないことであります。

私ゃ二日酔いの痛い頭を抱えて炎天下を歩くのは数歩でも嫌だと言ってタクシーを拾ったんですがCuteは150円の差額にいつ迄もぶつくさ言うのでありました。

いや、本物の貧乏人ほど目の前に金蔓があると燥ぐわけでしてこれは解せなかったのでありますが、私はそんなCuteの感覚にどこか好意を持っていたのでありました。

スーパーキャットは予定通りに村の港に着きました。
港からはそれぞれに家に戻ったわけですが、私が帰宅してひと息つく間も無くCuteからマハールなにしてる? 私淋しいから会いたい、なんてテキストが来るわけです。

いや、これからシャワーを浴びて一眠りしたいと思っていたので無視していると、疲れて寝ているのね、なんてしおらしいテキストを入れて黙るわけであります。

これに私はやられたのであります。
フィリピン娘のしつこさといったら尋常では無く、仮に恋人関係だと相手が思ったとして、テキストに返信しなかったら半狂乱になって「あなた浮気してるのか」と質問責めの嵐が来るのが普通なんであります。
それなにのCuteは追い討ちをかけて来ることも無く、こちらのことを慮ってくれるので私ゃ気を許したわけであります。

なんと申しましょうか、異国で孤軍奮闘していると精神的にも尋常では無くなると申しますか、まっ、狂うんであります。
いや、何よりも優しさに飢えると申しますか、気持ちの安らぎを求めるのであります。
で、男性の友達と酒を飲むのでも気は紛れるんですが、男との付き合いは右手で握手をしていても隠した左手にはナイフが握られていると覚悟しているわけで本気で緊張を解くことは無いのであります。

そこで求めてしまうのが女性と言いますか母性と申しますか、まずなんであれその方向になってしまうのであります。

この頃の私は以前お付き合いのあったミンダナオ出身の娘とも縁遠くなり、しっかりと反省もし、同じ穴には落ちまいと気を引き締めていたはずなんですがCuteの心は読めませんでした。

それからと言うものは昼間は仕事で海に出ている自分を待って夕刻にテキストを入れて来るわけです。
今日はどーだった、疲れているんでしょう、と言う感じで自分から食事に行こうとか飲みに行こうと言う誘いは来ないのであります。

と、言うことは、主導権は完全に自分にあるわけでして、都合の良い時だけCuteを誘って食事に行き、そして酒を飲んではカラオケでお気に入りの「あした」を歌ってもらうのでありました。

さて、そんな都合の良い相手としてお付き合いしていたCuteなんですが少しずつTxtの来る回数が減った上にこちらからのテキストにも返信がなかったり遅かったりと、間が空くようになったのであります。

いや、こーなると気になって仕方がないわけでして、一気に立場は逆転であります。
ハイCute、どーしてる?的なテキストを送っては様子を伺うんですが、調子よく返事をくれたり間があったりして安堵したりヤキモキしたりと私の気持ちは完全にCuteに掴まれてしまったのでありました。

そんなことを続けて三ヶ月ほど過ぎた頃、マハール、日本に行く日が決まったと言って来たわけであります。

行き先は日本海沿いの温泉地でしたが当時は多くのジャパゆきがコンパニオンとして送り込まれていた地域でありました。

そして、Cuteは初めて金の話を切り出したのでありました。

それまでも幾許かの小遣いは渡していたのですが彼女から無心されたことは一度も無くどこか安心していたのでありました。

無心された金は青くなるほどの額ではありませんでしたが、当時のフィリピンではそれなりにまとまったお金ではありました。

フィリピン娘が借金を申し込む時の常套句としては親兄弟が病気で云々なのですがCuteは自分に借金があることを言ったわけです。

しかし、金の話が出たところで私は条件反射的に警戒態勢に入りましたが、正面切って自分の借金で、しかも返すあては無いと言うのに意表を突かれ困惑したのでありました。

彼女の思惑を測りかねつつ、わずかに三月、出会った時からの言葉や姿が脳裏を巡ったのでありました。

そして、自分でも予期しなかった言葉が口から漏れ、これまでのお手当ってことだなと言ったのでしたが、Cuteは、そんなつもりじゃ無いし嘘はつけないから正直に話しているのだと言うのであります。

