2020年7月19日(日)曇り
18(土)は夫殿が下肢静脈瘤の手術をしました。
右足の血管が網目状に浮き出ていて、ぼこぼこと小さなこぶ状に盛り上がっていたのです。
夜寝ているときや、山歩きで足が攣りそうになったりすることもあったので、診てもらうと、「このままほっておくと山歩きできませんよ」と言われたのです。
そんな――、もっと遊びたいのに。
そこで、一大決心!手術することにしました。
手術そのものにかかる時間は15分程度で、日帰りできます。
ミイラのように包帯をぐるぐる巻きにされて帰ってきましたが、元気!!
大きな負担はないようで、私も安心しました。
翌日の日曜日にはぐるぐる巻きは外され、黒タイツ姿になりましたが(@_@。
夫殿は山歩きが出来ません。
そこで、私一人で行ってきまーーす!
一人で行けるのは、天拝山、牛頸山、宝満山くらいです。
今年は宝満山に登ると、×××です。へたれてばかり(*_*;
そこで、一人でゆっくり歩いたら、納得の歩きが出来るかなと思い、行ってみました。
19(日)竈門神社に上がるところには、風鈴がぶら下がっていました。可愛いね。
(短冊がまだついていないから、これでは音が鳴りませんね)
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竈門神社には「茅の輪くぐり」ができていました。
一回目は左回り、二回目は右回り、三回目にもう一度左回りをして、最後にまっすぐ進んでお参りします。
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その通りにお参りして、無病息災・家内安全、特に今日の宝満山歩きが安全に出来ますようにと、お祈りしました。
いよいよスタート。このところの雨でやはり水が多い。
いつも歩くところなのに、なぜか緊張します。
ウバユリ
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この石段登りが苦手。やっぱり足が重い。
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三合目の水場まで来て、一休み。
ザックを下ろして休憩していたら……
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白髪で上品なお顔立ちの女性に声をかけられました。
「ここは何回目?よくいらっしゃるの?」
「はい、何度か来ていますが、暑くて、きつくて~」
…と普通にお話していたのですが、黄色い小さな紙を差し出されて、
「少しお話聞いていただける?」
良いラジオ放送があるそうで、十年以上聞いているからあなたも是非~~ということでした。??
前回、何度も立ち止まり休憩した百段ガンギは三回休憩。
(いつもなら、休憩なしで上がれるのになあ、またダメだな)
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中宮でも大休憩(^^;)
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カンゾウの花がくっきり。
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中宮から先は、団体さんの尻尾に付いてしまい、立ち止まりながらの歩きになりました。
おかげできつくない(^^;)
山頂は密・密・密の大賑わいでした。
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グビグビ飲んで(カフェラテ)、パクっとコンビニサンドを食べて、さっさと下山します。
女道から帰ろうとキャンプセンターに行きかけたのですが、後戻り。
少しでいいので、岩ではなく、土や落ち葉を踏んで歩きたく、仏頂山まで行きました。
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これで納得!静かでいい気分。
上を向いたら、空は幽玄の表情。
いいなあー、きついばかりの気持ちも収まりました。
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戻ってキャンプ場。
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ギボウシも霧に濡れてうなだれている。
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宝満山、寒い季節になったら、また元気に挑戦しよう。
家に帰って、三合目の水場でもらった黄色い紙を広げてみると、「伝道」の文字。
私、よほど浮かない顔をしていたに違いない。
きっと救ってくださろうとしたのでしょう。
それにしても、山での勧誘もあるのかなあ。