罪から逃れる道 第18回
≪再創造された人≫
ガラテヤ人への手紙5章16節から18節にこうあります。
「わたしは命じる、御霊によって歩きなさい。そうすれば、決して肉の欲を満たすことはない。なぜなら、肉の欲するところは御霊に反し、また御霊の欲するところは肉に反するからである。こうして、二つのものは互に相さからい、その結果、あなたがたは自分でしようと思うことを、することができないようになる。もしあなたがたが御霊に導かれるなら、律法の下にはいない」。
「御霊によって歩きなさい」とあります。皆さん、御霊によって歩くとはどういう意味でしょうか？それは、御霊によって、御霊の中に歩くという意味なんです。私たちは毎日、一歩二歩三歩と歩いて生活するのですが、その一歩一歩、御霊に導かれるように，御霊の中に歩むことを選択することです。私たちが御霊によって毎日歩くなら、決して肉の欲を満たすことはなくなるのです。
皆さん、自分の心はよく分かりますね、私も自分の心は知っています。私も御霊の内住が心になければ、もし私の心を御霊が支配されないなら、私は本当に傲慢なものなんです。肉があふれる者なんです。傲慢で利己的で、欲張りで、私のうちには罪の本性、罪の傾向しか持っていない者なのです。このような肉につくものが、御霊の支配を受けないなら、イエス様を信じて信仰生活20年、30年過ごしたとしても、結果は同じ、敗北だけなのです。私たちの内に御霊がなければ、義もありません。