当時、私はフィリピンに片足を突っ込んで3年が過ぎ、この国の事情と、そしてフィリピン娘とのあれこれも一通り学習していたのでありました。

しかし、Cuteのような娘は経験がなく戸惑っていたのでした。
困惑した挙げ句に私の口から出た次の言葉は「行かなければ良い、そうだ行くな」でありました。

するとCuteは即座に、どうせ飽きたら逃げるくせに勝手なことを言うなと怒ったのであります。
これは図星で一時しのぎの言葉であることは明白でした。
なんとなれば、私は日本に妻子があることを告げていたのですから。

フィリピンで何かにつまづいた時の私は、とりあえず飯を食うのでありました。
串焼きを齧りつつサンミゲールビールを飲み、時間を潰し酔っ払って忘れようとするのであります。

少しの沈黙の後、飯を食いに行こうと言ってバイクに乗るとCuteは黙って後ろにまたがりました。
アクセルを開け埃っぽい道を飛ばす私にしがみついたCuteは背中に顔を埋めていました。
Tシャツ越しに彼女の涙と嗚咽を感じた時、私の気持ちは決まったのでありました。

暗くなった街のトシーノの屋台に行き串焼きを齧りながら冷えていないビールを飲み私は訊き直しました・・・ピラ ナ イモン ウータン?と。

翌日、朝一番のスーパーキャットでセブに行きオスメニアサークル近くのシティーバンクでお金を引き出しその場でCuteに手渡そうとしました。
しかし彼女は大金は怖いから村に帰ってからと言って受け取りませんでした。

ここも今までのフィリピン娘には無いことなのであります。
現金を目の前にしたらひったくってでも手中に収めようとする筈なのに。

私は帰り道、どーしても引っかかる彼女の借金の額を想っていました。
ジャパゆきの旅費としては多過ぎるが、過去の借金だとすると少な過ぎると疑問が湧くのでありました。
さらに、日本に借金があればフィリピンに戻れないはずなのであります。

しかし、およそ三ヶ月、マハールと呼ばれたことを思うと仮に全てが嘘でも良いと思う自分がいたのであります。
そして、強過ぎる冷房のスーパーキャットの船内でCuteの手を握り疑うのをやめようとしたのでありました。

Cuteはそれから10日ほどしてセブ経由で名古屋に行くとセレスバスに乗って村のターミナルから旅立ちました。

やけに少ない荷物について尋ねると先に送ってあるとのことでありました。

こうして三ヶ月の友交費としては少し多過ぎる出費をした関係は終わったわけであります。

それから程なくしてセブのいつものカラオケ屋に行った時のことでした。
あまり馴染みのない娘が隣に座り一杯おごって、と来たわけであります。

まっ、一人では手持ち無沙汰なので話し相手に誰か欲しかったところなのでOKしたわけであります。
すると彼女が、以前に連れてきたオヤッブ(恋人)はどーした、別れたのか?と切り出したのであります。

さらに、何ヶ月付き合った? 三ヶ月か? と言うのであります。
そして、極め付けは、いくら払ったでありました。

私は動揺しつつ彼女に訊きました。
あんた、あの娘のなんなのさ、と。

既におおよその事情を察した私は細々したことを聞く気は無かったのですが彼女が勝手に教えてくれたわけであります。

いや、事の顛末は言うのも恥ずかしい次第ですが、見事にやられたわけであります。
聞いた話によるとCuteの住まいはセブシティーのスラムにあって自分の村の隣に家など無くて、おそらく家賃1500円くらいのボーディングハウスに居たのでありましょう。

さて、Cuteとの話はこれで終わりなんですが、類似の話はまだいくつもあるわけです。

しかし、あれから随分時が経ち記憶が綾になりまして糸を紡ぐのも怪しくなって来ました。

さて、最後にフィリピンに行ったのは一昨年の12月でありまして、コロナで一度も行けなかった昨年でしたが今年こそはと期待しているわけであります。

で、現地からの情報は結構悲惨でして各地でロックダウンが続いて居てマスクをしないで出歩くと逮捕、と漏れ伝え聞いております。



で、経済的にも厳しくなり、そーなると犯罪が多発するのが彼の国の常であります。
いや、日本人が襲われた話は聞いて居ないんですが、行くならいつもより用心しなくては、であります。

これは訓練風景 としておきましょう

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明日、どーしようかな?

