ひまわりさんより(3月18日)
今日は私の両親、弟たち、夫と子供、7名で、東京青山墓地にあるセブンスデー・アドベンチスト教会の初代宣教師、
ウイリアム・C・グレンジャー先生の墓前礼拝に行ってきました。
グレンジャー先生は、米国ヒルズバーグ大学の学長でしたが、日本人伝道の志を持ち、
ちょうどそのころ日本から留学していた大河平輝彦(おこひらてるひこ)青年と共に、明治29年(1896年)、
日本へ「三天使の使命」を宣べ伝えるためにやってこられたのでした。
三天使の使命とは3月12日にも紹介していますが、生きてイエス様の再臨を迎える備えをするというメッセージです。
この時代に、日本にはすでにかなりの教派の伝道が行われていました。
しかし、これらの教派は、信仰による義を通して、死んだ後キリストに会う備えをさせる教えでしたが、
三天使の使命は、エノクやエリヤのように、生きて天に上げられる民を備えるものです。
先生は、このメッセージを、日本人に伝え続けられましたが、慣れない気候風土、
米国伝道局の手違いによる活動資金の遅れによる生活困窮などにより、帯日わずか3年弱で病死されました。
その少し前に、4名のバプテスマがあり、日本伝道の基礎がようやくできつつあった時でした。
先生は臨終の間際に、傍らにいた教え子国谷秀先生に「あなた同胞を愛しますか」という問いかけをされました。
国谷先生は、「しかり、愛します」と力強く答え、それを聞いたグレンジャー先生は満足そうに微笑を浮かべ、
「私は日本に使命を伝えに来たが、果たさなかった。わたしは、今世を去ろうとしている。
わたしは信仰の道を守った。あなたがたも忠実であって欲しい。そして天において再会しよう」
と言われ眠りにつかれたのでした。55歳でした。
私たち家族も、この使命を伝えるために再献身を誓いました。
ヨブの忍耐 (デビット・カン講演)
その次に、彼の富が全部奪われていきました。
その時も、彼は文句を言いませんでした。
サタンが再びやってきて、神様が尋ねられるわけですね。
「あなたはどこから来たのか」。「私は地球の支配者です」。神様は、「あなたが地球の支配者だというなら、
なぜあのヨブのような人物が、まだあなたの支配する国に住んでいるんだ」と言われました。
「神様、待ってくださいよ」と、サタンは言うわけです。「私が彼の身体に触れるのを許されるならば、
彼はあなたを拒むようになるでしょう」。そこで神様は、サタンに向かって、
「あなたが彼の命を奪うのでなければ、あなたの好きなように彼を苦しめなさい」と言われました。
そのあと彼の身体全体にできものができました。
終末において、七つの災害の最初の災害ができものですね。
ヨブはあたかも神様から見放されたような状態に追いやられました。
そしてヨブが灰の上に座っていた時に、彼の妻が彼のところにやってきて、「あなたは神様を呪って死になさい」と言いました。
ヨブにとって、これは本当に苦しい状態でした。皆さんだったら、あのような状態に置かれて、どのようになされるでしょうか。
聖徒たちが「ヤコブの悩み」に投げ入れられるという意味、皆さん理解しておられますか。
どんな状態に陥っていくのか、私たちにはわかっていません。ただヨブの忍耐を学ぶ必要があるのです。
神様に対する愛を、しっかり持つ必要があります。