ボランタリー画廊   副題「げってん」・「ギャラリーNON] 

「げってん」はある画廊オーナとその画廊を往来した作家達のノンフィクション。「ギャラリーNON]は絵画を通して想いを発信。

げってん(その23)-画廊新設-

2007年07月22日 | 随筆
 1975年12月20日画廊新設記念展が催された。
眼鏡店の壁面コーナーを展示場所にしてきた今までの画廊は、画廊と言えるかどうか分からないが、それでも10点~15点の作品が展示でき、側に応接セットが置いてあれば、眼鏡のお客さんより画廊のお客さんがたむろすることが多く大いに賑わった。画廊主の記念展案内状に記した文は専用画廊がもてた喜びが滲み出ている。

 ごあいさつ
 めがね店の壁面を利用頂いて10年、いろんな画家や同好の方々により育てられてきたマルミツも、この度永年の念願でありました"独立した画廊”を2階に新設いたし、誰もが気軽に語り合える「ひろば」として新しく発足致しました。この喜びとともに美術を愛する方々のご支援を戴き地域文化の向上のため少しでも役立てばと念じております。  店主

 記念展は作家41人が小品を持ち寄って祝った。

 「げってん」を書き始めて23回になったが、これまで登場しなかった出品者のお名前を記載して地域文化の向上に一矢を放たれたことに敬意を表したい。
 上原朝城(俳句)、冨田力、後藤愛彦、寺田正、向井みつを、中野靖夫、長浜良明、千原長子、原田純子、敷田一男、島実、奈尾豊、久野大二、池田幸子、大庭キミ、田中紀代、門司せつ子、小林美代子、佐伯佳昭、横尾明彦、榎本英雄、越智おさむ、宮本宗雄、宮本暁子、安高純代、田口裕司、津口光、伊藤合太郎、田頭敏夫、原田順子、原田ふみ子、石丸華陽、古田柳鶴、小溝倶子、西尾彪、松田昭八郎、芦馬治男、星野亮、乗松惟基、園山硯峯。


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