山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

峰入り古道(春峰)・一日目

2016-01-13 14:27:51 | 福岡県の山
2016年1月11日(月)宝満山~三郡山~大根地山~冷水峠)

今日はポンちゃんさんにお誘いいただき、宝満山から英彦山への峰入り古道(山伏たちの修験道)を歩く第一日目です。
私たちは大根地山登山口に車を止め、Kさんに迎えに来ていただきました。
Kさんありがとうございました。気さくにお話しいただき、最初の緊張がほぐれました。ホッ(^^)

Kさんの車に乗せていただき、竈門神社の駐車場へ。
ここで円陣を組み、自己紹介です。ドキドキ~~
ポンちゃんさん、発案してくださったいーさん、先導して下さる信ちゃん俊ちゃんさんご夫妻、Kさん、higetiasさん、風来坊さん、寝太郎さん、五百枝さん、そして私と夫殿の総勢11名です。
山のベテランさんばかりですが、優しく楽しい方たちばかりでした!
ポンちゃんさんといーさんから峰入り道の春峰・秋峰の地図や、大根地山の資料・今日の行程図を頂きました。

まずは竈門神社に今日の登山の安全を願って参拝です。


ところが、ところが~~
私の頭の中の記憶が全く途絶えています。
信ちゃんさん俊ちゃんさんの後ろに付いていきながらも、緊張しすぎて歩き始めを覚えていない。
気づいたら百段ガンギ。


皆さんの後ろ姿と、足元の石段ばかり眺めて登りながら、頭の中は空っぽこ!
中宮跡で休憩です。


実は~~
今回の山行はきっと汗を拭く暇もなく、歩きつめるのだろうと思っていたのです。
汗を拭く暇も、上着を脱ぐ暇もないだろうと。
そこで私は前哨戦の大根地山では「ザックを降ろさず、歩きながら上着を脱ぐ練習」をこそこそと二度もやっていたのです。お笑いでしょ!

でもそんな心配はなく、水分補給タイムもあり、立ち止まって上着を脱ぐこともできました。
先頭の信ちゃんさんがくるっと振り向いて、「すいぶんほきゅう~」と声を掛けてくださるのです。おかげさまでずーっと気持ちよく楽に歩けました。
休憩のときは皆さんから飴やチョコ等ののおやつまで頂いてゆっくりできました。

中宮を過ぎて少し歩くと行者堂の石垣です。


ここでポンちゃんさんから、宝満山と英彦山の行者堂は向かい合って建てられていたのが、修験道の廃止で宝満山の行者堂(現在のキャンプ場辺り)は谷底に突き落とされたのだと、お話を伺いました。勉強させていただきました。
お話を聞きながら、転がり落ちていく堂が見えるようで心がしーんとなりました。

梵字岩です。二つの梵字が見えます。
(もうちょっとよく見えたら梵字を調べてみたいのに~。)


宝満山山頂


仏頂山 (祠は心連上人のお墓なのですね。ポンちゃんさんの説明で初めて知りました。)


三郡山への縦走路はいつも気持ちいい。今日は最高に気持ちいい!!


三郡山に到着して昼食です。
またもや、おやつをたくさんいただきました。なんだか幸せ~~モグモグ(*^_^*)


集合写真も撮っていただき(省略)昼食の後は大根地山へ向かいます。
ポンちゃんさんとKさんが前もって確かめてくださった道を飛ぶように下りました。
途中何度か車道に出るものの、すぐに山道へ入りダダダダーーッ、タンタラターと下りました。
いつもなら「あれえ~、何とご無体な~このような急な下り~」と躊躇していたと思います。
でも今日は「ひょっほーっ、ひょっひょーっ」と面白いように足が進み楽しかった!!
どこからどう進んだのかはちっともわからず、ただただ歩くのが楽しくて~~ 


皆さんで大笑いした「一日道」


車道を歩いて


「竜岩自然の家」まで行きトイレ休憩です。
ここでもおやつを頂き、美味しい!!


残すは大根地山!
おしゃべりしてたらちっともきつくない。


荒熊稲荷神社


ストック出したけど、いらなかったな~(一応、元気度アピール)


大根地山神社にお参りして


イエーイ!大根地山山頂です!!
ここで、いーさんが年間150回以上も山に登られるというお話を楽しく聞きました。
新しく買った靴も一年しかもたないとお聞きし、驚くやら可笑しいやらでした。(*^_^*)


後は下るだけー


私もカメラを持ってくればよかったな~~。
写真を撮る余裕もないだろうと思い、私は手ぶらで、夫殿が古いデジカメのみ。
カメラを持ってくればよかったな~~。
今日一日の一番のお気に入りの風景が取れなくて残念。

長崎街道の説明板


さらに進んで、赤白の前掛けをつけたお狐様の前をとおりゃんせしたら、


最終地点の大根地神社の鳥居へ出てきて今日の山行は終わりです。


皆さん、大変お世話になりました。
楽しい楽しい一日でした。
ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
またご一緒させてください。(*^_^*)

本日の軌跡


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