元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

撮影現場の熱気 映画「天使に"アイム・ファイン"」園田監督インタビュー(2)

2016-03-20 21:12:18 | 日記

撮影現場の熱気 映画「天使に"アイム・ファイン"」園田監督インタビュー(2)
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11054

3月19日(土)から全国で公開となる映画「天使に"アイム・ファイン"」の監督・脚本を手がけた園田映人さんに、映画に込めた思いや制作の裏側を聞きました。全3回でお届けします。2回目の今回は、撮影スタッフの心意気と、「天使」へのこだわりについて。

監督・脚本 園田映人
(そのだ・ひでと)1970年、宮崎県生まれ。早稲田大学を卒業後、映像制作会社レイシェルスタジオを設立。一般企業のCMや教育ビデオ、プロモーションビデオ制作を行う。その傍ら、ドキュメンタリー映画「bloom」(2008年)、「尖閣ロック」(13年)などの制作・監督を務める。


◎撮影現場の雰囲気がよかったワケ

——芦川さんも、主演の雲母さんも、撮影現場の雰囲気がすごくよかったと話していました。何か心がけたことはありますか?

園田 怒らない。これにつきます(笑)。いろいろな反対意見を言う人もいましたが、一旦は受け入れた上でキャッチボールしていく姿勢を貫きました。そういう姿勢を評価いただいたのかもしれません。

でも、それ以前に、スタッフがよかったんだと思います。今回のスタッフの集め方は、脚本ありきだったんです。脚本を読んで、いいと思った人が手を上げてくれた。今、日本映画はすごく本数が多くて、仕事ができる人は引く手あまたですから、それこそ大作を蹴ってこの作品に集まってくれた人もいる。

ガンの経験があったり、お子さんが難病を抱えていたりする方もいましたし、何かしら内容に共感した人たちが参加しています。スタッフ全員の作品に向き合う気持ちが、いい雰囲気をつくっていたのだと思います。


◎新しい天使像を描きたかった

——主演の雲母さんは、園田監督はとても個性的な方だということと、撮影中に自信がなくなってしまったとき、時間を取ってゆっくり話ができたので持ち直せたということを話していました。

園田 雲母さんの役というのが、お姉さんを亡くしたばかりで喪服姿の美里の役と、天使の役の1人2役だったので、難しい役なんですよ。雲母さんは、ソフトな印象に見えて、実は非常にロジカルな取り組みをする人なので、心のバイオリズムがあまりぶれなかったんです。だから難しい1人2役もできたんですね。

とはいえ、1日の撮影の間に、喪服、天使、喪服とか、天使、喪服、天使ということがあるわけです。気持ちの部分が全く違う。これは役者さんにとって大変なことなんです。しばらくは耐えていたんですが、あるきっかけがあって、ちょうど美里役のラストシーンの撮影の時にコントロールが難しくなってしまった。ですから、その時に話をしたのは想定内のことですし、監督として当然のことです。

——雲母さんが、心が楽になった監督の言葉として、「雲母さんの天使でいい」と言われたことだったそうです。これはどういう意図だったのでしょうか?

園田 他のいろいろな映画の天使を見ていくと、真面目に描いている天使は、キリスト教的な、どこか憂いがある天使だったり、あるいは逆に、地上に降りて暴れる堕天使が多いんですよ。この作品では、新しい天使像を描きたかったんです。明るくてポジティブで、人を救うことが大好きで、そうすることが幸せ。そんな天使です。

雲母さんが天使っぽくしようと思ってしまうと、今までの作品に出て来るような、ただ無邪気なだけの天使になってしまうかもしれないと危惧したわけです。雲母さんも賢い人なので、頭で考えてしまうと現在の雲母さんが知っている天使になってくる。でも、もっと本質的な、本来持っているけれども、まだ本人さえも気づいていないような輝きを出したかったんです。

芝居のうまさという意味では未熟さもあるかもしれないですが、メンタルな部分でこの作品に正面から向き合っていれば、それを超えるところまでいくと考えていました。

作品の中では、天使自身が成長していくところも描いています。でも実は、この作品を作っていちばん成長したのは僕かもしれません。ずっと天使のことを考えてこれまで生きてきて、この作品を通して、「天使として生きたい」という覚悟が定まってきたような気がします。

この作品で描いた天使は、この世の中で、人の幸せを願って日々活動している人たちそのものでもあるんです。天使みたいに生きている人って、いるじゃないですか。この作品を観た人が、天使として生きていきたいと思っていただけたら最高ですね。
(続く)

【関連サイト】
映画「天使に"アイム・ファイン"」 劇場予告編
https://www.youtube.com/watch?v=SYmxkrOAA8k

映画「天使に"アイム・ファイン"」公式ページ
http://www.newstar-pro.com/tenshi/

劇場情報はこちら↓
http://www.eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=464

【関連書籍】
幸福の科学出版 『「アイム・ファイン!」になるための7つのヒント』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1616

幸福の科学出版 『アイム・ファイン』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=125

幸福の科学出版 『「天使に"アイム・ファイン"」公式フォトブック』(主題歌DVD付)
「天使に"アイム・ファイン"」 製作委員会 編
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1636

【関連記事】
2016年3月13日付本欄 脚本へのこだわり 映画「天使に"アイムファイン"」園田監督インタビュー(1)
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11050

