少子化対策の費用として、医療費から一人平均で月500円を徴収されるとのこと。実質増税である。しかし、それが本当に少子化対策の経費として有効に活用されるのだろうか。岸田内閣の打ち出している少子化対策という名目での子育て支援計画は、結局は、困窮化している若者世代に、結婚とか子供を持つということさえも諦めさせるような気がしてならない。私たちのような古稀世代は、まだしも若い時に親の援助が受けられた世代であったが、現在の若者世代はどうなんだろうか。
今日、アマゾンに髭剃りのシェーバーとウオーキングシューズを注文した。いずれも三千円台くらいのものであったが、決めるまでにはパソコンと数十分間も睨めっこしてしまった。ここ数年で食糧費などが高騰している為に、年金世帯では自由に使えるお金の余裕がなくなりつつある。かといって株価が上がっているといっても、それになけなしの貯金を注込む勇気が持てない。我々世代は、バブル期の株価が高かった時代のことも知っているし、その後の○○ショックで株価が急落してしまったことも体験している。金利はやがて上がるだろうし、現金や普通貯金で持っているよりも投資すれば儲かる可能性もあるというのが政府のお偉いさんや株屋さんの理屈だが、老い先短い身としては、今更の長期投資は出来ないし、例えば、トランプが大統領に返り咲いたりした時の国際情勢の混乱などを想像すると、残った貯金を投資に回したりするのはリスクが大きい。せいぜい、今、株式投資に回している金額の範囲内で、毎日チマチマと株価のグラフを睨んでいるくらいが関の山になる。明日は株価は反落するだろうが、このタイミングで押し目買いに出るのも、かなり勇気がいることだと考えている。