罪から逃れる道 第14回
≪キリストの心を求める≫
第1ペテロ5章10節を見てみましょう。
「あなたがたをキリストにある永遠の栄光に招き入れて下さったあふるる恵みの神は、しばらくの苦しみの後、あなたがたをいやし、強め、力づけ、不動のものとして下さるであろう」。
キリストの栄光に入るのは、しばらくの苦しみの後、私たちが肉の苦しみを受けた後に、神様は私たちを不動のものとして下さると、み言葉は約束しています。
罪を終わらすために、まず私たちの罪が終わるためには、最初に何が必要でしょうか。それはイエス様と同じ心、同じ気持ち、同じ思いをもって心の武装をすることなんです。心を武装すること、つまり、イエス様の心が私たちに生じるべきなんです。どうすればそうなりますか?私の人生、私の考え、思いを、私たちの人生において主のみ前に屈服させ、放棄しなければなりません。罪を悔い改め、放棄する、捨てなければなりません。私たちは主の前にすべてを屈服させ、放棄した後に許しを請い、イエス様の心を、切なる思いで訴えなければなりません。
イエス様もこの地上におられた時には、激しい叫びと涙をもって父なる神様に祈られましたが、私たちもそのように、イエス様の心を受けられるように祈り求めなければなりません。私たちの内に何かもやもやした心が起きてきた、そのときにイエス様の心を与えて下さいと祈りましょう。私たちに誘惑が来て動揺するとき、イエス様の心を、動機を与えて下さいと祈りましょう。私たちの内に、相手を許せない心、人を批判する心、また誘惑に引っ張られる心が生じるときに、イエス様の心を下さいと心から願わなくてはいけません。もし私たちが、そのような心の武装をしないなら、罪はいつまでも終わることはありません。
私たちが夜眠りについて起きるということは、いわば死んで復活することですから、私たちは毎朝、新しい神様の恵みを受けなければなりません。毎日恵みと力を受けなければいけません。罪から逃れる人、罪が終わる人は、まずイエス様の心を受けて、イエス様の心で武装しなければならないのです。
皆さん、このような戦いの中で苦しんでおられる方がいらっしゃいますか?そのような方は、神様の変わらないみ約束にすがって下さい。皆さんの中で、罪に陥っている方いますか?もう一度起き上がって、このように祈ってください。「イエス様の心を私にお与え下さい」と祈って下さい。そうしたら、また立ち上がることが出来るのです。