2016年4月号 震災から5年 園田監督がロケ地を再訪 「福島から幸せを運びたい」 - 映画「天使に"アイム・ファイン"」特別企画
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10964

2016年3月号 「新しい天使像を描きたかった」- 天使にアイム・ファイン 映画公開直前レポート
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10822


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比軍5基地を米拠点に 南シナ海など、航空戦力が主体

2016-03-20 17:17:09 | 日記

 【ワシントン=青木伸行】米、フィリピン両政府は18日、ワシントンで6回目となる戦略対話を行い、フィリピン空軍基地5カ所を米軍の拠点とすることで合意した。南シナ海で実効支配を強化する中国に対抗するための措置。カーター米国防長官が4月、フィリピンを訪問し、運用の詳細を協議する見通しだ。

 米軍は1992年までにフィリピンから完全撤退したが、2014年4月に再駐留を認める「米比防衛協力強化協定」を締結した。今回の措置は同協定に基づいている。合意された拠点は、(1)スプラトリー(中国名・南沙)諸島に近いパラワン島のプエルトプリンセサにあるアントニオ・バウティスタ基地(2)中国の艦船が居座るスカボロー礁をにらむルソン島のバサ、フォート・マグサイサイ両基地(3)ミンダナオ島のルンビア基地(4)マクタン島のマクタンベニト・エブエン基地。

 軍事筋によると、フィリピン側は米軍の駐留先として、クラーク旧米空軍基地を含む8カ所を提示していたが、合意には含まれない。今回は航空戦力が主体で、海軍基地などが追加的に随時合意される可能性がある。米軍のリバランス(再均衡)戦略に対抗し、南シナ海の軍事拠点化を急ピッチで進める中国に対し、米側も戦力のフィリピンへの前方展開を急ぐ。

 両政府は会議後に共同声明を発表し、中国による南シナ海の軍事拠点化に「強い反対」を改めて表明。フィリピンが南シナ海問題をめぐり、中国を相手取り訴えた常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の判断が出された際には、これに従うよう中国に求めた。


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韓国はホントに大丈夫なのか? 北の脅威から目を背け政争に明け暮れ 経済は低迷、国民生活は困窮…

2016-03-20 17:13:44 | 日記

 北朝鮮による核実験や長距離弾道ミサイル発射、米韓合同軍事演習への反発や挑発に対し、国際社会の懸念が高まるなか、北の脅威の最前線である韓国では、与野党が相変わらず政争に明け暮れ、党内の内紛や分裂を続けている。

その一方で、失業率は上がり続け、貧富の格差が拡大するなど、国民生活や経済は泥沼に入りつつある。不満だらけの国民はお上(政府)を信じず、言うことも聞かず。韓国は大丈夫なのか。(ソウル 名村隆寛)

 ■足を引っ張り合う

 韓国国会で今月、テロ防止法案と北朝鮮人権法案が、国会提出からそれぞれ15年、10年半をかけてようやく可決、成立した。いずれも左派系政党の反発などで長年、棚上げ状態にあった。

 法案可決の背景にはテロの脅威が高まる北朝鮮の問題がある。しかし、野党側は最後まで抵抗。2月23日から今月2日まで長時間の演説により議事を妨害する「フィリバスター」で採決を引き延ばした。

 日本でかつて野党が行ってひんしゅくを買った「牛歩戦術」のようなもので、夜を徹した演説には計38人が登壇した。最大野党「共に民主党」の議員は12時間半余り演説し、韓国国会の史上最長記録を更新。当然、世論の批判を浴びた。

 両法案は、朴槿恵大統領が成立に向けて議会の協力を求めていたものだが、可決したのはほんの一部だ。朴大統領は3年前の就任以降、特に労働改革法やサービス産業発展法といった、経済や民生にかかわる法案の成立を何度も訴えてきた。低迷する経済の改善に必要なのだろう。しかし、こちらは野党の反対に加え、与党セヌリ党の内部の紛争で法案処理が遠のいている。

 テレビで見る国会の様子に、「今日もやっとるね」と思う。特に「韓国らしい」と感じるのは、政権に限らず気に入らない相手の足を引っ張ることだ。北朝鮮が挑発を続けるまさにその瞬間も、韓国の政界はポピュリズムや保身にご執心だ。「妨害、人の足を引っ張ることに“生きがい”を感じているのではないか」とまで錯覚さえする。

■「あいつらを、やってしまえ!」 議員先生、今日も抗争

 韓国では4月13日に総選挙の投開票が控えている。しかし、選挙区を確定する法案も国会でもつれた末、今月初旬にようやく採決に至った。しかも、選挙まで残り1カ月半を切った時点で。日本ではまず考えられないが、韓国では不思議なことではない。

 こうしたなか、与党セヌリ党で最近、親朴大統領派と、次期大統領の座を狙う金武星代表に近い勢力の間で内紛が激化した。現政権で大統領政務特別補佐官を務めた国会議員の尹相現氏が先月末、「金武星をやってしまえ(直訳は“殺してしまえ”)。あいつらを(セヌリ党の)候補者選びで落としてやる」と電話で話した内容が8日、韓国メディアで報じられ発覚した