2021-01-29 19:30:19 | 日々の雑感
いや、テレビの天気予想では今日よりも風が強いと宣っていたのでスキーは無理かと思い何をすれば良いか考えているところであります。

まっ、たぶん明日は早起きしないと決めたら遅くまでパソコンでニュース記事を見るか、若しくはYouTubeでバイデンの悪口とトランプさんの復活劇など探して夜が更け、朝寝坊して半日潰すものと思われます。

あれです、ボチボチと確定申告用のアレコレが届く時期になりまして、そっかぁ〜やらなくちゃならないか、なんて事も思うんですが、帳簿やら領収書の整理は面倒であります。

さて、トランプ応援団の話なんですが、もう終わったと思っている人が多い様ですがそれは間違いですぜ。
何を根拠にと問われれば、私ゃキッパリと・・・それは勘です、と答えるしかないんですが。

いや、マジで言うと、ネットの中の隠れた情報を掘り起こして繋げれば見えるものがあるわけでして・・・それは、トランプさんは只今、時を待っている、と答えが出るのであります。

へっ? なんの時を待っているのか、ですと?
それはデ・クラスの時期であります・・・訳すと「情報の解除」であります。
では、なんの情報かと言うと、それは「軍」の情報であります。

へっ? なんで軍の情報解除がトランプの復活になるんだ、ですと?

貴方ぁ〜 これは有料記事からパクっているんで迂闊に漏らすと訴えられるんで大っぴらにするのは難しいんですよ・・・察してくださいね。

いや、触りだけナニしますと・・・軍の情報というのはDSメンバー諸氏の悪事の証拠でして、それはこの後展開される軍事裁判に関わるものなのであります。

深いところからの情報ですがYouTubeで一番漏れているのは子供の人身バイバイでして、有名どころとしてはエプスタイン島、でありましょう。

で、遡ったり角度を変えると大物は色々いるわけですが、この度のトランプさんの戦の相手はオバマとクリントンでして、特にクリントンは夫婦で相当な回数エプスタイン島に行っていると言われデ・クラスがあって裁判が始まれば・・・まっ、そう言う事になるわけであります。


さて、ここでトランプ復活論を熱く語っても妄想にしか聞こえませんし、恐らく誰も本気にしないでありましょう。

で、例えば、トランプさんが死刑を復活させた理由なんてのも考えれば分かる話でして、死刑を執行することが目的ではなかったと思うんであります。

これは、極刑として存在する事に意味がありまして、要するにこれから軍に捕まるであろうDS側の、推定12000人と言われる容疑者を脅かす為、DSを動揺させるのが目的だったと私ゃ思うんであります。

へっ? 12000人とは大層な、と仰いますかぃ?

グアンタナモ刑務所は軍事刑務所でして軍事裁判で有罪の者が収監されるわけですが、これを再開したのはトランプさんでして、しかも2年前に大増築され現在の収容人員は2万人とも言われているわけであります。

これ、軍事刑務所ですぜ・・・しかも閉鎖されていたものですからそんなに急に増強しなくても、と思うのが普通と思うんですが、何故か急いで収容人数を増やしたのは、やはりそう言う事だからとしか思えないんですが如何でありましようか?

さて、どーせ妄想なので序でに書いときますが、安倍ちゃんが急に辞めた理由はここにあるんだろうと近頃思う様になったのであります。
ナンダ神田言って安倍ちゃんは自民党ですから、やっぱしDS側の人だったんでありましょう。

で、予告通知は既にアメリカから出されていました。
二階をはじめとする数人の名が挙げられていました。

いや、安倍ちゃんはたぶんトランプさんとの個人的なお友達の縁で引退するなら命は助けてやるくらいのことを言われたのだと思うんであります。
そして、あの急な引退と。

いやいや、日本国の象徴についても本当は一言書きたいんですが今はやめておきます。

でも、楽しみですね・・・やっぱし預金は分散で金は仕込んでおいた方が、なんちゃって。

あららら、金相場は大きな動きも気配も無い感じですね。

では、私ゃこれからYouTubeで妄想を膨らませますので・・・また、明日。
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