永遠の救いの秘訣は、救いの源であるキリストと、いつも正しい関係を維持することにあります。イエス様は「しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる」(マタイ24:13)と言われました。試みと誘惑を受ける時、神様のみ力に頼って、それを退けない者は、結局救われないでしょう。最後まで耐え忍ばない者は、彼らの名前が命の書から除去されることになります。永遠の命に関して、無条件の、永久的な救いを主張する人たちは、ある種の罪や弱さを持っていても、イエス様の救いを信じているなら救われると言います。しかし、ヨハネの黙示録3章5節は、真実なクリスチャンは、罪に対して完全に勝利できるということを明白にしています。「勝利を得る者は、このように白い衣を着せられるのである。わたしは、その名をいのちの書から消すようなことを、決してしない。また、わたしの父と御使たちの前で、その名を言いあらわそう」このみ言葉が教える意味は明白です。勝利できない者、つまり、最後まで耐え忍ばなかった者は、彼らの名前が、いのちの書から消されるという言葉です。
これから引用するすべての聖句は、同じ真理について語っています。故意に罪を犯し続けるなら、永遠の命を得ることができる関係を断絶させてしまいます。永遠の命には、常に条件が伴うという事実を忘れてはなりません。
「しかし、神が光の中にいますように、わたしたちも光の中を歩くならば、わたしたちは互に交わりをもち、そして、御子イエスの血が、すべての罪からわたしたちをきよめるのである」(Ⅰヨハネ1:7)「初めから聞いたことが、あなたがたのうちに、とどまるようにしなさい。初めから聞いたことが、あなたがたのうちにとどまっておれば、あなたがたも御子と父とのうちに、とどまることになる」
(Ⅰヨハネ2:24)
「わが義人は、信仰によって生きる。もし信仰を捨てるなら、わたしのたましいはこれを喜ばない」
(へブル10:38)
「人がわたしにつながっていないならば、枝のように外に投げすてられて枯れる。人々はそれをかき集め、火に投げ入れて、焼いてしまうのである」(ヨハネ15:6)
「よくよく言っておく。もし人がわたしの言葉を守るならば、その人はいつまでも死を見ることがないであろう」(ヨハネ8:51)。
「神の慈愛と峻厳とを見よ。神の峻厳は倒れた者たちに向けられ、神の慈愛は、もしあなたがその慈愛にとどまっているなら、あなたに向けられる。そうでないと、あなたも切り取られるであろう」
(ローマ11:22)
「兄弟たちよ。それだから、ますます励んで、あなたがたの受けた召しと選びとを、確かなものにしなさい。そうすれば、決してあやまちに陥ることはない」(Ⅱペテロ1:10)
「なぜなら、もし、肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬ外はないからである。しかし、霊によってからだの働きを殺すなら、あなたがたは生きるであろう」(ローマ8:13)