 通話の相手は不明だが、物騒な発言は内紛の火に油を注いだ。尹氏は「酒を飲んで話した」と事実を認め、金氏への謝罪を表明した。尹氏は後日、党の公認候補から外された。「陰謀だ」と非難した尹氏の言葉通り、尹氏は韓国でよくあるように、ハメられたのかもしれない。

 「暴言発覚」の翌日には、また物議をかもす秘密会談がメディアにより暴露された。玄伎煥大統領府政務首席と、セヌリ党で総選挙の公認管理委員長を務める李漢久氏が極秘裏に会っていたという。総選挙の党公認候補選びに朴大統領が介入しているとの疑惑を抱かせるのには十分な材料だ。

 また、選挙公認管理委員会の親朴派・反朴派の幹部が国会の通路やエレベータで、大声で派手にののしり合うというローカル色の濃い出来事もあった。こうした陰謀劇や暴露、もめ事は韓国では珍しくはない。ものによっては、生のドロドロした“韓流政界ドラマ”を見ているようで、興味をそそられる。

■いい話、全くなし

 選挙を前に噴出した党の内紛に、韓国国民はうんざりとし、シラケている。反発のための反発を繰り返す野党に対する目も冷ややかだ。経済が停滞し、庶民の暮らし向きが一向によくならない現実を尻目に、政争や内紛を続けているのだから。

 国内の問題で韓国が現在抱える最も深刻な問題は、経済と民生だ。朴大統領自身、これまで何回も訴えている。ほぼ毎週といってもい。演説ではもちろん、各種の会議で口にしている。これまでも何度か書いたことだが、それほど韓国の経済と国民の生活状況は悪い。

 韓国統計庁が今月発表した雇用動向によれば、2月の失業率は4・9%(前年同月比で0・3ポイント悪化)。2010年2月以来の高さだった。中でも15~29歳の青年層が深刻で、失業率は12・5%(同1・4ポイント悪化)。失業率が現行基準に変更された1999年以降では最悪の数値だ。

 特に昨年10月の7・4%から毎月、失業率は上がり続けている。昨年1年間の青年層失業率は過去最高の9・2%だったが、今年もさらに悪化する可能性が高い。

■若年層の不満

 青年層の失業率上昇に見られるように、韓国の学生は今、未曾有の就職難に直面している。いい大学を卒業しても仕事がない。産経新聞ソウル支局がある建物には、労働組合のナショナルセンター、全国民主労働組合総連盟(民主労総)の本部がある。大規模かつ過激なデモで知られる急進左派労組だ。

 この民主労総に抗議する十数人の大学生らが、毎月のように建物の前でデモを行っていた。「働かずにストをやっているのなら、僕たちに仕事を分けてください」といった冷静で礼儀をわきまえた抗議デモだった。2年ほど前から続いていた抗議デモは、いつしかなくなってしまった。彼らの就職が決まったのか、抗議を諦めたのかは分からない。

 失業率の上昇、特に学生の就職難には朴大統領も強く懸念しており、演説や集会で何度も「韓国の未来を担う若者に職を」と訴えている。昨年秋には、「青年雇用対策に」と2000万ウォンのポケットマネーを出し、以来、毎月の給料から20%を寄付しているという。

 しかし、多くの企業の実績は芳しくなく、新入社員採用には消極的だ。新卒社員を採りたくても、上が詰まり過ぎている。韓国の労組は日本に比べて相当に強力で、経営側の多くはその“うるささ”に手を焼いている。解雇はもちろん、「肩をたたく」ことも難しいそうだ。

 韓国メディアが「驚き」を込めて報じていたことだが、韓国の現代自動車の平均賃金は日本のトヨタ自動車よりも多いという。現代がトヨタよりも収益が莫大(ばくだい)で、経営も安定しているのかどうかは分からない。ただ、現代自動車の労組の力は半端ではないと聞く。

 現代自動車など、韓国の大手企業の中には労使の協約に「雇用世襲」の条項を設けているところがある。定年退職者や長期勤続社員の子弟を優先採用するものだ。端的に言えば、大企業の“労組貴族”が持つおいしい特権を子供にまで引き継がせることを指す。

 一定年齢に達すると賃金が下がる「賃金ピーク制度」の導入も政府サイドから呼びかけられているが、導入したケースについてはほとんど聞かれない。賃下げなど韓国の労働者は受け入れない。ここでは既得権益は守られて当然なのだ。こうした風潮に対する若年層の不満は強い。

■国民の負債もうなぎ登り

 持たざる庶民が抱える負債も深刻だ。韓国銀行の調査によれば、昨年3月の時点で、所得だけで負債を返済できない「限界世帯」と呼ばれる世帯は、前年より8万多い158万世帯と推定されている。金融負債を抱える1072万世帯の14・7%に相当する。

 限界世帯の中には不動産などの資産を保有する者もいるが、今まさに進行中の景気鈍化や不動産価格の下落など、市場の状況次第では資産売却による対処が困難になる。

 また、生活費や負債返還のために生命保険を解約する者が増えている。東亜日報が今年1月に生命保険業界の推定値として報じたところでは、昨年(10月末時点)解約された保険金の還金額は18兆ウォン(約1兆7600億円)で過去最高の額だった。通年の額ではなく、10カ月間の数値だ。

 このほか韓国では、自殺者の数が年々増えている。不名誉なことに、経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国の中で2004年から14年まで、11年連続で、自殺率のトップは韓国だった。とりわけ、生活苦などによる高齢者の自殺が多いと分析されている。貧富の格差拡大の現実が数字に表れている。

■精神安定剤は日本いじり?!

