2019年5月3日(金)晴れ
連休は娘と旅行したり、おチビ達と連日遊んだりですが、もう一日位は山で遊びたいと思い、両子山に登ってきました。
1300年もの歴史を持つ両子寺は、美しい新緑に囲まれ、見どころも多く、特別感のある幽玄の世界でした。
両子寺七不思議のひとつ、「無明橋」
橋の下には観音様がいらっしゃいます。
橋を渡ると「仁王門」
もちろん仁王様たちの足をしっかりさすってから歩き始めました。
古い階段の一つ一つを歩くだけでも歴史を感じます。
朝の空気の中で、新緑がさわさわ揺れていました。
護摩堂が見えてきました。
線香をたて、ろうそくに火を灯して祈ります。
「しぐれ紅葉」(七不思議)
木の下に立ち上を見上げると、晴天の日でもしずくが落ちるといわれている。
大きくてカメラに収まりきらない。
「鬼橋」(七不思議)
千徳坊という力持ちのお坊さんが山から引きろして橋にしたといわれる。
鬼橋を渡って、古い階段を上がります。
お寺なのに鳥居?奥の院へと導いてくれます。
707段あるといわれる苔むした石段を上ります。
そんなにあったかな? 数えていなかった~(>_<)
奥の院が見えてきたかな
神仏習合の証と言われる奥の院。
岩を繰りぬいて作られています。美しいですね。
岩屋洞窟
奥の院から少し後戻りして、お山巡りへ
鎖をつたって
深い山に入ってきました。
もう、観光の人はいなく、静かな山歩きです。
岩を絡めとる木の根
「針の耳」(七不思議)と百体観音
夫殿、うまく通れましたね。
「鬼の背割 」(七不思議)
千徳坊という力持ちのお坊さんが、背で割って通路をあけたといわれる二つの大岩
通り抜けて反対側から見ると、光が差して昔話の世界に見えました。
分岐表示・難コースへ
急登でしたねーー!
滑る、滑る~、トラロープにも掴まり、ひーこら登りました。
つい先日脊梁を歩いたとは思えない超ヘタレで、時間のかかること!
笑われますよね。
稜線に上がってからは少しは傾斜が緩やかになりました。
やっと、山頂!(721m)
いい眺めです。
何だ、この態度!ヘタレすぎ。
空がこんなに青いってのに!
休憩したら、ぐるりぐるりと急なコンクリートの坂道を下りました。
かなり急だったので、これを登るのは嫌だなあと思いましたが、登ってこられる方も何人かいて、凄いなあと思いました。
「鹿の爪割り」(七不思議)
親子鹿の大小の爪跡が残ってるというけれど、硬貨がツメ込まれているのね。
護摩堂まで戻って、改めて中に入って参拝しました。
「仏足石」の上に足を乗せ、足腰の健康を願いました。
さらにはお守りも買い求めたので、これからの山歩きはばっちりでしょうか。
六郷満山を感じながら歩く両子山は見どころ多く、かつ険しくてなかなか足が前に進みませんでした。
以前から一度は訪れてみたいと思っていたので、来ることができて良かったです。
「走水観音」(七不思議)へは車で行きました。
干ばつでも水は干上がることなく、雨季でも増水せず、年中一定の水量を保っており、水温もまた常に変わらないという。
十分に楽しんだので、三浦梅園旧宅にも行ってみると~
「浩宮さまご来訪記念樹」があった。
令和の新天皇が、皇太子時代にここを訪れていらしたのですね。
連休の山は、脊梁と両子山です。
どちらも印象深い良い山でした。普段とは違う山を歩けて良かったです。
「山はいいなあ、もっと登りたいなあ」