 よその国のこととはいえ、書いている方も暗い気分になる。だが、これが韓国の現状なのだ。「かつての日本の失われた10年、20年の状態に極めて似てきている」。韓国の経済専門家やメディアは今日も、自国経済の現状に危機感を抱き続けている。

 最近の明るい話題といえば、韓国人プロ棋士、李世●(石の下に乙、イ・セドル)九段が人工知能(AI)囲碁ソフト「アルファ碁」との囲碁5回戦で1勝し、アルファ碁の4連勝を阻んだことぐらいだ。韓国メディアはこぞって、「わが国も人工知能の開発を急げ」などとハッパをかけている。何事も「急がねばならない」「やらねばならない」という主張は韓国メディアらしい。だが、何でもかんでもやれるのか。千手観音でもあるまい。そもそも、現在の韓国にそんな余裕はあるのだろうか。

 北朝鮮問題のせいか、韓国メディアではこのごろ、「反日の声」が収まっていものの、相変わらず日本を意識し続けている。

メディアが最近、日本がらみで注目しているのは、日銀のマイナス金利政策だ。同政策に対する日本メディアや専門家による懐疑的な見方を引用するなどして、ネガティブにとらえる論調が目立つ。行間からは、マイナス金利政策によって日本経済がよからぬ方向に行くことや、アベノミクスが失敗に向かうことへの“期待感”さえうかがえる。

 これも、日本との比較に執着する韓国にありがちな現象なのだが、日本の浮沈に一喜一憂し、日本の調子がよくないと妙に安心する。自国が危機に直面しようが、それよりも日本がコケてくれれば気分がいいかのようだ。

■言うこと聞かず

 深刻の度を強める北朝鮮の脅威に、近寄る経済危機。韓国が直面する現実の課題は、まさに朴大統領が最も懸念を示していることだ。しかし、政界は不毛の政争を繰り返し、既得権益層と持たざる者の格差は開く一方だ。

 韓国人は「愛国」という言葉が好きだが、先行き不透明な現在、日本を相手にした時のような驚異的な愛国心は感じられない。竹島や靖国神社などがからむ日本への「非難決議」では見事なほどに満場一致だが、現実の危機からは目をそらす。韓国が強調して止まない愛国心を疑いたくなることさえある。

 政争に明け暮れる政界や韓国内での飽くなき思想対立に対し、朴大統領は苦言を呈している。しかし、先生の言うことを聞かない生徒であるかのように、忠告を聞かねばならない者ほど言うことを聞かない。任期が残り2年を切った現政権よりも、目は「次」に目は向かっている。愛して止まない国が直面する現在の危機を放っておいても。


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北朝鮮や中国の核やミサイルに対し、どう対処すべきかを真剣に考えなければならない

2016-03-20 13:01:56 | 日記

 夕刊フジ北朝鮮の暴走が加速している。ミサイル2発を18日、日本海に向けて撃ち込んだが、1発は日本全土を射程内に入れる中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程1300キロ)と推定される。こうしたなか、北朝鮮の潜水艦が先週、朝鮮半島東部の海域で消息を絶った。韓国では、北朝鮮工作員の韓国侵入やテロ攻撃に備えて警戒態勢を敷いている。

 「北朝鮮の挑発に対して、警戒監視を続ける」

 米国防総省当局者は、北朝鮮のミサイル発射について、国連安全保障理事会の明白な決議違反だと非難し、こう語った。

 ただ、米国の懸念はミサイルだけではない。米メディアは12日、北朝鮮の「ヨンオ級」(130トン)とみられる潜水艦の交信が途絶え、何らかの不具合(=漂流や沈没など)が生じたと伝えた。

 北朝鮮軍は約70隻の潜水艦を保有している。ヨンオ級は特殊潜水艇で、特殊部隊や工作員をひそかに侵入させる任務などで使用される。2010年3月の韓国哨戒艦「天安(チョナン)」撃沈事件では、ヨンオ級が魚雷攻撃を仕掛けた可能性が報告された。

 米韓両軍は2月末から、史上最大規模の合同軍事演習を展開し、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が君臨する首都・平壌(ピョンヤン)を制圧する能力を示した。

 これに対し、北朝鮮軍総参謀部は「平壌進撃を狙った上陸作戦には、ソウルをはじめとする韓国全地域の解放作戦で対応する」と警告していた。

 潜水艦の行方不明事案との関係が気になる。

 韓国国防省で分析官を務めた拓殖大学客員研究員の高永●(=吉を2つヨコに並べる)(コウ・ヨンチョル)氏は「北朝鮮が潜水艦で特殊部隊や工作員を韓国に侵入させるか、その訓練をしていて、失敗した可能性が高い」といい、続ける。

 「北朝鮮がミサイルを韓国国内に撃ち込めば、米韓両軍の猛反撃を受ける。このため、テロを狙う可能性はある。すでに北朝鮮は『第1攻撃対象は、大統領府と政府機関だ』と宣言している。1996年にも潜水艦による『江陵(カンヌン)浸透事件』を起こした。テロの恐怖を高めて、米韓を揺さぶる心理作戦も考えられる」

 江陵浸透事件とは、96年9月、韓国・江原道沖で、北朝鮮の潜水艦「サンオ級」(300トン)が座礁し、乗組員と工作員計26人が韓国内に逃亡・潜伏した事件だ。韓国軍と警察の掃討作戦は同年11月まで続いた(逮捕1人、射殺13人、自決11人、行方不明1人)。韓国側も、民間人4人を含む17人が死亡する被害が出ている。

 北朝鮮は正規軍の激突は避けて、テロなどの「非対称戦」で生き残りを図るのだろうか。

 元公安調査庁調査第2部長の菅沼光弘氏は「朝鮮総連も『戦争になりかねない』と緊張している。集会や会合でも『歌や踊りは禁止』だ」といい、続ける。

 「北朝鮮は『東京を火の海にする』と公言しており、日本も危機にある。北朝鮮や中国の核やミサイルに対し、どう対処すべきかを真剣に考えなければならない。野党は安保法制廃止法案を提出したが、ピンボケというしかない。国民の生命と財産を守る方法を現実的に議論すべきだ」


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「南京大虐殺は自分たちがやった」と告白した国民党少尉

2016-03-20 10:22:17 | 日記

 

asanankin04

http://japan-plus.net/299/

以下は、「月刊中国」主幹、鳴霞氏による貴重な証言。

2012年1月27日に、開国少将というベンネームの作者が、「外祖父が自分の日で見た南京大虐殺」という歴史評論をネット(http://www.kdnet.net)に書き込んだ。

すぐに記事は削除されたのか、現在は閲覧することができない。

 

その記事は、次のような内容だったという。

 

「私は小さい頃に、外祖父が抗日戦場から何故逃げ出したのか分からなかった。逃げたことは秘密で、外祖父が死去する前年に、よく雑談の中で何時間も話すようになっていた。

外祖父は、妻が早く死去したということだったが、それが逃げた理由ではないだろう。私はある日、やつと外祖父から真相を聞き出した。
彼は四川省の貧農の出身で、小さい頃から武術で鍛えていた。

 

1928年に四川で国民党に捕らえられて兵士にさせられ、 1937年の南京大虐殺前夜に少尉にさせられて、日本軍の猛烈な攻撃を、首都を守れ・国父を守れというスローガンで防衛するよう命じられた。

しかし日本軍の進政を食い止めることなど出来ないので、南京城から撤退した。


部隊は列車を何両か手配して、軍用の荷物と食料を積み込んだ。その時に周囲から、一般の民衆が老人や子供の手を引きながら列車に乗り込んできた。

 

大勢が列車の屋根にも乗っていた。日本軍は、すぐ近くまで迫っている。このままでは、国民党の兵士たちは逃げることが出来ない。誰かが、日本軍が来たぞと叫び、国民党指揮官は列車に乗り込んだ民衆に列車から降りろと怒鳴った。


誰も従わないので、指揮官は民衆を銃殺しろと命令を出した。兵士たちは民衆を銃殺することなど出来ないので、互いに顔を見合わせていた。

指揮官は兵士たちに、もうすぐ日本軍が来るのだから、民衆は日本軍に銃殺されたことにしたら良いのだと言って、一斉射撃を命じた。

あたりは血の海となり、兵士の足首まで血が溜まったと言う。ここで約1千人の南京市民は、国民党の兵士たちから銃弾を浴びて死んで行った。
国民党の部隊が必死で逃げた後には死体の山が血の海の中に残され、それは日本軍の残虐行為として転嫁された。

外祖父は、こんな部隊に残りたくないので、撤退途中に九江で夜陰に紛れて脱走し、長江を渡り武漢で列車を乗り換え、南の小さな山村に逃げ込んだ。


外祖父の記憶では、他の部隊も同様のことをしてきたという。全ての国民党による民衆大虐殺は、日本軍の残虐行為として転嫁されたのである。

外祖父は貧農の出身だが、国民党が貧乏人を虫けらのように扱うことに抵抗があつたという。

 

外祖父は、国民党の軍隊に残っていれば、出世したかもしれない。

また抗日戦争で戦死していれば、抗日戦闘英雄烈士との美名で呼ばれたかもしれない

。しかし、逃亡する道を選んだ。そして裏切り者という悪名で呼ばれて、経歴を隠し通して逃げ回った。その過去の真実を、外祖父は死ぬ前になって初めて語ったのである。

 

南京大虐殺は自分自身が犯した罪である。外祖父は恥ずかしくてたまらなかっただろう。

 

私は反日・反米の青年であり、ネットによく論評を発表していた。

 

だが、そんな単純な反日・反米の青年たちは利用されているだけなのだ。天国にいる外祖父よ、私を許して下さい」。


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大川隆法「何を捨てるか」 

2016-03-20 09:45:45 | 日記

人間は、「何を手に入れるか」という積極的な方向で頑張る傾向がありますが、

仏教的にアプローチするならば、「何を捨てるか」ということになります。

これは執着の問題です。捨てることによって、実は幸福になれるのです。


『奇跡の法』P.51


※幸福の科学出版
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トランプ人気の秘密 アメリカ人識者に聞く「どうなる大統領選」(1)

2016-03-20 09:02:44 | 日記

トランプ人気の秘密 アメリカ人識者に聞く「どうなる大統領選」(1)
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11072

今年のアメリカ大統領選は予想外の事態になっている。立候補そのものが冗談だと見られていた実業家のドナルド・トランプ氏が、共和党の予備選で次々と勝利を収めている。一方、断然有利かと思われていた民主党のヒラリー・クリントン氏が、自称「社会主義者」のバーニー・サンダース氏に意外に苦戦中だ。

今後、大統領選の行方はどうなるのか。元フロリダ州議会議員のビクター・クリスト氏に聞いた。全3回にお届けする1回目は、トランプ氏が人気の理由について。

(プロフィール)
Victor Crist(ビクター・クリスト)
フロリダ州の共和党下院議員を1992年から2000年まで務めた後、01年から10年にフロリダ州上院議員を務めた。今回、大統領候補として立候補していた元フロリダ州知事ジェブ・ブッシュ氏(兄は43代大統領ジョージ・W・ブッシュ)に仕えており、同じく元大統領候補で08年までフロリダ州下院議員を務めたマルコ・ルビオ氏とは同僚の仲。


◎トランプは普段、投票に行かない層を引っ張り出した

——トランプ氏が予備選で勝利を続けていることについてどう思いますか?

まだ予備選挙の途中なので、結果がどうなるかは分かりませんが、ドナルド・トランプは素晴らしい候補者です。彼は強い選挙基盤を築き、特に若者やこれまで選挙に関心が薄かった層を取り込み、非常に勢いに乗っています。

大学生や若い専門家はトランプが好きで、強く支持しています。アメリカでは、こういう人たちはたいてい投票に行きません。普通は、彼らは政治家に対して疑念を抱いており、自分たちの社会生活にとても忙しいからです。しかし、トランプは彼らを引っ張り出し、投票させています。


——なぜ、こんなに人気があるのでしょうか?

いろいろな意見がありますが、私は、これが現在のこの国の流れだということだと思います。

アメリカでは、人々はビジネスや経済における、しっかりとした成功実績に「安心」を感じます。テロの脅威や、すさまじい勢いで流れ込んでくる難民という問題に対して、トランプがとっている強硬姿勢、断固とした態度、挑戦的な態度が、国民に安心感を与えているのです。

多くの国民は、トランプが経済的にも物理的にも安心感を与えてくれることを支持しているのです。


◎成功した人生を送っていた男がそれを捨てた

——多くの日本人は、トランプ氏のことを好んでいません。この状態をどう思いますか?

大統領選に出馬すれば、多くの人々やその家族、友人の人生を巻き込むことになります。

トランプのように、実業家として成功した人生、幸せな人生を送っている男が、自ら進んで仕事を辞め、自分が信じることのために戦い、批判やプレッシャーに耐え、すべての費用を自分で負担するという事実だけでも信じられないことです。

これは明らかに、彼はやるべきことを成し遂げる人であり、彼に勝る候補者は他にはいない、ということを示しています。


——あなたは彼を支持しますか?

私は共和党員ですし、初めはジェブ・ブッシュを支持していました。彼には非常に豊富な経験があり、最もバランスの取れた候補者であると思ったからです。個人的にも彼のことを知っていますしね。

しかし、すでにジェブ・ブッシュは大統領選から降りました。今のところ、私はどの候補者も公式に支持していません。


——トランプ氏が持っていて、テッド・クルーズ氏など他の候補者が持っていないものは何だと思いますか?

テキサス州選出のクルーズ上院議員は候補者の中でもっとも保守的であり、おそらくキリスト教福音派、キリスト教の信仰に基づいた保守派にもっとも好かれている候補者です。彼はよく、旧約、新約聖書から言葉を引用していますし、主にキリスト教保守派の人たちにとって重要な問題について、多く語っています。彼は善良な人ですが、彼の政策は主流ではありません。

ジョン・ケーシック前オハイオ州知事は、行政の経験があります。攻撃的ではありませんが、トランプのような成功実績があります。素晴らしい候補者ではありますが、素質においてはドナルド・トランプの足元にも及びません。
(続く)

【関連書籍】
幸福の科学出版 『守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1613

【関連記事】
2016年3月2日付本欄 トランプ、クリントン両氏が快勝 トランプ大統領で日本はどうなる? 
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11012

2016年4月号 アメリカ大統領選 トランプの正体 この暴言王は日本の友人か? 
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10968


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中国が南シナ海で新たな動き 戦闘機で全域をカバーする体制へ

2016-03-20 08:45:54 | 日記

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11071


(1) 中国が南シナ海で新たな動き 戦闘機で全域をカバーする体制へ

アメリカの海軍制服組トップのジョン・リチャードソン作戦部長がこのほど、中国が、フィリピンに近い南シナ海のスカボロー礁で、埋め立てに向けた動きを見せていることを発表した(19日付読売新聞)。


この地域を軍事拠点化すれば、中国は、南シナ海全域で戦闘機による作戦活動が可能になるという。

中国は南シナ海の岩礁を埋め立て、滑走路をつくり、ミサイル、レーダー、戦闘機などを配備している。

スカボロー礁を軍事拠点化すると、南シナ海は、「中国の海」と化す。

こうした中国の動きは、近年始まったものではなく、建国以来のものだ。アメリカの軍事力に怯えつづけてきた中国が、ついに、アメリカを寄せつけない体制を築こうとしている。

日本の国会では、安保法制など国防に関する議論で、いちいち紛糾するが、日本を取り巻く環境を見れば、いかに危ない状況であるか、ということは子供でも分かるはず。

日本は、アメリカをはじめとする周辺国との関係強化、そして、独自の核装備を含めた国防強化を進めなければ、国を守れなくなる。

【関連記事】
2016年2月15日本欄 「世界に争いの種を増やしたくない」 大川隆法総裁 講演会
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10917


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<トルコ>繁華街で自爆テロか、5人死亡 イスタンブール

2016-03-20 06:05:44 | 日記

毎日新聞【エルサレム大治朋子】トルコ最大の商業都市イスタンブールの繁華街で19日午前、大きな爆発があった。地元当局者によると、5人が死亡、少なくとも36人が重軽傷を負った。メディアは、男による自爆テロだと伝えている。現場は外国人にも人気のショッピング街「イスティクラル通り」で、トルコの観光業に大きな打撃を与えそうだ。

 ロイター通信などは、自爆犯1人が死者に含まれると伝えている。保健省によると、負傷者36人のうち少なくとも12人が外国人。最多はイスラエル人の6人で、アイルランド人2人、ドイツ人、イラン人などが1人ずつ含まれた。在イスタンブール日本総領事館によると、日本人が巻き込まれたとの情報は19日午後現在確認されていない。

 現場は2013年春に大規模反政権デモが起きた「タクシム広場」に続く繁華街で、中央には路面電車が走る。近くに居合わせたという英国人の女性ミュージシャンはツイッターで「泊まっているホテルの付近で大きな爆発があった。私は大丈夫だが、とても震えている。人々が死に、ひどい状況だ」と書いた。付近にはイスタンブールの知事事務所がある。現場一帯は爆発後間もなく封鎖された。

 トルコ当局者はロイター通信に、過激派組織「イスラム国」(IS)かクルド系反政府武装組織クルド労働者党(PKK)による犯行の可能性があるとの見方を示した。男は、警官にテロの意図を気づかれ、自爆した模様という。

 トルコでは首都アンカラ中心部で13日、自爆があり、37人が死亡。PKKに関連するクルド系武装組織「クルド解放のタカ」(TAK)が犯行を認め、攻撃継続を宣言していた。トルコは昨年夏以降、ISとPKKへの攻撃を本格化。TAKはこれに対する「報復」だとしている。


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【北朝鮮情勢】5回目の核実験準備か 米衛星分析「いつでも実施可能」

2016-03-20 05:47:19 | 日記
 【ワシントン=加納宏幸】米ジョンズ・ホプキンズ大学の北朝鮮分析サイト「38ノース」は18日、1月の核実験で使われた北朝鮮北東部豊渓里(プンゲリ)の核実験場の衛星写真を公表した。14日に撮影された。人の動きが確認され、「いつでも(5回目の)核実験を実施できる状態にある可能性が高い」としている。

 同サイトによると、坑道の入り口は、1月の核実験後に片付けられ、放射能漏れを防ぐために封鎖されているはずの坑道から排水されていることが確認された。新たな核実験のため、内部で枝分かれした別の坑道から地下水を排水しているとみられる。

 別の坑道入り口では、除雪された跡があり、実験関連施設では、車両が確認された。ただ、実験に使う核弾頭が運び込まれたかは確認されていない。

 北朝鮮国営メディアは15日、弾道ミサイルの「大気圏再突入の環境模擬実験」を視察した金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が「核弾頭の爆発実験と、核弾頭装着が可能な弾道ロケット(ミサイル)発射実験」の早期実施を指示したと伝えていた。


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韓国の銀行がソッポ 経済失速で平昌五輪にカネ出し渋り 本当に開催できる?

2016-03-20 05:30:40 | 日記

 開幕まで2年を切った韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪に、また暗雲がたれ込めている。大会組織委員会が「運営資金を確保するスポンサー」として期待した、国内銀行の協力が得られていないというのだ。同大会については、資金難から競技施設の建設遅延などが指摘されているが、無事に開会式を迎えることができるのか。

 注目のニュースは、中央日報(日本語版)が16日、《平昌冬季五輪のスポンサー、保身図る韓国の銀行》として報じた。

 朴槿恵(パク・クネ)大統領率いる韓国の威信がかかった冬季五輪。組織委員会は、インフラ予算を除く運営予算約2兆540億ウォン(約1955億円)のうち、約8530億ウォン(約811億円)を国内企業のスポンサー契約で賄う計画だという。

 同紙によると、組織委員会は昨年、サムスンや現代(ヒュンダイ)・起亜(キア)自動車グループ、大韓航空など大型企業10社をスポンサーに引き込み、同年11月末時点で目標額の57%を達成したという。

 ところが、銀行の勧誘には手を焼いているようなのだ。

 組織委員会は2013年中に、すべての銀行にスポンサー参加を要請した。提示した支援金額は約500億ウォン(約47億円)で、20年まで冬季五輪エンブレムを独占使用できるなどメリットは大きい。

 だが、スポンサーの入札に参加したのは5つの銀行だけで、最高価額も300億ウォン(約28億円)台中盤だった。組織委員会は対象銀行を減らし、後援金額も減額して提案書したが、また入札に失敗したという。

 背景には、深刻な韓国経済の低迷があるとみられる。

 半導体や自動車、鉄鋼、造船といった韓国の主力製造業は、中国メーカーの追撃を受け、1月の輸出が前年同期比18・5%減。家計の負債も昨年末時点で1207兆ウォン(約114兆円)と過去最高を更新した。1997年のアジア通貨危機以来の崖っぷちに立たされている。

 前出の中央日報は、入札不調の理由について、「銀行が平昌冬季五輪に中途半端(=後ろ向き?)な理由は、実益が足りないという判断のためだ」と指摘している。

 平昌五輪をめぐっては、競技施設建設の遅れや、宿泊施設のキャパシティー不足、高速鉄道の橋脚崩壊事故など、問題が相次いで浮上している。国内外から「本当に開催できるのか」と厳しい視線が向けられている。

 韓国情勢に精通するジャーナリストの室谷克実氏は「もともと、韓国ではウインタースポーツは人気がない」といい、続ける。

 「とにかく、インフラが整っていない。テストマッチがほとんどできないまま、五輪本番を迎えるのではないか。あらゆる施設工事がずさんという指摘もある。しかも、『雪が足りない』という致命的な問題がある。(企業のスポンサー契約は)最終的に朴政権が圧力をかけて金を出させるのではないか。ただ、大会が成功するとはとても思えない」


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大統領弾劾の動き加速=カギ握る最大与党―ブラジル

2016-03-20 05:30:25 | 日記

 【サンパウロ時事】史上最大の汚職事件に揺れるブラジルの議会で、ルセフ大統領への弾劾手続きが加速している。

 17日には下院で特別委員会が設置され、本格的な審議が始まった。大統領を支える連立政権は分裂の危機にあり、予断を許さない状況だ。

 野党は昨年、財政を健全であるように見せかけるために2014年の政府会計が不正に処理されていたとして、ルセフ氏に対する弾劾請求を議会に提出。ルセフ氏が再選された大統領選が同年に行われており、野党は選挙戦を有利に運ぶために不正が行われたと主張した。

 大統領弾劾には上下院でそれぞれ3分の2の賛成が必要となる。当初は成立困難とみられていたが、景気低迷に加えて、深刻な汚職事件が明るみとなり、情勢は一変した。

 与党労働党と連立を組む最大政党のブラジル民主運動党(PMDB)は、行き詰まるルセフ氏に危機感を強め、連立離脱を検討。党内からは「大統領には難局打開の能力はない」と公然と批判する声が上がり、13日に全国で行われたルセフ氏退陣を求めるデモに参加する議員まで現れた。 


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STAP細胞は否定されていない - 小保方氏の検証実験終了。2015.01.27

2016-03-20 05:29:51 | 日記

2015.01.27

あくまで「検証実験」が上手くいかなかっただけ

2014年4月9日の記者会見で「STAP細胞はある」と訴えた小保方氏。理研を退職した今も、その姿勢は変わっていない。写真:東洋経済/アフロ

 しかし、これでSTAP細胞が存在しないと証明された訳ではない

 検証実験チームの責任者だった相澤慎一氏は、12月19日の結果報告の会見で、「STAP細胞はあるのか」という質問に対し、次のように答えた。

「その質問には、科学者としてお答えできません」「STAP細胞がないからやめるわけでなくて、検証実験の範囲で再現ができなかったので、その範囲でやめるということ」  

小保方氏の検証実験は約3カ月という限られた時間で行われた上、監視カメラで24時間録画され、監視役が立ち会う異例の態勢で行われた。

相澤氏は会見で、「このような犯罪人扱いしたような形で、科学の行為を検証することは、科学にあってはならないこと」と反省の弁を述べた。

 また、検証実験は発表された論文通りの条件でしか行えず、溶液の微調整すら許されなかった。これでSTAP細胞の存在の有無を十分に検証したとは言えない。

 小保方氏は、ES細胞の混入を否定しているが、そもそもすぐに分かる細工を施す動機は見当たらない。小保方氏の上司だった故・笹井芳樹氏も、昨年4月の記者会見の際、STAP細胞にはES細胞と異なる性質が見られたことに言及していた。

 しかも、ES細胞の混入というが、それが故意か、過失か、また、いつ誰が何のために混入させたのかは、何一つ分かっていない。今回の理研の対応は、「STAP細胞の有無」より、混乱の収拾を優先させたように見える。

 

 

締め付けよりも「自由」を

 下村博文文科相は、来年度の予算案で理研の運営費交付金を3%減らしたことを、「不正防止のための改革を最優先し、新規の研究開発を抑制した」と説明した。しかし不正防止に力を入れすぎて新しい発見が出なくなれば本末転倒だ

 研究論文が有名科学誌に載ることが、名誉や予算増につながることは否定できない。ただ本来は、発表された論文の内容についての自由な議論が進むことで研究も発展する。その研究に途中で間違いが見つかれば、修正して進めればいい。

 

 一度のミスですべてを終わらせる姿勢は科学の発展につながらない。科学における「自由の価値」をもう一度見直す必要がある。


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